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高齢のお客様との話し方




我々葬儀社のスタッフは、
高齢のお客様を中心に話す機会が多いので
今回は高齢のお客様との話し方について
述べてみたいと思います。

最近こんな本を読みました。

老会話

アナウンサーでもある著者がお年寄りとの会話をテーマに
書いた本です。

特に我々葬儀社のスタッフが参考にすべきなのは、
「第三章この老会話でビジネスチャンスを広げよう」
でしょうか。

とはいうものの、まともな葬儀屋さんであれば
当然理解しているはずの内容がほとんどですので
強いて言えば新人葬儀屋さんにおすすめでしょうか。

老人

ゆっくり話す

「腹式呼吸」「エーと言い過ぎない」「滑舌良く」など
やらなきゃいけないこと
意識的に直さなきゃいけない話し方の癖
はいろいろあると思います。
とはいえ何を話そうか考えながら同時に
意識的にできることはせいぜい一つだけだと思います。
いっぺんはムリ。

というわけで日頃から
一つずつ無意識にできるように訓練しなきゃいけないと思うのです。

お年を召した方との会話の基本は
「ゆっくり」「はっきり」「わかりやすく」
だと思います。

一番重要なのは「ゆっくり」でしょうか。
ゆっくりだと必然的に「はっきり」「わかりやすく」聞こえると思うので。

で、どうしても早口になりがちな私の訓練方法はこちら。

お葬式のセミナーの練習のときによくやります。

アイポッドタッチ(iPhoneをお持ちの方はそれでもOK)の
メトロノームアプリを使う、という方法です。

まずアイポッドタッチにメトロノームのアプリをダウンロードします。
ちなみに私はこれを使ってます。無料です。

そしてBPM(テンポ)を90にする。

ちなみにアナウンサーがゆっくりめにしゃべる場合はBPM100が目安(1分間に350字程度の原稿を読む早さ)らしいのですが
そこからさらに10%遅くするわけですね。

でそのテンポのクリック音(カッチ・カッチ・カッチていう音です)を
流しっぱなしにして、そのリズムで話す練習をします。

クリック音を鳴らさなくても、
頭の中で幻聴が聞こえるようになるのがベスト(^^;)

ちなみにクリック音を鳴らしながら、自分の話し声の録音も
アイポッドタッチでできます。
そして後で聞き返してチェックします。
時間の無い方は倍速再生してください。
それでもちゃんと聞き取れるならOK。

さらに
テンポの緩急 声の強弱など「変化」をつけます。

これが私の練習方法です。

このやり方が合わない方もいらっしゃるとは思うのですが
ご参考までに。

録音しよう

本番で、 スマホの録音機能を使って自分の話を録音しよう

え、それが何か・・・と思われるかもしれません。

「後で聞き返す必要はない」ので、
とりあえず内ポケットにいれた
スマホで自分の話しているところを録音するのです。

ただ録音するだけ。

それだけで
今録音している、と意識すると、自分で思った以上にちゃんと話せる
という効果があります。

岡田斗司夫氏のレコーディングダイエットと同じ原理だと私は思っています
・・・ってダイエットはやったことはないですが(^^;)











2 件のコメント

  • 経験浅い葬儀屋さんがやる未熟さ
    上から目線で話しがち
    イエス、ノーの二択の返事しか出来ない
    具体的なアドバイスが出来ていない
    融通性が無い
    こんな感じかと思います。

  • 猫丸様コメントありがとうございます。
    そうですね、
    上から目線はパーソナリティの問題だと思いますが、
    他のところは
    新人を適当に現場に出してしまう葬儀社はこんな感じですね。

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