「孟母三遷の教え」の解釈に異を唱えてみる




「孟母三遷の教え」というものをごぞんじでしょうか?
一般的な解釈は下記の引用の通りなのですが、あえて別の解釈を提唱してみます。

孟母三遷の教え

【読み】 もうぼさんせんのおしえ
【意味】 孟母三遷の教えとは、子供の教育には、よい環境を選ぶことが大事だという教え。また、教育熱心な母親のたとえ。
【孟母三遷の教えの解説】
【注釈】 「孟母」とは、孟子の母親のこと。
「三遷」とは、住居を三度移し変えること。
孟子の家族は、はじめ墓場の近くに住んでいたが、孟子が葬式ごっこをして遊ぶので、市場の近くに引っ越した。市場の近くに住むと、孟子は商人の真似ばかりして遊ぶので、学校の近くに引っ越した。
すると孟子は礼儀作法の真似ごとをするようになり、孟子の母は「この地こそ子供にふさわしい」と言って、その地に落ち着いたという故事から。
<http://kotowaza-allguide.com/mo/moubosansen.htmlより引用>
孟子
<https://zh.wikipedia.org/wiki/File:Mencius2.jpgより引用>

私の解釈は以下の通り。

「まず最初に墓の近くに住んで葬式のまねごとをしたことによって、人生が有限であることを知り、生きることを知った。
次に市場の近くに住んで商人のまねをしたことによって、市場原理という世の中の仕組みを知った。
最後に学校の近くで礼儀作法のまねごとをすることによって対人能力を身に付けた。
このように正しい順番で段階的に大切なことを学ぶことができたので孟子は大成した。」 

そもそも孟子は儒学者だったわけで、儒教においては葬儀の知識は必須なのだから、その観点からも私の解釈は有りだと思うのですが・・・

この解釈を
葬儀会館建設反対集会の場で「葬儀会館ができたら子供の教育に悪い」と叫んでいた若い母親(←実在した)に捧げます。




11 件のコメント

  • 葬儀場や火葬場建設に反対する人達の約70%は、「心理的嫌悪感」。
    根拠を伴う反対事例はほとんどありません。
    むしろ、根拠を持って反対をしてくれると、「100%切り崩し(根拠に基づく反証)」が可能です。

    しかし、人を育てる環境、特に学ぶ場合の環境は大事です。
    東大受験の「佐藤ママ」、息子3人を東大医学部(理Ⅲ)に入れて有名な女性ですが、
    残る娘さんも昨日に東大医学部(理Ⅲ)に合格!
    勉強ではどうだか解りませんが、「受験に関しては完璧な環境」を作ったのでしょう。

    医療のように卒後教育が充実していれば良いのですが、日本のシステムは学校教育と
    就業時の教育、後は現場で覚えろ的な方法ですので、「教育を受けた環境(6W1H)」が
    重要であり、生涯のレベルを決める問題です。

    本3月の定会において、国家として葬儀と埋葬の簡素化推進、遺体技術強化が決まりました。(遺体管理系、葬儀施行管理系、葬儀施策管理系)
    これも、国家、社会、自治体、国民、必要性等の環境が整ったためです。

  • prof様
    >勉強ではどうだか解りませんが、「受験に関しては完璧な環境」を作ったのでしょう。
    行動遺伝子学的には頭の良さは遺伝するらしいですね。
    佐藤ママは津田塾でも御主人は東大らしいので。

  • 「いい葬式やさん、ひどい葬式やさん」と言うのはどうでしょう?
    何を基準にトシアージするか、どの目線で判断をするかが難しそうですが。

    国や自治体、国の葬儀協会が葬儀社等の評価をするのには「判断材料、評価基準、
    判定する者のスキル」等の問題がありますが、国家主導で進んでいます。
    全人代開始前に大学院と修士課程、学内に部屋と隣接新築マンション、学内企業と
    の準備が進められ、大会では「葬儀と霊園・墓石の過度な高騰化抑制」が決まり
    (以前から贅沢葬儀禁止令が出ていたが)、「遺体管理に関する改革と推進」が
    認められました。

    ある意味では、受け皿の大学院と教育環境を整備してからの決議であり、抜かりはない。
    昨日、いつもの通りの「ホウレンソウ」を無視したメールが来ました。
    「国内の主たる大規模葬儀場の責任者は、5月15~24日まで、講習会に参加」と。
    主催は政府と自治体民政局、後援は北大?と自治体葬儀場(国内最大)。
    丸3日の座学と実習を私が行うことになっているとの話し。(とりあえず10体ほど確保)
    何時もの通り、事前の相談、連絡、承諾は無し。
    「あと2ヶ月しかない」と言うと、「あと2ヶ月もある」と言い返されて終わり。

    新指導方針での始めての指導であり、終始徹底のために「大都市部や年間施行数が
    1万件以上の葬儀場から」は施策的には良い方法です。
    前回までは私の所属先の大学所在地で行いましたが、今回からは私のシフト先の
    大学院所在地で行うこととなりました。
    葬儀と霊園・墓石に関しては「国民と市民のための民政業務への原点回帰」を進め、
    過度のビジネス化、価格高騰化抑制を実施します。(葬儀価格は国や自治体が許可)

  • 国家指導の下、国の法律に基づき、自治体等が主催で自治体葬儀場や国立大学で
    教える場合は、「引き取り手の無い遺体等は、教育及び研究に充てる」ことは
    普通です。(日本でも以前は身元不明者の遺体を、自治体は大学に流していた)

    日本の医学部での解剖実習は「1遺体を4~6学生」が担当しますが、
    共和国では、「1学生が卒業するまでに4遺体」が充てられており、切開や縫合、
    外科手術に関するトレーニングも、遺体で行います。(その後に生きた患者さん)
    昨年、「年に200体は出せるから来てくれ」との話もありましたが条件が合わず。

