読者の方から
「浄土真宗は線香を使うとき、なぜ線香を寝かすのか?他の宗派は立てるのに。」
という質問をいただきました。
以下その回答です。
浄土真宗が線香を寝かす理由
もともと香炉の中にお香の固まりを置いて使っていた。
→利便性を高めるために棒状にした。
だからもともと寝かして置くのが線香の本来の形。
それを現在まで続けている。
ということです。
(情報源はつきあいのある浄土真宗のお坊さんです。)
浄土真宗以外の宗派はなぜ線香を立てるようになったのか
ではなぜ他の宗派は立てるようになったのか?という疑問が出てきます。
ここははっきりした証拠は発見できませんでした。
申し訳ありません。
以下は私の仮説です。
座禅などの修行を重んじる曹洞宗・臨済宗や、
儀式性を重んじる天台宗・真言宗の場合は
線香を立てて線香の長さで経過時間を確認していたためではないか
というふうに考えています。
両者に属しない日蓮正宗も線香を寝かすことを考えると、
あり得ない話ではないとは思うのですが
定説ではないことにご注意ください。
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