リクナビから2015年の葬儀業界採用事情を読み解いてみた




そろそろ葬儀業界の新卒の募集が始まりましたね。
リクナビをのぞいてみると、「葬儀」カテゴリーで38社が登録しているようです。
私が就職したころはネットが普及してなくてリクルートの冊子が送られてきましたが
葬儀関係は3社くらいじゃなかったかな。
随分増えたとも言えるし、まだこの程度とも言えますね。

 

さてリクナビや各社の募集サイトを覗いて思ったことをつらつらと。

リクナビの印象は・・・

第一印象としては
美辞麗句が並んでいますなぁ(^^;)
確かに「ありがとう」と言われる素晴らしい職業なのですけど。
何を言うかも大事だけど、誰が言うかはもっと大事。
業界内の人にとっては
おまえがそれを言うか
ってのもありますね。
自分の息子に経歴詐称させてコネ入社させてそれを隠蔽した奴が
学生さんにキレイごとを語るのか、
とかね。
対談

リクナビで良い葬儀社を見分けるには

それはさておき

一番わかりやすい法則は
サイトの情報量≒本気度
だと思います。

 

「先輩社員の声」の登録数や職務のバリエーションの見せ方で
大体本気度が分かります。
若社長が番頭を急かしてリクナビやってみました、的なところは
ちょっとひどいことになっているよね。

 

ちなみに社員の声は
現場2:サポート部門1くらいの割合が適切では?
なんで現場の人を1人しか載せてないの?って葬儀社ありますよね。
リクナビではなく自社のサイトでちゃんと載せているところもあるので
そちらのチェックも必要ですが。

 

そもそも新卒の葬儀現場担当をガッツリ取りに来ていないところはちょっと怪しい。
新卒を育てて現場に使うっていう手間のかかることをやる葬儀屋さんて
取扱件数が伸びていて、かつ現場のクオリティを気にしているところだから。
それをしていないというのは業績の悪化を疑った方がいいかも。

 

とはいえ本当の業績って表に出てこないのが最近はやっかい。
以前はフューネラルビジネス10月号の葬儀社売上げランキングを参考にすることを薦めていたけど
採用計画の谷間なのか、そうでないのかが判断しづらくなりました。

互助会さんの戦略?

それから互助会さんてウエディング部門の情報量多いところが多いけど
ウエディングやりたいっていう層を引っぱって
葬儀屋へ、っていう作戦なのかな?
多分互助会のウエディングと葬儀の比率って金額比で2:8くらいじゃないのかなと思うのですけど。
前も言いましたが互助会でウエディングやりたい人も採用面接では葬儀やりたいと言うべきじゃないかな。
葬儀の方が間口が広いんだし、まず入社するのが先決で、入社しちゃえばどうにかなるでしょ。

 

あとピンとこない肩書きが多いですね。
セレモニーアドバイザーと
エンディングプランナーってどう違うのだろう。

私でも分からないんだから学生さんももっとわからないでしょう。

その他いろいろ

それから学生さんは
勤務条件やら初年度給与なんて(サイト情報から)比較するだけ時間のムダです。

勤務条件はまず守られないし
給与は、手当や労働時間や業績による変化率が大きすぎて
本当のことは見えません。

 

説明会しないで
一対一の面接が行えるっていうところは
やる気のある学生としてはうれしいよね。
一方でそもそも説明会やっても人が来ない≒欲しい人材がない
ってことも言えるかも。

まぁ良い葬儀屋さんでもなかなか学生さんが集まらないケースが多いのだけど。

またスタッフ紹介のところにオバサンがたくさん映っている葬儀社も注意。
新人育成(特に女性)がうまくいっていない可能性があります。
もちろんオバサンがダメっていうわけじゃなくて、若い女性を育てられない葬儀社って
組織構造に問題があることが多いので。

リクナビで葬儀屋さんの業務を説明してもムダ

一部の葬儀屋さんが勘違いしているところなんだけど

リクルートサイトで葬儀屋さんの業務内容を頭から丁寧に説明してもダメ
ってこと。
まず伝わらない。

面接1
なぜなら学生さん達は人が死ぬってことすら知らない人が多いから。
バカにするなそれくらい知ってるよ、って学生さんは言うかも知れないけど
我々葬儀屋さんの言う死とは、
新聞記事に載っている「死亡」という「言葉」ではなくて
老女の氷のように冷たい、枯れ木のような指先や
火葬炉から取り出されたばかりの大腿骨の熱気や
首にしっかり残って消えないロープの紫色の跡のことを指すので。

 

だから通り一遍の業務内容を掲載するのは悪いことじゃないけど
それはほとんど学生に伝わっていない。

 

だから学生自身の適性判断も、
全て間違っているつもりでかかったほうがいい。
ちょっと適性は疑問符がつくけど本人にやる気があってやりたいと言っているのだから採用
というような判断を面接官はするべきじゃない。
葬儀屋さんの採用は難しくミスマッチが起こりやすい。
面接官の目利きにすべてはかかっている。











コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください