終戦記念日に思い出すこと

政治や民族やイデオロギーの話って、
議論にならずに
自分の言いたいことを熱く大声でわめいて終了!
ってことになりがちで、正直苦手です。

しかし今日は終戦記念日ということもあり、
少しお付き合いを・・・

10年くらい前でしょうか、故人が元軍人の方のお葬式のとき、
御遺族がぜひこれを飾って欲しいということで
インドネシア政府から故人がもらったという勲章を
お飾りしたことがあります。

はて、なんでインドネシア?
と疑問に思って調べたところ
日本の敗戦後も、インドネシアにとどまって独立戦争を戦った日本兵の話
を知りました。

インドネシアで亡くなったオランダ兵士の遺族の視点で見ると
また違った見方もあるんでしょうけど
現在にいたるまで続くインドネシアの親日ぶりを考えると
故人に対して、本当にお疲れ様でしたという気持ちでした。
インドネシア国旗
このところ
竹島や尖閣諸島が問題になっているのは、
御存じの通り。

国家として中国や韓国のやっていることは
許せない、って思います。

一方過去中国人の方や朝鮮人の方のお葬式も何度か担当したことがありますが、
御遺族の方々とは今も良好な関係を持っています。

その中国人の奥様は、日本に移住してきた夫についてきて、数十年。
でも日本語が話せないので、お葬式の間は、
ずっと息子さんが通訳してくれてました。
号泣というか絶叫しながら、
ご主人が収められた火葬炉に突っ込もうとするのを、
息子さんといっしょに必死で押しとどめた一幕も。

ご主人の遺骨を自宅に安置して私が最後に失礼するときに、
その奥様が片言だけど、
初めて日本語で「アリガトウゴザイマシタ」って、はにかんだ様子で言ってくれて。

人の死を悼(いた)むという行為の前では
民族やイデオロギーを超えて共感できる

なんてことを言うと、青いよ、って言われるかもしれませんけど、
葬儀屋という職業をやってたから経験できたことを、
今回は伝えたいと思いました。