互助会裁判の動き




この件について多少進展があったことを
コメント欄で教えて頂いたので、
御紹介いたします.

良い機会なので、これまでの経緯をざっと説明いたします。
 
消費者団体訴訟制度(少額だが被害者が多数にのぼるサービスを提供している業者に対して、消費者団体が被害者に代わって訴訟を起こすことができる制度。)が施行されたことにより
互助会の解約手数料って取りすぎだ!と裁判を起こされる。
           ↓
真っ先に訴えられたセレマさんは地裁、高裁で敗訴。最高裁で係争中。
           ↓
そんななか、同様に訴えられていた日本セレモニーさんが地裁で敗訴。

という流れ。

それにしてもセレマさんの最高裁判決が出てしまうと、
現在係争中の同様の裁判は
やるだけ裁判費用がムダってことで
上告を止めざるを得ないでしょう。

消費者団体訴訟制度の仕組みって詳しくは知らないのですが
こうしてみるとセレマさんが地裁の段階で和解、
って落しどころにすることはできなかったのかな?
法律の性質上やっぱり無理か。 
今後最高裁で敗訴、ってことになると新聞に大きく載るだろうし
消費者団体が一斉に訴える前に、遡及して全互助会が解約手数料値下げってことになるだろうし
非互助会系は盛大にネガティブキャンペーン貼るだろうし
ちょっとした騒ぎは避けられそうにないです。 

互助会裁判に対する経済産業省の本音

という記事を書きましたが経済産業省はこの状況をどうコントロールするのだろう。
裁判も相談無しで互助会独自の判断でやっているとも思えないし。
監督官庁としてはできるだけ監督責任うんぬんを言われないような
準備は完了していると思われるのだけど。

裁判2

あと互助会繋がりってこと以外はまったく関係無いのですが

業界内向けの記事で恐縮です。
いくらなんでもここまでベタなことはしないだろうと思っていたんだけど、
やっちゃいましたか・・・




17 件のコメント

  • 物理教師さん、こんにちは。
    大事になりそうですね。
    お役人も、触らぬ神に(仏に?)祟りなしできていたのに・・・。
    互助会の問題は、爆発すると収集がつかなくなって、日本経済全体の足を引っ張ることにもなりかねませんからね。どうなるんでしょう?
    続報をお願いします。

  • 平成19年の経産省大臣官房商務流通審議官の答弁を見ても、「上位10互助会を主体としたメガ互助会構想」が有力であり、解約金判決は「経産省とメガ互助会にとってはプラス材料」(一時的な損金は出るが)となります。
    経産省としては「総数削減(中小互助会排除)によるメガ化」を進めており、これは旧大蔵が行った都市銀のメガバンク化と地銀削減、信金の規制緩和と同じです。
    最近も、損保や生保で「損保ジャパン日本興亜ひまわり生保」なるメガ化会社が作られており、「総数削減策」は古典的な施策ですが効果があります。

    証券会社は潰せるが、「銀行と互助会は潰せない」ために、経産省は非採算互助会対応が必要であり、積極的なM&Aを推進しています。

    民法上の損害請求権から見ると、「以前に高額な解約手数料をとられた元互助会会員」が返還請求裁判を起こす数は非常に少なく、互助会会員外の葬儀や結婚式を増やしている現在のセールス方向性から見れば、「全ては想定内の事象」に過ぎません。

  • http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoryu/gojokai/report_01.html
    に経済産業省の考え方が出ています。
    よくわからないので、詳しい人にちゃんと解説していただきたいのですが、セレマの地裁、高裁判決、さらに今回も、消費者契約法に違反していることは共通だが、手数料としてどこまで認めるのかはそれぞれで異なっているようです。
    2回目以降の振込手数料だけなのか、お知らせの郵送費用を入れてもいいのか、さらに今回の新聞記事では、募集手数料も(ごく一部でしょうが)認めたようです。

  • prof様
    銀行の場合はBISやら買収防止やらって理由は付いたと思うんですが
    互助会の場合は、単に終わっている会社押しつけられているような気が。
    相変わらず自由競争歪めにいくのかと・・・

  • ill-behaved student様
    コメントありがとうございます。
    私もこの研究会のレポートに興味をもっており
    (というか、冷やかし半分なんですが)
    いずれ記事をアップしようと思います。

  • 経産省の研究会は議事録を見て貰えば分かりますが、業界団体(互助会サイド)との意見擦り合わせ的な部分が多く見られ、互助会側からの資料提供を基にして運営されています。

