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「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」河合雅司の誤りを指摘する




今回はこの書籍の間違いを指摘してしておきます。

「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」河合雅司

副題の通り、少子高齢化がさらに進む日本の将来を予想しています。

第一部2039年の下記の箇所

深刻な火葬場不足に陥る

死亡者数の増大で懸念されることといえば、斎場や火葬場の不足だが、とりわけ逼迫しそうな地域が、高齢化が急速に進むとみられる東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)である。  実はすでに、場所や時間帯によっては1週間や10日間程度待たされるケースは当たり前となっている。

この現状に関する記述は間違いです。
どこにも「1週間や10日間程度待たされるケースは当たり前」の根拠となるデータが掲載されていません。
おそらく著者の河合雅司氏は鵜飼秀徳氏の著作「無葬社会」を読んで筆を滑らせたのではないでしょうか。

下記の火葬場稼働率に関するデータを確認してみてください。
首都圏の火葬場調査データ
たとえば23区内のほとんどの火葬場の稼働率は50%前後です。
「10日待ちが当たり前」になるはずがありません。

「火葬場1週間から10日待ち」は鵜飼氏が流しているデマです。
信じてはいけません。
(参考記事 「無葬社会」鵜飼秀徳氏が流すデマを批判する
       そろそろ鵜飼秀徳氏ネタは終わりたいのですが  )

もちろん将来において火葬炉の増設は必須の課題です。
だからといって事実に反することを書いて、いたずらに消費者不安を煽るべきではありません。
(実際遺族の中にも信じている方がけっこういらっしゃいます。)
増刷の際、訂正されることをおすすめします。
炎
  
さて今回「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」の誤りを指摘いたしましたが、その他の箇所は日本の将来について警鐘を鳴らしている良書であることをお断りしておきます。
是非一読をお勧めします。











27 件のコメント

  • このデマを広めたのは、NHK
    http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3283/1.html

    正確に言うとデマでは無いが、わざわざレア・ケースを持ち出して「あたかも全てに当てはまる」と錯覚をさせた、「誘導放送」(プロパガンダの意味は不明、目的も不明)。

    南多摩は議会でも「増設や新設が検討されていた」状態であり、これをもって他自治体に当てはめるのは、「行政的にも統計的にも、学術的にも無理」。

    希望時間ピーク帯を避ければ空いており、火葬場整備が遅れた広域組合や自治体を持ち出して、「火葬7~10日待ち」などと声高に伝えるのは無知で無教養。

    南多摩は八王子、町田、多摩、稲城、日野の広域組合であり、貧乏な多摩や稲城、日野を抱えているために新設や増設の費用負担問題が大きく、肥大化した八王子や町田、高齢化が著しい多摩ニュータウンを抱えており、「キチキチな状態」に加えて、葬儀社が昼前後の火葬を入れて来るのでパンクするだけの話し。
    建替えもNIMBYや予算でガタガタしていました。(日野や小金井のゴミ焼却場と同じ)

    広域組合を抱える行政の民政業務の不備と不手際による市民生活への圧迫であり、これを「死亡者が増えたから」とするのは、各自治体の自然増加率や高齢者率、後期高齢者比率を読めないために施策が出来なかった、「自治体の問題」。

  • 葬儀には直接的な関係は無いのですが、健康寿命と平均寿命のバランスが大事です。
    平均寿命が延びるのは良いのですが、健康寿命の伸び率よりも平均寿命伸び率が高いと、大変な問題が発生をして来ます。
    これらを考えて、社会構築をするのが民政業務です。

    この辺りも葬儀社社員研修に取り入れたり、一般向けのセミナーで使うと面白いです。
    参考資料(厚労省)
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/chiiki-gyousei_03_02.pdf

  • prof様
    >このデマを広めたのは、NHK
    この番組のディレクター、事前にメールで私に取材しときながら
    私の言ったことを無視しました。

  • 真実を伝えても「面白くない、儲からない」ためであり、視聴率も採れないし話題性も無いので「面白いデマ」を探します。
    正確には、「自身に都合の良い情報だけをトリアージ」します。

