イギリスの葬儀の値段




最近ネットで

ハイテク関連企業、葬祭業に目を向ける 遺骨を月に送る費用は1万2500ドル

という記事を見かけました。

イギリスでは毎年50万人が死亡する。ある市場研究機関の調査では、毎年、イギリス葬祭業の営業収益は約20億ポンドだ。墓地供給の不足による火葬費用の上昇を追い風に、2014年、葬祭業の営業収益は4.7%伸びる見通しだ。

現在1ポンドは172円くらいなので20億ポンド≒3440億円
これをイギリスの年間死亡者数50万人で割ると 
葬儀一件当たりの値段は 688,000円になる。

イギリス

とはいえこの記事には出典がないので
イギリスのGoogleを使い「funeral average cost」で検索

この記事を読むと
discretionary estate administration costsの2,160ポンドは
多分墓の初期費用っぽいので除外すると
火葬埋葬費用に3,456ポンド(594,432円)+花や飲食費用に2,006ポンド(345,032円)
=葬儀の平均単価は939,464円 ということに。
On average, the price of a typical funeral, including non-discretionary fees and a burial or cremation, is £3,456.
The average amount spent on extras such as a memorial, flowers and catering is £2,006 and discretionary estate administration costs have increased significantly to £2,160.

この中に教会への御礼が含まれているかは不明。
それから日本人が想像する葬儀費用の項目とは
もしかしたらズレがあるかも知れません。

ちなみにイギリスのサンライフダイレクトという保険会社のサイトを見ても
同じような説明があります。
(しかしまるで葬儀会社のサイトみたいなテキスト内容ですね。
葬儀の現物支給がもし現実のものになったら
日本の保険会社のページもこうなるんでしょうか)

しかしnon-discretionary fees(規定報酬ってこと?) が
3,456ポンド(594,432円)ってことは
葬儀の最低価格を比較すると日本より割高かもしれませんね。
ポンド

それから多くの貧困層が困っているのに

葬儀価格が上昇している背景が知りたかったんですが
その原因を見つけることができませんでした。
(冒頭の記事には墓地不足で火葬費用上昇と書いてますが
因果関係がピンときません。) 
御存じの方は教えてください。

(追記)

島田裕巳氏は著作の中で
「葬儀費用、イギリス12万3千円」とおっしゃっていますが
 (参考記事:島田裕巳「葬式は、要らない」の情報操作を指摘する
今後そのデータを彼が引用するのは禁止とします。
俺ルールで。




6 件のコメント

  • UKの葬儀価格はピンキリです。

    シンプル葬と火葬、散骨(合同墓)込みで£2,800~3,000程度でも可能ですが、ガラスの大きな霊柩車や生花を沢山使うと£9,000程度まで上がります。
    2010年の平均葬儀価格が£7,000弱でしたが、これは葬儀と火葬・埋葬、教会費用込みであり、火葬や埋葬等の部分を外すと£2,000~5,000位でしょうか?

    会食はアメリカと同様でサンドウィッチや紅茶、式終了後に皆でパブに行く等であり、式自体も30~60分程度と簡素です。(当然ながら教会への費用は廉価)

    UKで日本人が死亡すると依頼することがあり、都市による価格差が大きいために一概には言えませんが、「USよりは廉価」と感じています。(店による差も大きい)

    前払標準価格が下記です(UKは死亡診断書も葬儀費)
    http://www.co-operativefuneralcare.co.uk/pre-paid-funeral-plans/set-plans/set-cremation-plan/

  • prof様
    情報提供ありがとうございます。
    >http://www.co-operativefuneralcare.co.uk/pre-paid-funeral-plans/set-plans/set-cremation-plan/
    当たり前と言えば当たり前なのですが、英文であること以外は
    レイアウトとか言ってる内容とか日本のサイトとかなりにてますね。

  • この会社は料金や数の多さでは使いやすい会社です。

    http://www.co-operativefuneralcare.co.uk/find-your-local-funeral-director/

    ↑に地名(たとえば LONDON等)を入れて、エリアを
    10マイル辺りにするとチェーン店がすごい数(恐らく契約店ですが、価格は同じ)が出てきます。
    価格帯としては「中レベル」です。(廉価に近い)
    UKも火葬が盛んな国で70%以上が火葬であり(世界火葬協会の事務局もUK)、日本と同じく「葬儀価格の2極化が見られます」。

    ローカルならこれも探しやすいです。
    http://www.yelp.co.jp/search?cflt=funeralservices&find_loc=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#find_desc=%E8%91%AC%E5%84%80&cflt

    経歴の良さではこの2人(イギリスは医学部や医学機関での訓練組が多く、他の有名な人も医学系)。
    http://www.embalmingacademy.com/our-resident-embalmers/

  • prof様
    詳しい情報ありがとうございます。
    >世界火葬協会の事務局もUK
    こういう団体があるって初めて知りました。

  • 正確には「国際火葬協会」と訳す方が正しいかと。
    英国火葬協会は非常に伝統と評価が高く、その創設には伯爵や男爵、プロテスタント教会等が関与しました。
    ただし、旧来のカトリック信者や旧植民地からの移民(アフリカ系は火葬禁忌のイスラム教徒が多い)比率もあり、UKでの火葬率は70%持続と思われます。

    「国際遺体搬送協会」はNLにあります。
    国際遺体搬送協会が推奨する方法はEUを中心に行われています。
    この方法を採用すると、「従来法での費用が50%以下になる」ために家族等には良いのですが、売り上げと利益が50%以上減少するために、北米では採択されていません。(特にアメリカは州法があるので困難)

    アメリカやカナダは「100年程前のストラスブール・ベルリン条約(国際遺体搬送規定)」を採用しており、時代遅れであることは間違いがありません。
    日本はアメリカ追従ですので、2000年以降に制定されたEU方式ではなく、1915年頃の国際遺体搬送規定を採用しています。(中国も100年前の規定を採用しており、非常に高額で高利益)

    国際遺体防腐学会もEUであり、アメリカやカナダの参加者は皆無。(防腐従事者は多いが、学者は少ないため)

    火葬による中国の高齢者自殺も時間切れで沈静化。
    http://www.excite.co.jp/News/column_g/20140529/Terrafor_news_sLyf2cRl9C.html

  • prof様
    >英国火葬協会は非常に伝統と評価が高く、その創設には伯爵や男爵、プロテスタント教会等が関与しました。
    なんか、私の中では秘密結社的なイメージがふくらむのですが。
    円卓囲んで顔の上半分が影になっていて、猫の頭をなでながら
    「最近日本人が勢力を伸ばして目障りですな、ダニエル卿」

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