相変わらず葬儀漫画「おとむらいさん」はがんばっている




以前
葬儀漫画「おとむらいさん」はがんばっている
という記事でご紹介しましたが
「おとむらいさん」の第2巻がでました。

おとむらいさん(2) (BE LOVE KC)

大谷 紀子 講談社 2016-06-13
売り上げランキング : 15773

by ヨメレバ

それにしても

主人公はちょっと抜けてるところもあるひたむきな美人で
脇を固めるのはクールでかっこいい年上の先輩に
慕ってくれる年下の男の子
という設定で
ストーリーは
難病の少年の生前葬に
妻と死に別れた頑固ジジイの回顧ときたら
どうしたって陳腐にならざるを得ないはずなのに・・・
でもちゃんと読ませる。

そうさせるのは大谷 紀子氏の漫画家としての技術です。
例えば浦沢直樹って別に何かメッセージや熱量があるわけでもないのに
卓越した技術だけで読ませるのに似ています。

前回言ったことと重複しますが
コマ割、デティールの切り取り方、構図、セリフのうまさによって
作品世界を作り上げることに成功しています。

ただ逆に言うと
別に素材が葬儀屋でなくても
この人はそれなりに読ませるクオリティで作品を作れるんだろうなぁ
という気がします。

そこで調べてみると金魚すくいをモチーフに

作品を書いているらしいです。

[まとめ買い] すくってごらん(BE・LOVEコミックス)[Kindle版]

大谷紀子
売り上げランキング :

by ヨメレバ

さもありなん、と思います。

今後も巻を重ねていってください、とほめて終わるのも私らしくないので(^^;)
重箱の隅をつついておきますね。

酔っぱらいながら「明日(友)引前だから飲んじゃった」というセリフとともに
欄外に引前とは「友引の前の日。一般に通夜葬儀を行わない」という解説がありました。
しかし友引の前の日には葬儀はあります。
さらに「明日引前」ということは、通夜も葬儀も普通にある日、ということになりますので
ここ間違いです。
Kindleの方だけでも直しておいた方が良いと思います。

おとむらいさん2

 

 




2 件のコメント

  • コメントできなかった記事を読ませていただきました。耳のとがった外国人の映画?スタートレックでしたかね?あの記事でちらっとみかけた。早くに親を亡くしてしまい苦労されたこと
    今、順調な強い人生を送る物理教師さんの心をおもい複雑な気持ちになりました。形容できません。(馬鹿だから)
    私は6歳の時に父を亡くしましたので悲しさも知りません。理解できませんでした。当時は母子家庭が今ほど市民権?を得ていなかったので嫌な思い出でもいくつかありますが、今子供たちを見て思います。私は不利だったんだな~(笑)今私にないものを未来で子供たちが感じないように未来に私を刻んでいきたいと思います。物理教師さんのご両親も物理教師さんを生み出して未来に参加しているんだと信じております。考え方として倶会一処があればいいな~と39歳にして思います。またもや稚拙なあほうなコメントお許しください。

  • かかし様
    >コメントできなかった記事
    すいません。あまりに私的な記事はちょっと恥ずかしいところもありまして
    記事だけで完結させておきたい気持ちがありまして。
    お気遣いいただきましてありがとうございます。

  • コメントを残す