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シニアは終活に前向きになっている、は間違い




最近ネットアンケートの結果を受けて
「シニアの7割強が終活に前向き」
という論調が盛り上がっていますが
間違いです。

ネタ元はこちら。

シニアの7割強が終活に前向き | ロイター
シニアの7割強が終活に前向き | ロイター
前向きと判断する根拠は

「近いうちに始める予定」が8・5%、「時期が来ればしたい」が56・2%で計73・6%だった。

というもの。
治療
断言しましょう。

「時期が来ればしたい」という56・2%の人は結局何の終活もせずに亡くなっていきます。

「時期」っていつ?

70才の誕生日に!とかではなく
おそらく死期を悟ったときでしょう。
死期が確実に数年以上前からわかるってことはレアケースですよね。
大体医者から余命数ヶ月です、
って言われて初めて死期を悟る人が多いのでないでしょうか。

そして実際に、死期を悟ってから「終活」を行うことができるのは
超人的なストレス耐性の持ち主に限ります。

ほとんどの人にとってほぼ不可能です。
死の恐怖に怯えつつ葬儀屋や墓を決めるのはキツいでしょう。

私は「俺もいつかはやればできるんだよ」と言いながら
実際にやった人をみたことがありません。

みなさんもそうでしょう。

つまりそういうことです。

「すでにしている」はもちろん良いとして
「近いうちに始める予定」に人に期待したとしても
終活に前向きな人は2割いかないってことです。

残念ながらこれが終活の現実。

(追記)
知り合いの行政書士も
「時期が来たら遺言書を作成する」と言った人で実際に作成した人はいない
とのたまっておりました。











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