    火葬場に空きが無く、「7~10日待ち」の方がインパクトがありますので。
    葬儀社の見積書は「安く」、請求書は「マシマシ、全部載せ」と同じです。

  • この場でご相談するのは間違いかもしれませんが、ベテランさんの知恵をお貸し頂けたなら幸いです。

    先日、彼の祖父のお葬式があり、まだ婚姻関係ではないのですが(近々婚姻予定)親族として参列させていただきました。
    (この時点で非常識かもしれませんが…)
    その際に御香典として1万円を包みました。しかし、後々考えれば会食もあり、香典返し(お菓子や乾物等々)も頂き、年齢も30代前半にもかかわらず1万円という金額は少なかったと後悔しました。
    当日、初七日の法要も行いましたが、無知な私は初七日の御香典の用意をしていませんでした。お義母様からは”こちらでまとめてするからね”とおっしゃっては頂き、その場は流れました。御香典はお気持ちと書いてあるサイトもありましたが、1万円の御香典のこともありますし、本当の初七日の日に5000円包もうかと考えており、初七日の法要が終わっているのに後日、お供えするのはおかしいでしょうか?
    もしくは49日の法要の日に少し多めお供えするのとではどちらが妥当でしょうか?
    ちなみに49日法要の日には2万円を考えていますが2万という金額はおかしいでしょうか?

    質問ばかりで乱文 失礼致します。
    お忙しいところ、大変申し訳ないのですが、ご回答頂ければと思います。

  • 通りすがりの無知な者です。 様
    ご質問ありがとうございます。
    さしつかえなければ、○○県とかだいたいのお住まいのエリアを参考までにお教えいただくことは可能でしょうか。

  • 葬儀従事者ではないのですが

    >まだ婚姻関係ではないのですが(近々婚姻予定)親族として参列
    仮に婚姻関係の場合に夫婦で参列ですと、「夫と妻が個々に香典はありません」。
    婚姻手続きがまだであっても親族(内因を含む)として参列であれば、「合わせ香典」も
    あるはずであり(孫とその配偶者)、個人的には「問題はない」と思います。

    また、地方では「繰上げ法要」(火葬後に初七日をやってしまう)が多いのですが、
    これとて地方の習慣(最近は東京でもあるが)であり、むしろ事前にその旨を伝え
    無かった孫の過失です。(この程度のことを気にすると、他地方の人と結婚は厳しい)
    私など国際結婚なので、「そんなもの知らん、民族の違いだ」と開き直りです。

    そもそも、香典等は「気持ち」であり額ではないのですが、金欲坊主達が戒名料を吊り上げ、エセ専門家達が「香典相場」を操作した帰来はあります。
    本当の初七日に行かれるのであれば5000円でも十分であり、行かれないのであれば
    5000円程度の花でも送れば十分です。
    本来、「金額ではなく気持ちを諮るべきところ、金額で量る」事が可笑しいのですが、
    これからの親族関係を考えると陰口は避けたいので、「気持ちマシ」で。

    後は、数多くの葬儀を担当され、数多くの香典トラブルを見てきた赤木氏へ。

    同じ質問を、島田先生にするとどの様な回答なのかも気になります。

  • 物理教師改め考える葬儀屋さん 様

    お返事ありがとうございます。
    住まいは西日本…でも大丈夫でしょうか?

  • prof 様

    こんな私の相談にご回答、ありがとうございますm(_ _)m
    何しろ無知な者で”駆けつけなければ!”が先走ってしまい、参列すると言ったものの後でネットで調べると”結婚もしていない’彼女’の立場で参列するのはおかしい””あの人誰?状態になり親族側は迷惑”等々、厳しい意見を目にしてしまい婚姻前にやってしまった…と後悔しました。お義母様や親族の方は優しく接してくれたので幸いでしたが…。
    prof様のようなお考えの方もいらっしゃると思うと気持ちが楽になりました。

    初七日のついては本人もバタバタで知らなかったみたいです。”気にしなくていい”と言われたのですが、やはり気になります。

    ”香典相場”について納得しました。
    私の中では”香典”とは葬儀費用の足しに…と言う意味かと思っていましたので、香典の中で会食、香典返しをまかない、少し浮いた分を葬儀費用等に当てるのかなと思っていましたので私が参列する事によりマイナスになったのではないかと心配しました。

