寝ながら使えるパナソニック エアーマッサージャー EW-RA150-Hを使ってみた




私は葬儀屋さんです。
葬儀屋さんは長時間の立ち仕事なので、足が疲れてむくみがち。
帰宅してからのケアが欠かせません。

  • 私のように立ち仕事が長くて足がむくみがち
  • 家でマッサージをしたい
  • 良いマッサージ機を探している
  • パナソニックのエアーマッサージャーを買おうかどうか迷っている

そんな方のためにお役に立てればと思いこの記事を書きました。

私のイチオシはオムロンのローラーマッサージャー

私が長期間愛用してるマッサージ機が、こちら
ローラーマッサージャーTOKOTON ROLLER α HM-202

買った時期はよく覚えていませんが、多分10年以上使っています。

これが実際使っている画像です。
なんでモノクロかっていうと、あまりにも長期間使っているため機械全体が変色して、みすぼらしくなっているので…

カバーの下のイボイボのついたローラーが回転して足のツボやふくらはぎを押しまくるという仕組みです。
回転速度や回転方向も調整できます。
まず最初の5分で足裏の緊張をほぐして、次にふくらはぎの緊張のほぐします。
そのうち全身の力が気持ちよく抜けてくるので、リフレッシュは完了です。

世の自宅用マッサージ機器は、高周波治療器とか低周波治療機などの電波系?が多いですよね。
私もいろいろ買って試したのですが、

これはビリビリ電気が流れているだけで、筋肉が緊張状態になってしまい、全然気持ちよくないです。

こっちは全くビリビリしませんが、効いているのか効いていないのか、さっぱりわかりません。

自分には、やっぱり物理的な圧力がないとダメみたいです。

以前秋田のホテルに置いていたフジ医療器のマッサージチェアを、初めて利用したときは感動的なくらい気持ちよかったです。

でも高価で重くて場所を取るので、ちょっと現実的ではない。

そうなるとイボイボローラータイプ一択なのですが、どういうわけが現在市場に出回っていません。

同メーカーのオムロンでさえ、現在扱っているのはふくらはぎを挟み込むタイプのみ。

あとは剣山みたいなのを振動させるタイプですね。

そのためAmazonのコメント欄には、「オムロンは後継機を出してくれ」という怨嗟の声が。

そんなわけで、壊れないように私はずっと大事に使っています…と言いたいところなのですが、大体気持ちよくなって寝落ちして、いつのまにか蹴飛ばしています。
オムロン、丈夫な機械をありがとう。

ところが最近妻からクレームが。
音がうるさくて、寝れない、もしくは目が覚めてしまう、とのこと。
部屋の構造が変わったため、音が聞こえやすくなってしまったらしいのです。

そう、この機械の唯一の欠点が、騒音。

パナソニック エアーマッサージャー ねるまえほっとリフレ レッグリフレ ダークグレー EW-RA150-Hを買ってみた

たしかにうるさい。もっともな意見です。

でもこれを使わないと疲れが取れないし、困ったな…と思いながら、色々探し始めたところ
パナソニックから出たばかりのこの商品に出会ったのです。

https://panasonic.jp/massage_parts/products/ew-ra150/img/img07.jpg

パナソニック エアーマッサージャー ねるまえほっとリフレ レッグリフレ ダークグレー EW-RA150-H

空気を送り込んでマッサージするエアーマッサージャーをパナソニックが出しているのは知っていましたが、
これまでの製品は、ロボットの操縦でもするつもりか、というデザイン。

寝ながら使用というのも、かさばってできそうにない。

でもEW-RA150-Hは、「ねるまえほっとリフレ」とうたっているくらいなので寝ながら使用できそうだし、空気を送り込むだけならうるさくないのでは?
ということで購入第一候補になりました。

電気店に行ったら試用できるかもと思って、ビックカメラとコジマ電気に足を運びましたが、電源はつながれてはおらず、棚に置かれているだけ。
正直使い心地は分からなかったのですが、他に選択肢もないので、思い切って購入してみました。

結論

結論はまぁ合格、という感じです。
冒頭で紹介したオムロンのローラーマッサージャーより効きは弱いが、そこそこマッサージ効果はあって、何より静かなので、妻も満足しているようです。

