最近の個人的なPC関係の話題と言えばウィンドウズ10への無料移行締め切りとEvernoteの料金体系の変更が挙げられます。
これまで私はブログ記事をWindows 7のPC上のEvernoteで執筆してきました。
以下私がどういった対応を取ったか備忘録替わりに記しておきます。
私のメインPCはレノボのノートパソコンとパナソニックのレッツノートです。
どちらも4~5年前に発売されたやや古めのPCです。
無料移行期間の締め切りが迫ってからの7月20日ごろにWindows10のインストールを行ってみました。
将来のWindows7のサポート終了後も同じノートPCを使い続けるのであればWindows10に切り替えるのがセキュリティ上合理的ですから。
そしてレノボのPCのインストールはうまくいったのですが、パナソニックのPCには不具合が出てしまいました。
ファンクションキーを使っての画面の明るさ調整ができなくなってしまったのです。
ファンクションキーを使った輝度調整をすると一時的に明るさが調整できるのですが、その直後に無理矢理自動で最も明るい状態に変更されてしまいます。
これはWindows10の画像切り替えの画面で行うとうまくいくのですが、やはり面倒です。
ネット上にも同様の現象が報告されていました。
よくよく調べてみたところパナソニックによるとこの機種はWindows10のサポート外の扱いとのこと。
Windows7でサポートの切れる2年半後まで使い倒して終わりかと諦めたのですが、
いろいろ調べてみると一度Windows10にアップグレードしてその後Windows7にダウングレードしておくと、移行期間終了後でも再度アップグレードが可能になるとの情報を得ました。
念のためクリーンインストールディスクを作っておいてダウングレードして、あと2年半はWindows7で使うことにしました。
インターフェースが異なると使いづらいのでレノボのパソコンも同じようにダウングレードを行いました。
2年半後にWindows7のサポートが終わることのセキュリティ上のデメリットはありますが、Windows10にアップグレードして得られるメリットと言うのも個人的にあまりありませんし。まぁ、これでよかったのかなと。
次にEvernoteです。
私はブログを始めてすぐにEvernoteを使い始めました。
原稿やアイディアやネット上の保存した記事を全てEvernoteに突っ込んでいます。
Evernoteも資金不足らしく無料のプランでは2台のデバイスにしかアクセスできないという制限が、8月中に設けられてしまうことになりました。
確かに使っているPCは二台ですがこれ以外にもアンドロイドのスマートフォンやキンドルファイアなどで思いついたアイディアを入力することがあるのでこれでは困ってしまいます。
ネットでは改悪の大合唱。
とはいえ現在大変重宝してるので年間3,000円程払って使用台数無制限のコースに変更するのもしょうがないかと思っていました。
ところが同じような機能をもつ競合ソフトであるマイクロソフトのワンノートが、まさにチャンス到来とばかりに、Evernoteからの移行キャンペーンを始めたのです。
ちなみにワンノートは無料です。
Evernoteからワンノートへデータを移行させるソフトも配布されています。
そこでワンノートをインストールして使い勝手を試してみることにしました。
使ってみたワンノートの印象は悪くありません。インターフェースがマイクロソフトのオフィスと一緒というのも大きいです。
ただしワンノートは以下の2点が不満です。
まず作成したページを自動で更新日時順に並べることができません。
野口悠紀雄が超整理法で言ってるように人間の脳というのは書いたことを時系列で記憶しています。
「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書) 野口 悠紀雄 中央公論社 1993-11
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並び替えを手動でやらなければいけないのはかなり面倒です。
検索機能を使って時系列に並べ変える事はできるのですが、その作業を一々やると言うわけにはいきません。
次にウェブ画面を保存するクリッパーの性能が良くありません。
Evernoteは画面のテキストや画像のレイアウトをそのままに切り取ってさらにテキストのみをコピペすることが可能でしたがワンノートはテキストのみコピーという印象で、レイアウト崩れまくってます。
しばらくワンノート使ってみてやはりなじまないようであればEvernoteに戻りたいと思います。
(追記)
やっぱり上記の問題が気になってしまって、お金払ってEvernoteを使うことにしました。
ワンノートはもうひとがんばりして欲しいです。
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