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なぜ葬儀担当者のデスクワークの生産性は高いのか




葬儀担当者のデスクワークの生産性が高い理由を
お話したいと思います。

最近自分がプレイングマネージャーの立場になってから
葬儀担当が減ってデスクワークの比率が増えてきました。
昔はプレイングマネージャーってなんかかっこいい響き、と思っていました。
実態はそうじゃないってことは、やった方は御存じでしょう。

さてデスクワークの処理スキルは以前に比べて
はるかに上達しました。
分析に関するフレームワークやアウトプットの方法論を身に付けましたし。

しかし振り返ってみると時間当たりの生産性は
昔の葬儀担当者どっぷりの時代の方が高かったと思うのです。
パソコン

というのはいつ葬儀依頼が入るか分からないという精神状態で
デスクワークをやらねばならなかったから。

葬儀の依頼が入ってしまうと半日はまるまる全く時間が取れなくなり
その後2,3日間は細切れの時間しか取れないという状態で、
ほぼ思考系デスクワークはストップしてしまいます。

例えば商品投入の市場レポートなんぞを作っているときに
担当持ってしまうとどうにもこうにも行かなくなります。
(というかそもそも葬儀担当と並行してそんなことやらせるな、という話ではありますが。)

そのため当時のデスクワークはアクセル踏みっぱなし、
アドレナリン出まくりの状態でやっていたので
高生産だったと思うのです。

締め切りが近くなるにつれて集中力が増して
生産性が高まる締め切り効果ってありますけど
葬儀依頼は数秒後に突然入るかもしれないので、
究極の締め切り効果ですよね。

だから葬儀担当者のデスクワークは生産性が高いのだと思います。

(追記)
うちの葬儀担当者の誰々さんはエクセルもろくに使えません
という反論は受け付けておりません(^^;)











20 件のコメント

  • 葬儀の納期ほど短く責任の重い仕事はないですね~。

    そんな中、他の業者に仕事を振ると人が居ないから出来ないとか平気で言われてイラッとします。

  • 上級管理職への「階段」を登っている物理教師さんへ情報を2点。

    先月23日に業務停止(この段階で負債2億)、翌24日に破産手続き開始決定を
    受けた葬儀社は、負債額がさらに増えそうです。
    他業種からの「葬儀業参入組」であり、最近多い「ナルシスト型」です。
    本業不振からの葬儀参入であり、「誰でもできる葬式屋なら儲かる」と
    あまく考えての失敗です。

    もう一つは「埼玉県ネタ」。
    鉄道系(百貨店を所有している)の葬儀参入は珍しくはありませんが、
    埼玉限定の「丸広」の葬儀参入は、手堅い部分を感じさせます。
    http://www.maruhiro.co.jp/
    葬儀部門のHP
    http://www.maruhiro-ceremony.com/
    会場の案内
    http://www.maruhiro-ceremony.com/saijo.html

    小仙波館(家族葬専用の小型、川越新火葬場前、現在火葬場を増設中)以外は
    公営斎場と、2民間斎場(坂戸はセレモア、飯能は鈴音)。
    葬儀施行料金よりも、会員サービスや返礼品等の物品利得を優先したと
    感じられる運営です。
    三軒茶屋の物流会社が葬儀に参入しましたが、数年で撤退しました。
    その意味では、丸広は「ローリスク、ローリターン」ですが、充分な持続可能力と
    効果を発するために、生き残るでしょう。(展開地域が百貨店商圏と同じと堅実)。

    社内での教育に活用を>

  • かかし 様
    >葬儀の納期ほど短く責任の重い仕事はないですね~。
    おっしゃるとおりです。

  • prof様
    まるひろ百貨店というのを初めて知りました。
    地元ではお馴染みなんでしょうね。

  • 分類としては「天満屋」と同じです。
    ローカルですが、地元からは愛されており「伊勢丹」とは別分類です。
    そのために、「伊勢丹の葬儀」ではなく「まるひろ百貨店の葬儀」との
    ブランドが成立します。(あくまでも埼玉北西部ですが)

    高島屋的な存在であり(松屋的でもあり)、川越、東松山、飯能では
    絶対的な存在です。
    大阪市民から見た、阿波弥的な意味合いでしょうか。
    その意味では、「まるひろ百貨店の葬儀」は特異的です。(内容は知りませんが)

    実はメモリードと組むかと思っていましたが、セレモアと組みました。
    メモリードであれば、川越、坂戸、東松山、入間にも斎場を所有しているために
    「まるひろ百貨店顧客」(友の会)のカバーが出来るはずですが、ある意味では
    「堅実な選択」をしました。(さがみ典礼は、このエリアは弱い)
    さがみ典礼も坂戸と入間に造りましたが、「激戦区」です。

