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アントニオ猪木の生前葬を振り返る




先日
アントニオ猪木の「生前葬」を考える
という記事をうっかり書いてしまったので、一応続報を。


当然いろいろツッコミどころはある。

中央に白い棺おけが置かれたリングに上がった。

と書かれていたが、写真を見ると白木の鳳凰彫りの棺だ。
それも削り出しで彫ったものではなく、機械加工でくりぬいた部分を貼り付けた安いやつ。
後述するが破壊するために高級なのはちょっと無理だったのだろう。

とはいえいちおう生前葬の象徴的アイテムなんだからさ、
予算ないのなら、キリスト系の黒い布張りにした方が観客に伝わりやすかったのではないだろうか。
ジ・アンダーテイカーに借りるとか。
(今回はいつもの読者置いてけぼりだな。すまない)

愛弟子の藤波は棺おけを眺めながら「ビックリですね。複雑な心境ですね。ボクは猪木さんの背中をずっと追っかけてきたので、これからもずっと背中を追わせてくださいと言いたいんですけどね」と複雑な表情を浮かべた。

良くも悪くも藤波。
このまじめすぎるキャラゆえにアングルがスイングしない感じ。
ファンは一周回ってこの感じを楽しんでいるのだと思うけど。

猪木がリングに登場。棺おけをたたき割って、中から魂をイメージした赤い球を取り出して生きていることをアピールした。

いや、演出分かりづらいよ。
生きていることをアピールって登場した段階で分かっているわけだが。

だが、最後は「葬式なんてオレに似合わねえな」と話して、いつもの「1・2・3、ダァーッ」を2回絶叫して生前葬を締めた。

ああ、やっぱり猪木、
嫌いになれねぇな。











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