    そして、適格消費者団体による集団訴訟は「消費者契約法第9条裁判」であり、経産省と消費者庁の「代理戦争」的な様相を感じています。
    裁判記録や判決文では、「会員契約中の諸経費」は認められており、切手やハガキ等の通信費用、会員誌に関する費用が含まれています。
    会員契約期間にもよりますが、概ね「数百円から数千円程度」は計上が出来ますが、これらは「委細の明示が必要」であり、判決で示された解約手数料を含めても「非常に少額な金額」と言えます。

    セレマや日本セレモニー判決が出ても、これはあくまでも「消費者契約法第9条裁判」であり、返還請求は別の話です。(すでに解約をして多くの解約金を差し引かれた人)
    消費者保護の観点からは「判決は意味があります」が、具体的な動きは別です。
    最高裁判決が出れば話は早くなりますが、「民事請求権」を考えると、過去の遡りには限度があり大変です。

    互助会解約の障壁が低くなると「解約者が増加する」との考えがありますが、逆に「障壁が低くなることで、何時でも解約ができる」との考えから、予想よりも解約者が少ないのではとの考えもあります。(逆に加入者を増やす材料にも使える)
    解約をして積立金が必要の人達は解約に走るでしょうが、比率としては問題レベルには達しないでしょう。

  • 互助会業態としての業界再編は「静岡の三本の矢」的には起こりますが、これは解約問題ではなく「天の声」が関与する部分です。

    現在の互助会では経営陣の若返りが見られ、「創業者と古参番頭の力の弱体化」が顕著であり、会員利得よりも施行利得を優先しているように感じます。
    そのために、「会員の解約が増加しても、メガ互助会では然程の影響はない」と考えています。
    むしろ、「互助会解約問題に依存せればならない専門業者」に対して、新陳代謝の悪さを感じ得ません。
    互助会とJAは「非会員施行率上昇」がカギであり、JAの葬祭部門の株式会社化も「農協法の規制外」と考えた措置です。

  • prof様
    >農協法の規制外
    うーん、これはちょっとJA側の拡大解釈っぽいんですが
    合法なんでしょうね。

  • 物理教師さんへネタを。

    JAの金融部門が任意売却の資格と登録をしているのは当たり前です。
    しかし、千葉の互助会L社も「任意売却登録」(関東財務局)をしています。
    因みに、L社のO社長は「マツモトキヨシの社外取締役」です。
    親が死に葬儀を出す金が無い、「家やマンションを任意売却して葬儀費用を工面」は
    ないでしょうが。
    物理教師さんの会社は「任意売却資格」を持っていますか?
    ある意味では、「終活」や「介護」の部分では任意売却は有利なツールです。
    やはり、「互助会は頭が良くなった」。

  • prof様
    >「任意売却資格」を持っていますか?
    恐らく持っていないと思います。
    私もこの資格初めて知りました。

  • 一応、「貸金」は 関東財務局長(3)第01438号
    他に「宅建」もあり

    色々な事が考えられますが、「作戦としては面白い考え」です。

    別件ですが、恐らく長谷川市議関連と思われますが、堺市役所に動きがありますので。

  • 金融庁の資料です(関東財務局の部分参照)
    http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasi.pdf

    昔は、「もしもの時(結婚式や葬式)」に備えて会費を積み立てました。(相互扶助)
    今は、「もしもの時はお金を借りて対応」をします。(貯めるよりも借りる方が簡単)
    http://www.heian-mobara.jp/support/100225.html
    昔は「新郎新婦の入場・・」でしたが、今は「新郎妊婦の入場・・」ですので。(計画性なし)

    経産省の互助会は積立(保全)のために加入者の個人情報(ブラック情報)は分かりませんが、金融庁の貸金であれば利用者の個人情報(借金やクレジット情報、年収等)も分かり「リスク・コントロール」には最適です。
    「金を預かり仕事を得るよりも、金を貸して仕事を得る」との考えは今の時流に沿っており、実に頭の良い方法です。(車もローンで買うのが一般的で、結婚式や葬式もローン)

    L社は数年前に客との民事訴訟で勝訴しており(確か土浦支部、刑事訴訟ではないので詳しい資料は見れません)、「頭脳がある」と認識をしています。

    別件ですが、町田市役所も注意です。(政令都市と中核都市は早そうです)
    町田市役所からのアクセスが半端ではありません。

  • prof様
    >新郎妊婦の入場
    座布団1枚!
    >実に頭の良い方法です。
    確かにその手があったか、ですね。

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