  • prof様
    ○○モアさんも脱税騒ぎがありましたから
    パートナーコンプライアンス的にはどっこいどっこいだと思うんですけどねぇ。

  • 葬儀業界で「汚れていない業者を探すのは、至難の業」ですので。

    実は、埼玉では坂戸市と入間市が興味深い情状となっています。
    坂戸市では、菅野美穂さんの実家(菅野病院)から800mほどに「さがみ」、
    300mほどに「セレモア」、更に200m先に「メモリード」が新規オープン。
    1.5㎞先には「既存のメモリード」、数キロ先には「新規のJA」、4㎞ほど
    離れた所に「新規エポック系」が会館を造りました。

    入間市は地場の「いわさき」がありましたが、500m先に「メモリード」、
    更に1㎞先に「エポック系」、反対側の1㎞先には「さがみ」が新設オープン。
    加えて「JA」も開館を造り、こちらも福岡市や北九州市の様な状態です。

    10年以上先を見ると「埼玉県が最も有望な市場」であり、これらの会館攻勢は
    理に適っています。(滋賀県の東海道沿線も有望)
    しかし、地場の専門業者は「太刀打ちが困難」であり、かなりキビシイ状態です。
    「兵糧攻め」は古典的な作戦ですが、「水責めよりも精神的負荷が大きい」ので、
    優秀な軍師が居なくても「地場の専門業者潰しには有効な戦法」です。

    「町の葬儀屋ガンバレ」と思いますが、自由競争なので淘汰やむなし。

  • prof様
    >埼玉県が最も有望な市場
    そうですか。圏外から見ると北九州状態に見えるのですが。

  • 北九州市内では、専門業者の斎場が売りに出ています。
    また、本春には「北九州エリアJA葬祭の再編」がありますので、
    中小業者は「終末期」に入ります。
    特に、典礼とベルコの「弾の打ち合い」に巻き込まれた中小専門業者は
    瀕死の状態であり、加えて「物理教師さんの天敵」の頑張りで、
    北九州は「今後の国内各地の縮図」とも言える現象です。

    埼玉では、「坂戸市と入間市を重点監察地区」と考えており、動向の
    チェックを続けています。
    既に、小規模斎場の閉鎖や廃業が始まっており、中規模葬儀社にも
    影響が見えています。

    動態や静態の公表値を見ても埼玉と滋賀は有望であり、衛星圏としては
    無視できない事は明らかです。
    そのために資本が潤沢な互助会やフランチャイズ系は集まりますが、
    従来から営業をしていた小規模葬儀社は苦境に追い込まれます。
    既に規制条例が始まった23区内よりも、規制条例が「さいたま市以外には
    存在しない埼玉県内」はねらい目であり、ハイリターンが望めるエリアです。

    名古屋商圏も「ねらい目」です。

  • 互助会に勝てない理由。

    ベルコの例
    2012年9月 大阪市が実施した一般競争入札で、新大阪駅前の2,866㎡を
    取得、塩漬けでしたが昨年には貸し駐車場ビルを造り運用中。
    2012年3月 大阪歌舞伎座の土地を取得し2015年1月~2016年1月まで
    解体工事(完了)、建設工事が始まり完成は2019年7月予定。
    (仮称)ベルコ難波ホテル(地下1階、地上19階、結婚式場、ホテル、店舗等)
    設計は銀座歌舞伎座と同じ「隅研吾建設都市設計事務所」で、旧歌舞伎座の
    面影を保っています。(西安や台北のホテルやデパートの様)

    大阪の人達には「歌舞伎座」は馴染みがあったが、これからは「ベルコ」です
    ので、お間違いなく。
    山手線大塚駅(JR用地だったが)にもベルコのホテルがありますが、更に
    大規模ホテルを造りだしました。

  • prof様
    滋賀が有望だとは知りませんでした。
    >山手線大塚駅(JR用地だったが)にもベルコのホテルがあります
    これも知りませんでした。
    着々と・・・ですね。

  • 沿革の1998年(1997年だが)をご参照下さい。
    https://www.bellco.co.jp/company/history.html
    一応、大塚はこれです。
    http://www.hotel-bellclassic.co.jp/
    斉藤3兄弟の「友の会の本部は大塚」です。(監察とは無関係です)

    埼玉と滋賀(東海道線沿い)が有望とは、15年程前にFB誌に書いたと
    思います。
    年齢及び家族構成、年収及び職業を考えると、上記の結論が導き出せ
    ました。

  • 滋賀県を無視できない理由」。
    日本や各自治体の人口が減少する中で、人口増加が続いているのは
    1位沖縄県、2位東京都、3位滋賀県です。
    1位の沖縄県は東南アジアやアフリカ諸国と同じく「貧乏人の子だくさん型」、
    2位の東京都は「一極集中による、お上りさん型。(土日の竹下通りを歩いて
    いる人の98%はお上りさん、もしくは外人)
    3位の滋賀県が「大阪や京都では大きな一戸建てやマンションの購入が
    難しいサラリーマン、企業誘致に伴う従事者型」。
    加えて、滋賀県の女性知事が優秀であったために、大学と企業(主に工場)の
    多数誘致に成功しており、従事者の滋賀県内定着と京阪へのアクセスの良さ。

