葬儀屋の給料ってどれくらい? 2/2




前回(葬儀屋の給料について 1/2)の続きです。

葬儀屋の給料って実力を反映してます

なぜなら葬儀屋の人件費には市場原理(=競争原理)が働いているからです。

消費者が葬儀社を選ぶ際には、情報格差のため市場原理はなかなか働きません。ダメな葬儀社でも消費者に選ばれてしまう。しかし葬儀業界で働く人の収入に関しては市場原理が適正に働いているのです。

なぜなら葬儀業界は規制が無く人材が流動的だからです。

一般的な規模の葬儀であれば一人の担当と数名のサブスタッフで施行されます。
無宗教葬をのぞけば葬儀の様式もほとんど変わりません。
また大手の葬儀社であろうが零細の葬儀社であろうが一人の担当が責任者として施行する構造は同じです。
そして多くの葬儀担当者は打合せ、設営、司会などゼネラリストとしてのスキルを持っています。
ですから勤め先を変わっても葬儀担当者としてのスキルをそのまま使えるわけです。

料理人と同じといえば分かりやすいでしょうか。
料理人がより良い労働条件を求めて勤め先を転々とするように、この業界も人材は流動的です。

通常規制が無く、人材が流動的であるならば競争原理が働き、給料は能力に応じた物になります。
ですから優秀な葬儀屋が安い賃金で働いているということはありえないのです。

例外的に駄目な担当者が、バックマージンなど社内不正をはたらきながら高い収入を得ている悪質なケースは確かにあり得ます。しかしそのような間違った部分は今後淘汰されると思います。
だから葬儀業界に身を投じようと考えている方はそんな収入はあてにしないでください。というかそんなこと考えている奴は葬儀業界に来ないでください。

たまに葬儀屋さんのブログで
「自分の収入は300万円」とおっしゃる方がいますが、
ウソを言っているか、契約社員の方か、よっぽど働きが良くないか(失礼!)のいずれかではないでしょうか。




6 件のコメント

  •  前略、的を得たコメントが出来る人はうらやましいな…(ーー;)、どんな人が書いてるんだろう・・と思い『編集長の…』から辿ってきました。おっしゃる通り。コンサルティングの出来る人もいますが、大まかに現代の風潮にのって葬儀社からマージンをいただこう・・ってことなんですよんね。ここまでされる葬儀社にも責任があるんだろうけど。でも、皆さんもしっかり学ぼうとしてらっしゃる!いろんな処で様々なかたの想いを目にするのは、けっこう楽しみだったりします。季節のかわりめです。ご自愛下さいませ。m(_ _)m
                        早々

  • 初めまして。5年目にして年収300万にいかない者です…。正社員ですし、自分で言うのも変ですが、働きはよい方だと思います。一応そこそこの立場にいます。当直もありますし、残業もしますが、年収はなかなか上がらず。お金が全てではありませんが、やはり家族もいますし…。同業他社への転職も検討しています。ただ、同業他社の実情が全くわからず、なかなか決断できずにいますが。こちらの記事を拝見して、思わずコメントしてしまいました。まだ、すべての記事を拝見出来てませんので少しずつ拝見させてください。

  • 葬儀屋5年目 様
    大変失礼ながら確かに300万円未満は少ないかと思います。
    時給換算するとかなり厳しいのではないですか?

  • 物理教師様
    早速のご返信有難うございます。
    仰るとおり、時給に計算するとパートの方よりもあきらかに低いです。
    物理教師様の記事の時給換算を読んで衝撃を受けました。
    このように低い給料だと、なかなか続く人もいないのでせっかく仕事を覚えてきた若い人たちも一年、二年たつと「割に合いません」と辞めていくのです。
    と、少し愚痴のようになってしまい申し訳ありません。ただ、「葬儀屋さん」は自分の天職だと考えています。まだ、年数は浅いですが。この業界にはいたいと思っています。
    今後も、物理教師様のブログ、楽しみにしております。どうぞ、ご無理のないように。

  • 葬儀屋5年目 様、
    >年数は浅いですが。この業界にはいたいと思っています。
    ありがとうございます、と私が御礼を言うのもヘンなのですが(^^;)
    この記事を書いたのは結構前なので、今はブラック化している企業も多いです。
    良い葬儀社さんに巡り会えることをお祈りしています。

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