    本当の初七日の日にお線香をあげに行くか考えてみます。

    島田先生とは有名な方なのですか?
    色々ネットをみて、意見が色々であり、わからなくなり赤木様

  • すみません、途中送信してしまいました(;_;)

    赤木様のブログにたどり着きました。
    実際に葬儀に関わる仕事をされている方の意見が聞きたく書き込みをしてしまいました。
    まさかの他の方からもアドバイスを頂けるとは…ありがとうございます。

  • 通りすがりの無知な者 様

    参考までに
    私の父と母の葬儀の時は共に、「香典辞退」で行いました。
    持ってくる人がいましたが、香典は寄付しました。(返礼品なし、寄付する旨通知)
    30歳代で葬儀のことや香典、ましてや繰上げ法要等は知らなくて当たり前です。
    だから、本屋に葬儀の本が並ぶのです。

    島田先生は「葬儀不要、墓不要」の大学の先生であり、香典も不要と言いそうです。
    今回の相談は、「現場の赤城氏(前は赤木氏と書いてしまった)」が適任です。
    ミナミには三日坊主氏も控えていますので、大丈夫です。

  • 通りすがりの無知な者 様
    結論から申し上げますと今回の 通りすがりの無知な者 様の行いは
    全く問題ありません。

    >近々婚姻予定
    であるならむしろ参列して正解です。
    余談ですが、二十数年前に私の父が亡くなったとき、妹の彼氏が参列せず
    結婚した今も義兄の私からそのことを会うたびに言われています(笑)

    >御香典として1万円
    問題ありません。この金額も少し多いくらいです。
    今のご関係なら仮に5千円でも問題ないくらいかと。

    >初七日の御香典の用意をしていませんでした。
    これも繰り上げ初七日のある地域で、初七日用の香典というのは一般的ではないので
    知らなくて当然だと思います。首都圏は初七日用の香典という習慣はほとんどありません。お葬式の香典が多めですし、問題ないと思いますが。

    概ねprof様と同意見になってしまいました(笑)

    >49日法要の日には2万円を考えていますが2万という金額はおかしいでしょうか?
    はい、これは多すぎると思います。むしろ受け取る方が恐縮するのではないでしょうか。香典は彼氏(もしくは彼氏の家族に)任せて孫のパートナーという立ち位置で、無くてもいいくらいだと思いますが。

    以上が私の見解です。
    他にも何か疑問点がありましたら、お気軽にご質問ください。

  • 良い回答です ◎

    まじめな話しが続いたので、私が勤務したくない役所その1

    鹿児島県志布志市志布志町志布志2-1-1 志布志市役所志布志支所
    キャバで名刺を出すと、「ウケル~」と笑われそう 

  • prof様
    >「ウケル~」と笑われそう
    「ウケル~」と言っている奴で本当にウケてる奴を見たことがないです。

  • prof 様

    遅くなりましたm(_ _)m
    お返事ありがとうございます。

    ”香典辞退” そのような場合もあるんですね!

    考えたくはありませんが、この先自分が歳を重ねる度にお葬式に参列する機会も増えるかと思います。その時までに勉強?と言うのは変ですが、恥をかかない程度の知識は身につけたいですね。

    島田先生の事、初めて知りました!
    墓不要…本当に色々な考えの方がいて、必ずコレ‼︎と決まったものはないんですね。

    三日坊主さんのブログ、発見しましたのでまた覗いてみます。

  • 物理教師改め考える葬儀屋さん 様

    一つ一つ丁寧にお返事ありがとうございますm(_ _)m

    そう言っていただけると行って後悔しかけていた気持ちが”行ってよかった”に変わりました。
    妹さんの旦那様にそうやって言える仲は素敵ですね(^^)

    会食費や香典返し等々の合計の金額を考える必要はなかったんですね。
    親族の方々に”よく思われたい”と言う気持ちも混じってしまい、多く包んだ方がいいなんて浅はかな考えをもってしまいました。本当にお恥ずかしい。
    赤城様のご意見を参考に49日についても考えてみます。

    また分からない事があれば、相談に乗って下さい。本当にありがとうございました。

  • prof 様
    物理教師改め考える葬儀屋さん 様

    最後に笑いをありがとうございます(笑
    ニヤリとしてしまいました(。-∀-)

    この場をお借りしまして、お二人様の貴重なご意見、ご回答、大変勉強になりました。
    ありがとうございました!

