あたらしい葬儀「本」




今日ご紹介する本はこちら。

「損しない葬儀」がよくわかる本

実はこれ本じゃなくて、ituneストアからダウンロードするアプリです。

もともと自社で配っている小冊子が元ネタのようです。
ダウンロード無料ですので、iPADをお持ちの方は
お読みになってはいかがでしょうか。

iPADユーザーと、葬儀の購入者(=施主)は、
あまり重ならないと思われますが
新しい試みをまず評価したいと思います(って偉そうですね、私)

あまり話題にはなっていないようですが
というか自社のサイトでも紹介していないくらいですが(^^;)
ああ、リンク先のブログでは紹介しているみたいですね・・・けどアプリ版じゃない(>_<)

まずは間違っている部分の指摘から・・・

ってホントに意地悪な奴ですいません。
こういう書き出しの方が、読者の食いつきがいいもんで・・・

葬儀の主流が50万円というところはスルーして

60ページ
「入会した互助会がつぶれてしまったら(中略)当然ながら、掛け金はパー」
これ違いますよね。一応半額は戻ってくるルールですよね。

あと私と見解が異なる点をあげてみます。

いや、ホントに意地悪な奴ですいません。
こういう書き出しの方が・・・

葬儀社を比較するポイントとして
同じ値段なら目に見える祭壇を比較して・・・
とおしゃってますが(95ページ)
もちろん単純化してやさしく説明したいのは分かるんですが
同じ値段でもいろんなセットになっているケースも多いので
消費者には実際比較は難しいんじゃないかな-
と思いました。

葬儀社に行ったときに、するべき質問として
「どれくらい正確な見積もりが作れますか?」
っていうのも、ちょっとどうかなって思います。
回答例として「誤差は平均何%です」っていう例をあげてますが
そんなデータを即答できる葬儀屋さんはいないでしょう。
仮に「誤差4.8%です」と答えてもらったとしても
それはいいの?わるいの?
ね、分かんないですよね。

てな感じでいろいろ言ってきましたが
総合的には良いコンテンツだと思います。

最近の「業界改革してます系」の書籍(というかコンテンツ)の傾向なのですが、
ややステレオタイプな内容ではあります。
しかしそれはひねくれた視点で
日頃葬儀本に目を通している私がそう感じるだけで(^^;)
初めて読む方には、充分な内容だと思います。

だから「買い」です。

無料ですけど。

(追記)
著者として本やコンテンツをリリースした以上、
購入者に作品を論評されるのは当然予想されていると思います。
しかし一方で本職の物書きでない人にとって、
いろいろ論評されるのは厭なものだというのは私も十分理解しております。
この文章は別に著者を困らせることが目的ではありませんので、
要望が有れば希望箇所を削除するのはやぶさかではないことを、
お断りしておきます。




2 件のコメント

  • 資本主義社会における成熟した市場では優秀劣敗との考え方が適応できますが、産業としての葬儀は成立していますが市場としてはまだまだ成熟しているとは言えず、自然淘汰されなければならない部分が多く見られます。

    特に世襲率が高い業界であり、先々代や先代の様に高い葬儀、豪華な葬儀が良いとされてきた「バブル葬儀」とのギャップが大きく、現在のニーズに合った葬儀を考え舵取りするのも世襲した若い経営者の責務でもあります。
    その点では、葬儀社の儲かっていた時代を知らない他業種からの参入がニーズに添いやすい部分がありますが、伝統や過去に固着せずに「新しい考え方」が出来れば、既存の葬儀社にも出来ることがいっぱいあると思います。
    「主体」をどこに置くかが最大の課題です。

  • prof様、
    > 伝統や過去に固着せずに「新しい考え方」が出来れば

    葬儀屋の2代目3代目の若手には優秀な人が多いと思います。
    子供時代に嫌な思いもしたであろうに、後を継ぐというのは、志がないと難しいと思いますし。

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