自宅にいながらDNA鑑定により自分の体の速筋と遅筋の比率、言い換えるなら筋肉の付きやすさを調べることができるということを知り
試してみました。
筋肉には2種類ある
軽く解説。主に筋肉には2種類あります。
- 速筋(別名白筋。瞬発系運動の筋肉。肥大しやすい。短距離走など短時間に大きな力を出す競技に向いている)
- 遅筋(別名赤筋。持久力系の筋肉。肥大しづらい。長距離走など長時間に中くらいの力を出す競技に向いている)
トレーニングでそれぞれの機能アップは可能ですが、筋肉繊維の比率や本数は生まれつき決まっています。
トップクラスの100メートルスプリンターは速筋が筋肉全体の8割を占め、マラソンランナーは遅筋が8割を占めるらしいです。
どっちの筋肉が多いかは過去にどんな競技が得意だったかで、実感として見当は付けられると思います。
私の場合は、短距離走がだめで長距離走が得意だったので、漠然と遅筋が多い体質なのだろうなと思っていました。
近年DNA検査の低コスト化で科学的にそれを確かめられることを知ったので、今回試してみたというわけです。
DNAを送ってみた
筋肉の遺伝子検査をおこなえるキットはAmazonで販売されています↓
金額は7,700円。
似たようなサービスがないので高いのか安いのかわかりません。(^^;)
早速(と言っても実は3日ほど考えましたが)キットを取り寄せてみました。
検査方法は綿棒を頬の裏側にこすりつけ粘液を採取し、それをケースに入れて送るというもの。
極めて簡単。
印象的なのは個人データの管理に関して書面でかなりしつこく聞いてくること。
なんでだろうと調べてみると、遺伝子情報が商売に使われる可能性があるかららしいです。
たとえば遺伝系の病気を持っていることがDNA情報から解析できるので
その情報を元に医療系の商品を売りつける奴が将来出てくるかも
とかそういうことらしい。
つまり遺伝子情報ってガチガチの個人情報だということなんですね。
だから遺伝子解析企業の情報管理が信用できないという人はやめておきましょう。
私は専門機関で体力測定モニターをやっているくらいの医療系検査好きなので
別に気にしません(^^;)
私の筋肉は・・・
2週間後結果が届きました。
私の予想は遅筋が多いⅢ型という体質だろういうものだったんだけど
結果は意外にも速筋と遅筋のバランスの取れたⅡ型でした。
生まれつきのこととは言え、不満です。
速筋ばっかり、遅筋ばっかりの特化した肉体の方がカッコイイと思っていたのに。
バランス取れてますってほめてるようで、何かどっちつかずの印象。
それから分析がおおざっぱなのも不満です。
もっと健康診断みたいに、何々の数値は何mgみたいなものを期待していたのですが・・・
3つの遺伝子をそれぞれ3種類に分類しているだけなので、もうちょっと説得力を持たせて欲しいです。
とはいえ、予想していたⅢ型よりも速筋が多いということは、自分が思っているよりももう少し筋肉を肥大させられるんじゃないか
という気になって、ウエイトトレーニングのモチベーションが上がったのも事実。
あと葬儀屋さんの勤務内容としては
長時間働きつつ、たまに重いご遺体をかかえてマンション3階まで階段で上ったりという感じなので
速筋と遅筋のバランスの取れたⅡ型っていうのは葬儀屋向きなのかも。
これまでDNA鑑定と言えば、自分の子供かどうかを調べるときにつかうもので、
全く縁がないものとおもっていたのですが、時代はここまできているんですね。
ちなみにこの会社は他にもこんな検査を行っています。
○遺伝的なお酒の強さを調べる検査(←これ判明したからってどうするのだろう。)
『アルコール感受性遺伝子分析キット』
○太りやすさを調べる検査(←食生活の方が重要なファクターだと思うが。)
話題のDNA SLIMダイエット
興味のある方は、お試し下さい。
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