仕組み

仕組みはクッションの間に、ふくらはぎ、もしくは足を入れて、空気が送り込まれることでマッサージが行われるという仕組み。
荒っぽく言うと、腕を入れて自動で血圧測定する機械が病院に置いていますよね、あんな感じ。

ふくらはぎの場合は、おやすみ前の20分モードと、クイックの10分モードがあり、足の場合は足ストレッチ10分モードを選びます。

良いところ

では1ヶ月使ってみて思った良いところと悪いところを紹介します。

まぁまぁマッサージしてくれる。

私のベストフレンド、オムロンのローラーマッサージャーほどは効かないのですが、低周波治療や高周波治療器よりは、格段にマッサージされている感があります。

ただし自分なりのベストの足の位置と強さの設定を探し当てることが必要です。
最初これがわからなかったため、ただ締めつけ感があるだけ。
「これただのおっきい血圧測定機やん、失敗した!」
と落ち込みました。

しかしこの機械、リモコンで、手前側と足側の締め付けの強さをそれぞれ設定できます。
これによって効き方が違ってきます。
またどれくらい足を差し込んで、どのポジションにするかによっても微妙に違ってくるのです。

何度か使用して、ベストの足の位置と強さの設定を見つけてください。
私も1週間ほど試行錯誤して、ある日、足首から膝に向けて、もみ上がってくる感覚を味わうことができました。
この感覚に到達できればOKです。

私はどちらかというとキツめの設定です。プログラム終了後、エアーがどんどん抜かれていって、締め付けられていた足に血液が流れていく感覚が好きですね。
加圧トレーニングが終わってベルトを外した時の感覚に似ています。

清潔

抗菌加工がされており、インナーは洗えます。

静か

空気を送り込んだり抜いたりしているので、無音ではありせんが、ローラーマッサージャーよりは格段に静かです。
公式サイトによると「動作音を抑え、周囲にマッサージが気づかれにくいよう配慮したエアーポンプ制御」とのこと。
使用中の動画を載せます。

ふくらはぎの場合

足の場合

ある程度の秒数を使っていますが、最後まで見ても画的に何が変化が起こるわけではありません。
使用者の私にはジワジワ圧迫感が来ているのですが。
どれくらいの音量かを確かめるのに使ってください。
音も機械式の血圧測定機に似ています。

ふと思ったのですが、機械式の血圧測定機といえばオムロンなので、このエアーマッサージャーもオムロンが作ればよかったのに。

悪いところ

次に悪いところです。

リモコンを無くすと操作できない。

本体には操作ボタンはなく、付属の4cm×15cmリモコンでしか操作できません。

これは私が悪いのですが、枕元に本をいろいろ散らかしてるため、マッサージャー使いたいのにリモコンが見つからない、という事態がこれまで3回ありました。
無くすなよ!という話なのですが、本体にも操作ボタン欲しかったな、と。

足を温める機能は不要

下部につま先をいれる靴下的なパーツがあり、そこで足を温める機能があります。
ONで高(40℃)か低(37℃)かを選べて、60分間続きます。
ふくらはぎの使用動画で足を外に出してることからもお分かりかと思いますが、個人的には邪魔です。
つま先を入れてしまうと、ふくらはぎのちょうどいいポジションニングができませんし。

寒い季節になったら重宝するんでしょうか。
冷え性の女性にはいいかもしれません。

寝落ちはできない

カタログ写真にも寝ながら使用しているので、そのまま寝落ちができそうなのですが、実際は無理だと思います。
電源が落ちてもエアーが本体に少し残っているので、本体を手で持たないと足を引っこ抜けません。
寝ぼけながら無意識のうちに足が抜ければベストなのですが、多分無理です。
両足固定されている状態では寝返りも打てないと思うので、どこかの段階で目を覚まして意識的に足を抜く必要があります。

以上がEW-RA150-Hを買ってみた感想です。
3万5千円前後なので、決して安い買い物とは言えませんが、個人的には買ってよかったと思います。
この記事が誰かの参考になりますように。











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