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葬儀業界紙フューネラルビジネス10月号を読んで




葬儀業界紙フューネラルビジネス
毎年10月号に全国の葬儀社の売上げ上位ランキングを掲載しています。
それを見て思ったことをつらつらと。
 まず伸びているところを見てみると
ここは「千の風」の名前で広域展開しているみたいですね。
フランチャイズ化が急進の原因かな。
凄い名前だとおもったら、
ティアさんの業務提携先である南海電鉄の葬儀部門のようです。
あとアーバンフューネスさんと一柳さんが前年比約25%前後の伸びですね。
アーバンフューネスは拡大路線の舵取りが原因だと思うのですが
ティアの攻勢を受けながら老舗の一柳さんが伸びたのはなんででしょう?
何か営業外利益でも出たのでしょうかね。

 

全体を一見して思ったのが意外とみんな踏みとどまってるな、という印象。
葬儀専業部門ランキングでは売上げ前年割れが2割くらいしかありません。
ただ売上げのみの表記しかないので、
利益がどうなっているのかは分りません。
また上場しているところ以外(つまりほとんど)は、
編集部独自の調査らしいのでどこまで正確なのかは分らないです。
確かに売上げが前年と全く同じというところが全体の2割くらいあるのが怪しい。
ええっ、ここ売上げ前年よりアップっていうのはおかしいでしょ、
っていうところもちらほらありますし。
農協系は4割くらいが前年割れのようですが
このデータの方が実態を反映している気がします。











6 件のコメント

  • 第四百四十条 「株式会社は、法務省令で定めるところにより、定時株主総会の終結後遅滞なく、貸借対照表(大会社にあっては、貸借対照表及び損益計算書)を公告しなければならない」と会社法の「計算書類の公告」では定められており、これを怠ると100万円以下の過料です。

    公告は、官報または新聞、自社HPでも可能であり、法人成立・登記時に選択したはずですが、葬儀業界社の95%(恐らく)は「資産書類の広告」をしないので、実態は自己申告の状態です。
    株主総会自体も、夕食時に父親(会長)、母親(副社長)、長男(社長)、長男の嫁(専務)、次男(副社長)、次男の嫁(常務)がコロッケを食べながら定時株主総会が成立します。

    大手や株式公開、互助会では公告は当たり前ですが、中小で公告を出すところは「非情に珍しい」です。
    特に財務指標としては「売り上げ」は然程意味がなく、「どれだけ儲けたか、どれだけ損をしたか」ですので、「損益計算書」が無ければほとんど意味のない数字です。(100億売って、101億支払ったら赤字)
    互助会はM&Aが激化するので分かり易いのですが、葬儀専門業者は「実態把握が困難」でありハイリスクな買い物です。(広告で借金を踏み倒す必要あり)

  • prof様
    >コロッケを食べながら定時株主総会が成立します。
    夫婦間が悪くなると紛糾するとか(^^;)

  • 経産省で行っている「冠婚葬祭互助会の解約手数料のあり方等に係る研究会」も4回が終わり、年内には報告書が出ると思います。

    国民と葬儀屋さんには気付かれない様に行っていますが、経産省としても判決が出た以上は「姿勢」を見せる必要が出ました。

  • prof様、
    こうして振り返ると週刊ダイヤモンドの記事は
    結構絶妙なタイミングだったのかなとも思えてきます。

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