  • 昨日逮捕された、山梨市市長。
    本業は「墓石業」。

    16年の負債額が6億弱、17年は8億まで行くか?(個人的には、8or9月破産と思う)
    現社長は同居中の元妻ですが、詐欺で逮捕され民事でも支払い命令。
    あの地区でこれだけの負債は、「霊園に手を出した、葬儀に手を出して斎場建設」の
    どちらか。

    倒産・廃業、破産数では葬儀業の方が多いのですが、石材業の全体吸うが少ない
    事から、「葬儀業以上に石材業の危機」は深刻です。
    10年近く前の「一家4人、銃殺無理心中事件」の頃から、霊園開発に手を出した
    石材店の負債が肥大をしました。
    山梨市市長は本業(家業)の墓石会社の負債に負われ、社長の別れた妻(偽装離婚?)
    も墓石会社の支払いや負債に負われて犯罪へ。

    葬儀業界の5~10年後を写しています。

  • 通りすがりの無知な者 様
    どういたしまして(^_^)
    またわからないことがありましたらなんでもご質問くださいませ。

  • この市長さん、山梨県警の逮捕ではなく警視庁刑事部2課が逮捕。(本部は八王子署?)
    よく使う、微罪や別件で引っ張って本丸を落とす作戦。(72時間以内に送致、14日拘留)
    市職員採用で口利きが「1人で数百万円」なので、口利き採用を行っても年に数千万円で有れば、負債の利息にもなりません。
    葬儀業界に多い「負け組み2世」の典型的パターンです。
    大手互助会の息子に生まれれば「勝ち組2世」、町の葬儀社の息子に生まれれば「負け組み2世」が確定。(負の遺産を抱えて勝ち組みになるのは、正攻法ではムリ)

    その意味では、「墓石業の跡取りに生まれた悲劇」です。
    負債の穴埋めのために「違法行為や犯罪に手を染めて」も、葬儀と墓は斜陽産業であり時代の流れには逆らえません。(衰退業なので、日本では葬儀と墓は学問化はムリ)
    北京大学西安校がMBAコースに葬儀管理学を入れるのは正しい選択。

  • prof様
    でもこの人、実家の商売に関係なくやってそうな感じですね。

  • 元妻の詐欺総額は4億円弱で、公判記録によると使用用途は「石材業の負債補填」。
    離婚したとは言え元妻の連帯保証人になっており、山梨市市長にも多額の返済請求。
    搾取した金を注ぎ込んでも石材店の負債は増加。
    土地・家屋は3度の差し押さえを受けており、現在も差し押さえ中。

    「墓はいらない」(葬式不要論)の島田砲により、更に業績悪化?
    お決まりの「自民党」であり、自民党幹部。
    担当が、警視庁本店の捜査2課。(通常は他県の公文書偽造または変造では動かない)

    そこまでをして、家業を守る必要があるのか?(破産申請をするべきだった)
    破産は公職の失職につながるが、犯罪者になれば更に厳しい状態となる。
    世襲という家業承継は天国と地獄。(勝ち組承継と負け組み承継)
    世襲率95%以上、株式公開率が皆無の葬儀業界では避けては通れない課題です。

    個人的には同情の余地は有りますが、かなり厳しい判決と社会的制裁を受けそうです。

  • 西日本の葬儀社です。こちらは繰り上げ初七日に香典を改めて出すか
    葬儀の香典の中にぶっこむかの派閥がありますね。私はぶっこむ派。
    そもそも繰り上げ初七日が今や葬儀のルーティーンな気がします。

    でも高齢者に言われますので
    私たちは初七日の時にここに置いてね♪ってお盆を出しておく必要があります。

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