3月1日就職活動解禁ということで、就活生向けに2018年度葬儀業界新卒採用事情について、述べてみます。
と、その前に葬儀業界のインターンシップについて。
5年ほど前にこんな記事を書きました。
葬儀社のインターンシップについて | 考える葬儀屋さんのブログ
この当時は葬儀社のインターンシップなんてほとんどなかったと記憶します。
今年のリクナビをのぞいてみると、5社ほどインターンを行っている葬儀社がありますね。
(記事書くときにリンク貼ろうと思ったら、再び見つけることができませんでした。すいません。2月末に見たのですが終活解禁になった段階でページ消えたのでしょうか)
葬儀業界の中の人はまだまだ大学新卒組より高卒中途組が多く、インターンシップって何?という人が多いと思うので
一応解説しておきましょう・・・という言い方をするから敵が増えるのだな(^^;)
インターンシップとはざっくり言うと職場体験。
学生が興味ある職場で、アルバイト的な扱いで実際に働くこと。
学生にとっては実際の職場は経験できるし、企業は有望な学生を青田買いできる。
とはいえ、この定義でいうと葬儀業界とインターンの食い合わせは非常に悪い。
多分現場サイドが見て欲しいのは、現場のハードさと遺族の葬儀屋さんに対する感謝ぶりだと思うのです。
君(学生)はこの過酷な状況に堪えられそうか、堪えた先に味わうこの達成感を至上のものと思えるのか
ということを問いたいのです。
でもそれはできない。
あの場所にシロウトかつ部外者を立たせるわけにはいかない。
また予測不能な状況なので、短時間で良い面と悪い面をバランス良く見てもらえるかどうかわからない。
きっとそんな事情のせいだと思うのですが、現在行われている葬儀屋さんのインターンは、半日から1日くらいで
良くてワークショップ、ダメなところはほぼ会社説明会と同じ、というパターンです。
とはいえインターンシップの段階で学生を集めることができている葬儀屋さんというのは葬儀業界の就活市場においては、かなり優秀な方なんですけどね。
次回は葬儀業界新卒採用事情です。
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