葬儀の「先祖返り」は成功するのか?

高知で住民による住民のための葬儀が行われ始めたようです。

「見送り」地域の手で=高齢化山間部で自主葬儀-遠方斎場、参列困難・高知:時事ドットコム
「見送り」地域の手で=高齢化山間部で自主葬儀-遠方斎場、参列困難・高知:時事ドットコム
かつて葬儀はその土地の共同体によって行われていました。
それが社会環境の変化によって葬儀の施行が
プロ≒葬儀屋さんによって行われるようになったわけです。
それをもう一度共同体の手によって行おうという試みです。
いわゆる葬儀の「先祖返り」とでもいいましょうか。

とはいえ、
行政が思いつきで始めるとろくなことにならないケースが多々ありますが
今回の話もちょっと無理があります。
老人 (2)
葬儀屋さんの所有する式場まで距離が遠くて高齢者が参列できないという立地ということであれば
おそらく限界集落化が進んでいるはずです。
葬儀を施行する地域住民もおそらく高齢者でしょう。
葬儀の仕事って肉体労働です。

早晩誰も遺体を持ち上げることができない、という状況になってしまうことは確実でしょう。
ご近所の方が葬儀を行うというのは
葬儀の社会的機能の理念に沿ったもので素晴らしいことであるとは思うのですが
残念ながら継続的に行うのは無理だと思います。

強いて言えば介護に導入予定のパワードスーツ的なものを使うとか・・・
しかし普及まで集落が存続できないでしょう。




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