    国内の死亡者数がピークとなる2035年の推計人口指数ランキング(国立社会
    保険・人口問題研究所)は、1位沖縄県、2位東京都、3位滋賀県、4位神奈川県、
    5位愛知県となります。(この時点では、埼玉県の躍進にブレーキがかかる)
    すなわち、埼玉県内における斎場建設は2025~2030年までに完了させて、
    2030年以降は「新規投資を控えて回収に走る」(邪魔な業者は潰しておく事)
    埼玉の「葬儀ピークはすでに始まっており、他の都道府県よりも下降時期が
    早い」との特徴があり、一方で滋賀県は「埼玉県よりもピークが10年遅い」と
    読んでいます。
    そのために、よく鼻の利く「K新書のS氏は、滋賀県内の大手葬儀社の株を
    多量に持ち、役員にも」。(2個の頭脳と4個の目を駆使、黒子も見事)
    当然ながら、「物理教師さんの天敵氏」の研究所も分析をしているはずですが、
    残念ながら全葬連ではこれらの研究や分析は出来ないでしょう。

  • 「琵琶湖以外何もない滋賀県が強い理由」とは?

    他のと同県庁よりもコンパクトで、首長と行政職が優秀であり意思疎通が良い点。
    「何もない事を自覚」しており、高等教育機関や一部上場企業の製作所(工場等)の
    誘致を積極的に行い、住環境の整備も進めました。
    その反面に「田舎者が誰もが欲しがる、新幹線駅の新設を白紙」へする等の、
    「先を見越した施策」を行って来ました。
    また、土地が余っており地価も廉価であり、良い環境が揃っています。

    滋賀県内の勤務先に勤め、滋賀県内に居住し、子供は滋賀県内の大学へ、
    そして滋賀県内に就職し、老後は滋賀県内で、死亡も滋賀県内とのサイクルが
    完成するために、「地産地消的サイクル」に関する利点があります。
    これは、単に県民の増加に限らず「地縁」が重用であり、小中高大の同級生、
    友人知人、同僚等の「滋賀県内在住比率が高く」、葬儀規模の維持が期待でき
    る部分に加えて、「安定した死亡者数うと死亡予備軍の増加」があります。
    滋賀県庁の努力
    http://www.pref.shiga.lg.jp/a/kikaku/2011kihonkousounohiroba/plan2011.html
    ただし、2015年が「滋賀県のピーク」とする資料もありますが、他の都道府県よりも
    有望である事は間違いはありません。
    有望地リストは下記です。(合併増加型の自治体を除いた自治体)
    http://www.visualization-labo.jp/pop_incratio_list2.php?id=25

    滋賀県の最大の武器は「琵琶湖」です。(原発も止めれるほど)
    しかし、琵琶湖は湖ではなく「単に堰き止められ増幅した河」です。(学術上)
    何かあると大阪や京都の人達に「琵琶湖の水止めるで」と言いますが、
    滋賀県が優れているのは、行政が良いためです。
    首長が優秀でも、「大阪府庁や大阪市役所」の様では将来はありません。
    愛知県は有望ですが、議員と自治体職員の意識が低い点がネックです。
    http://www.asahi.com/articles/ASJ383FG2J38OIPE00F.html

  • 物理教師さんレベルであれば「死亡者数=葬儀ではない」との事をご存じで
    あり、業として行う葬儀業では死亡者数が必ずしも「売り上げ(利益)比例」で
    は無い事を痛感していると思います。
    死亡者数がそのまま反映するのは「棺と搬送。火葬等」であり、業としての
    葬儀の売り上げ部分では「主とならない」(直送専門業者は別)事は明らかです。

    そのために、終活関連でも葬儀業及び葬儀関連業では「死亡者数=n値」だけ
    ではなく、「r値=素因要素」を考えなければなりません。
    すなわち、葬儀ビジネスは「n×r」であることから、n値よりもr値が重要です。
    現在、n値(死亡者数)が増加しているにも関わらずr値の減少が続いており、
    施行件数増でも売り上げ減少との状態が見られます。
    n値は死亡者数ですので実態把握が容易である反面に、これらの値を操作して
    コントロールすることは困難です。(平均寿命を意図的に伸ばすことが出来ない)

    n値に関しては、下記の資料が参考になります。
    http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001rt29-att/2r9852000001rtmt.pdf
    全国及び都道府県別自治体では、下記のHPが使いやすです

  • 「隅研吾」氏について追記です。

    現在、話題の「新国立競技場も隅 研吾 氏の設計」です。
    国内をはじめとして海外でも「勢いのある設計家」であり、これだけの人に
    設計を依頼するとは、「すごい」の一言です。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%88%E7%A0%94%E5%90%BE

    メモリードのM2ビル(世田谷・環八沿い)も、隅研吾氏の設計です。
    こちらは、「マツダがメモリードに売却」したもので、発注者はメモリードでは
    ありません。

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