    昨年と今年の新設も含めて、国内には医学部歯学部が100以上あり、これらの
    教育を考えると、「年間に300~500体は確保」が必須ですが、新興国では
    遺体管理法が出来て「輸出禁止」となっており、大変です。

  • prof様
    >「輸出禁止」
    そもそも輸出という発想がありませんでした。

  • 日本から海外への遺体輸出もありますよ。
    配偶者が外国人で、配偶者の国で土葬をする日本国籍遺体はパスポートの抹消や
    領事手続きはなく、単なる「他国籍者遺体の輸出と受け入れ」ですのでINVOICEと
    国家資格等のコピー(外務省領事証明認可面のコピーがあればなお良い)を
    添付すると、遺体管理法が無い日本からは輸出が出来ます。(私はこれで輸出する)
    厳密には、遺体のパスポートや死亡診断書等は不要です。(単なる貨物ですので)

    日本では解剖実習は医学部と歯学部学生だけであり、それら以外の学部生の解剖
    実習は義務化されておらず、ほとんど行われていません。
    医学部・歯学部学生の行う解剖実習は系統解剖であり、これらの遺体は篤志により
    献体をされた遺体を使用しています。
    以前は、献体数が不足する時期もありましたが、現在では献体数が過剰気味であり
    不足する事は在りません。(核家族化や葬儀意義失墜により、篤志者が増加した)

    しかし、医学や歯学教育では遺体の解剖だけではなく、「骨を使った教育」も重要で
    あり、「本物の人骨」を医学部や歯学部では使っています。
    プラスチック製の骨標本でも形態的な学習は出来ますが、「本物の人骨標本」で
    なければ出来ない学習や研究もあり、「本物の人骨標本は必需品」です。
    系統解剖の遺体は国内の篤志献体で賄えますが、人骨標本は国内産では全く
    不足しており、「海外からの輸入に頼らざ得ません」。

    日本の医学・歯学教育現場では「インド産(インド人)の骨格標本」が使用されて
    いましたが、5年ほど前に「インド国の遺体輸出禁止法」が制定されて、インドからの
    輸入が出来なくなりました。(中国も遺体管理法で輸出禁止)
    そのために、日本の医学・歯学教育現場では「骨標本」の不足が発生しており、
    規制の無い国で「良質な遺体確保と骨標本の輸出」を確保する必要が出てきました。
    この数が、300 ~ 500です。

  • 日本でも開催された「人体の不思議展」。
    当初はドイツ製の遺体でしたが、途中から南京製の遺体になりました。
    その後は、プラスチネーション(プラストミクス)は大連製(旅順)となり、旅順に
    大きな「遺体処理工場」が造られました。
    この遺体処理工場では常に数十体以上の遺体が造られており、50名程度の
    臨床検査技師が遺体製造と加工を行っており、管理者は大連医科大学解剖学教授。
    数年前には国により施設は潰されて、関係者は逮捕。
    日本国内にいる関係者5名程度は逮捕できず。(犯罪者引渡し条例がないので)

    この施設では日本人歯科医師を対象として「中国国内の遺体で実習できるツアー」を
    組んでおり、これらを企画した会社や参加した歯科医師等も「ブラックリスト」に記載の
    ために入国拒否や逮捕対象となるので、一生涯は中国及び中国圏国への入国は困難。

    骨標本は遺体から臓器や組織をきれいに取り去り処理する方法と、エンバーミングを
    行ってから臓器や組織を取る方法、迅速固定装置や薬液槽に遺体を漬けてから
    臓器や組織を取る方法がありますが、薬剤で固定化をしてから臓器や組織を取る
    方法の方が、「きれいに取れる」ので一般的です。
    その後は、きれいにブラシや束子で残渣を取り除き、「苛性ソーダ」に漬け込みます。
    その後は水洗と乾燥、組み立てを行い輸出となりますが、これらが中国とインドで
    行えなくなりました。(苛性ソーダの濃度と時間の調整が難しいが)

    学術目的として、大学や大学教授等が行う場合は「適応外」。
    法令や規則を創ると、「色々な道も」。

  • prof様
    詳しいコメントありがとうございます。
    いろいろ事情が分かりました。
    国内で骨格標本が不足しているのは、最終的に荼毘に付して遺族に返さないといけないからでしょうか。本人が希望すれば永久貸与?ってできないのでしょうか?

  • 日本での法令創りに関与したのは、昭和の時代で平成以降は関与していません。

    その意味でも、日本国内の法令では「日本人の骨標本を大学に多数保管」は困難。
    そもそも、法令では「骨標本」に関する物が欠如しており、解剖を行った遺体は
    遺族に引き渡す、身元不明は行政に渡す、系統解剖後は火葬にして供養すると。
    骨標本には「火葬埋葬許可書」もなく、扱いとしては「ヒトではなく物」。
    かといって「廃棄も厄介」であり(汚物とは言えない)ので、厳密には汚物炉も疑問。

    国内の献体希望者は後期高齢者が多いので、「骨格標本には不向き」です。
    私は、乳幼児や小児、10代、20代を集めます。(骨が良く、勉強になるので)
    インド人はベジタリアンが多かったので、良かったのですが。
    日本人は臓器をプラストミクスや鋳型標本(樹枝標本)にしても、骨格標本にしても
    「あまり良くありません」。
    国家資格を持った医師や検査技師等を雇うので、コストが高くなり大学への供給に
    支障もありますので、海外に頼らざる得ません。

  • prof様
    >国内の献体希望者は後期高齢者が多いので、「骨格標本には不向き」です。
    ああ、なるほど。確かにそうですね。

  • コメントを残す