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映画「ハートロッカー」と葬儀屋さんの共通点とは




今回は映画「ハートロッカー」を観た感想です。

『ハート・ロッカー』(The Hurt Locker)は、キャスリン・ビグロー監督による2008年のアメリカ映画。イラクを舞台としたアメリカ軍爆弾処理班を描いた戦争アクション。

2008年のヴェネツィア国際映画祭、トロント国際映画祭で上映。第82回アカデミー賞では9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門で受賞した。

映画の感想を書くのはおくりびと以来ですね。
(参照ページ:映画「おくりびと」の粋ではない批評
アカデミー賞受賞ということで
いろんな人がこの映画について語っています。

私は、主人公の働きを見て
「葬儀屋」の仕事を連想してしまいました。
(やっているレベルは全然ちがうんですけどね。あちらは文字通り命がけ)

共通点として
・チームワークを前提とした仕事
・失敗したらやり直しがきかない過酷な状況
・細心の注意を払っても
突然の予測不可能なハプニングで現場がメチャクチャになる
・肉体的・精神的に過酷な状況で、
誰かがやらなければいけないことをやっているのに、
世間から理解されない。
(主人公は爆弾処理を自分の倫理に基づいて命がけでやっているが、
そもそも今回の件はアメリカが悪いんじゃねぇか、と世界は評価している)
・しばしば、もうこのプレッシャーはイヤだと思うくせに
現場に身を置くことにしかアイデンティティを見いだせず、
時には家族との平穏な生活すら犠牲にする。

もちろん主人公のキャラクターが爆弾処理班の中でも
ちょっと特異なように
葬儀屋さんも、みんながみんなこんな感じではないとは思いますが、
(アメリカのやり方には嫌悪感を感じつつ)
一個人の視点からは共感してしまうところもあるという感じです。

ああ、それから「hurt locker」には「苦痛の極限地帯」という意味以外に
「棺」っていう意味もあるそうです。











6 件のコメント

  • 今度レンタルしようと思います。 

    バイトからの件のアドバイスありがとうございました。都内在住ですが神奈川の某所の葬儀社バイトを検討していました。 

    とにかく早く就職して 
    『おくりびと』『弔い人』(とでも例えるのでしょうか?)になりたいです。

    『固定』『安定』等の『定』がなくなり、これから日本は衰退してくので『葬儀業界』は需要があると思っています。

  • 度々すみません。 
    質問なのですが~ 

    自宅から遠いと葬儀社からは嫌われますか?

    あと某サイトから、これかな?って所に電話かけまくって数社に社員募集してるか?問合せして聞きましたが・・・ダメでした(当然かもしれませんが・・・)

    給料はどんな感じなんでしょうか?
    未経験だから、高くは期待してませんが・・・

    やはり平均して、当直は問題なく、週一休みで月給で、ボーナスが出る所がいいって思います。

    が、昨今の景気悪化の影響のせいか?中々希望に即した条件ってないんですが?やはり、僕の考えが甘いのでしょうか?

  • たけ 様、こんばんは。

    > 自宅から遠いと葬儀社からは嫌われますか?
    うーん、まわりにも通勤1時間以上っていう人は何人もいますけど、ただ体力的にハードですよね。

    > 給料はどんな感じなんでしょうか?
    Google検索で「葬儀屋 給料」と入力してみてください。
    私の記事が出てくると思います(^_^)あくまで参考程度に。

    > が、昨今の景気悪化の影響のせいか?
    私のスタンスは葬儀業界は「衰退産業」という認識です。
    だからこそ職場環境のチョイスは重要だと思います。

  • 物理教師 さま 

    こんばんは、いつもリアルなコメントありがとうございます。

    とても参考になります。
    『衰退産業』ですか(^^ゞ僕は『本質的に大変喜ばれて感謝される』仕事だと思ってます。

    どんな仕事でもそうだと言われたらそうかもしれませんが・・・

    警備より確実にお客様に感謝されて、確実に業務遂行出来る業界と感じてます。警備屋はディフェンス要素が強いのとトラブルシューターの要素が強い業界です。

    本来ならば警備屋は社会に必要ない世界であり、人間がルール常識を守れるならば必要ない世界と思ってます。

    葬儀は古代から存在して必ず必要な世界と思っています、無神論者だからかもしれないが、宗教と結びついて『あの世の論理』がこの世の論理と結び癒着しだしたから、世界がおかしくなったと思ってます。

    純粋に最愛な隣人、恋人家族等亡くなれた時に偲ぶのが『人間らしい感情』で 『あの世の案内人』として存在すべき『宗教』が生活の一部に入ってきたのが 問題かと思ってます。

    (すみません、素人がてら意見を語ってしまいました)葬儀自体過去三回ありまして小学校時代のクラスメイト、祖父、祖母です。

    仕事柄不特定多数の方と接し一番に感じるのは 
    『世代年齢問わずおかしくなったヤツが増えた』
    と感じるんです。

    だからこそ、『葬儀屋』として稼いで満足に幸せに暮らし、先輩方みたくネットやブログやって情報発信していきたいってのが
    細やかな希望です。

    日本で 
    『命の重さを毎日実感して訴えていけるのは、本質的に葬儀屋さんしかいない』って思っています。

    すみません長文になりまして、早目に転職決まる様に頑張ります。 

    ありがとうございました。

  • 物理教師さま 

    下世話な質問なのですが
    個人的には未体験で、怖くないのですが霊感とかある方が多かったり幽霊とか見たりする方が多いのでしょうか? 

    以前噂話で聞いたものでして・・・ 

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