異業種から葬儀屋さんにマネージャーとして転職した人へのアドバイス

異業種から葬儀屋さんにマネージャー(管理職)として転職した人へのアドバイスです。
葬儀社内で一番バカな人と重要な人
以前こういう記事を書きましたが今回はその続編にあたります。

おそらく社内では現場組からバカ扱いされていることかと思います。

いやいやそんなことはない、というあなた。
そういう認識ならば(もしくはそれに気づいていないならば)以下の文章は読む必要はありません。
今回は組織論ではなく個人の幸福についての話ですから。

つまり、現場組から見て立場上は上司ですから面と向かってバカといわれたことはないが
そういう「空気」に関するアンテナを持っていてそれゆえ悩んでいるマネージャー向けの話です。
上司
ここでやりがちな失敗は実務をヒアリングとテキストで覚えようとすることです。

残念ながらそこをどんどん深掘りしていっても事態は好転しません。
なぜなら葬儀屋さんにとって遺体に触れたことのない人は常に「あっちの側の人」だからです。
上品でない例え方をすると、AVしか見たことないのに女を語る勘違い童貞野郎に過ぎないのです。

それならば、と一度恥をかきまくる覚悟で現場と同じポジションで実務を経験するという方法があります。
しかしそれで現場組との心理的距離は縮まるかもしれませんが、
現場スタッフのワンオブゼムになってしまってはキャリア戦略的に意味がありません。

ここで本来やるべきことは葬儀現場の知識を身に付けることではなくて
マネジメントの能力を示すことなのです。

葬儀屋さんはマネジメント能力を持っていません。

葬儀現場上がりでマネージャーのポジションにいる人がやっていることは
兄貴として振る舞うことであってマネジメントではありません。

その為マネジメントというのはどういうものなのかということを誇示する施策をどんどん打ってけばいいのです。
効率的な労務管理とか、無駄なオペレーションの排除とか、システムの導入とか。

最初は一時的な抵抗にあってさらにバカ呼ばわりされるかもしれませんが
施策の効果がでてくれば、状況は変化していくでしょう。

非現場者が現場組から信頼と尊敬を勝ち取るにはそれしか方法がありません。

そもそもマネジメント能力がなかったらどうすればいいかって?
また転職してください。




4件のコメント

経営者が異業種を引っ張ってきて会社改善をするイベントがなぜか定期的に発生します。何でしょうかね~あれは…現場も同情して協力するのですが、経営者からの期待が半端ないのでもって1年ですね。葬祭業と一般職とのベクトル(儀式や休日やご遺体に触れる事など)が違いすぎるのか形式的に理解しても、本質的に理解できないみたいです。

下段 様
>会社改善をするイベントがなぜか定期的に発生
ああ、あれはイベントなのですね(^_^)

葬儀業界に転職して1年目の者です。
今の会社の社長も上司もマネジメントができません。
おそらく”部下を教育する事”と”部下を自分の思い通りにうごかす事”を同じだと思っています。

「今日からこの制度をとり入れます!」の次の日にはもう違う事を言い始めたりもします。
発言や行動に、計画性も一貫性もありません。

>葬儀現場上がりでマネージャーのポジションにいる人がやっていることは
>兄貴として振る舞うことであってマネジメントではありません。

まさにこの通りだな…と思いました。

葬儀業界い強い希望があって転職しましたが、これからの死亡者数と施行単価の関係や
今の会社(上司)の状況を考えると、もうすでに絶望しています。
お客様と接し、心を込めて仕事に向き合えるという点ではとても満足しているのですが…

せんが ちかこ 様
コメントありがとうございます。

>お客様と接し、心を込めて仕事に向き合えるという点ではとても満足しているのですが…
この気持ちがあるならちがう葬儀社に移るという選択肢もありますね。

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