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グーグルの迷走が葬儀業界に与える影響




今年になってGoogleのアルゴリズムが迷走気味であることがSNS界隈で話題になっています。
アルゴリズムというのは検索順位を決める計算式みたいなものです。

アップデートのマイナスの影響を受けました

検索上位に来るのは、その検索ワードを入力した人に対し、正しくて役に立つ回答をもたらすサイトであるべきです。
Googleも本来そういうポリシーでアルゴリズムを定期的にアップデート(更新)しています。

ただ今年に入って何度かアルゴリズムのアップデートが行われた結果、企業系サイトや公式サイトを過剰評価するようになり、相対的に個人のサイトは大きく順位を下げています。
広告収入目的の個人サイトはかなり廃業に追い込まれたようです。

私のサイトはこの10年Googleアップデートによるマイナスの影響をほとんど受けていなかったのですが、
5月末に被弾してしまいました。
かつて「エンディングノート」というワードで1位を取ったページが、 100位圏外に飛ばされました。

サイトの評価というのは相対的なので、私の書いた記事よりもユーザーの役に立つ記事が100個公開されれば確かに圏外に飛ばされます。
しかし上位にいるサイトのほとんどが、似たり寄ったりの量産されたコピーペースト記事という状況で、これはここ数年変わっていません。
それにもかかわらず、この状況です。

結局ドメイン(サイト全体)の評価を下げられたようで、アクセス数が2割くらい減りました。
ほぼペナルティー(罰を与えられた)状態です。

当たり前ですがホワイトハット(Googleを欺くようなずるいことをしない)でやってきましたし、
(これは読者が判断することですが)どのサイトよりも役に立つ記事を葬儀の現場から届けてきたつもりです。

葬儀業界への影響

今回のアップデートの影響は当然葬儀業界全体にも及んでいます。
ペラペラでも葬儀社のサイトが上位にあるのならまだ我慢するのですが、危惧していた通りと言うか、葬儀ブローカーのサイトが上位に来ています。
彼らがお金を使ってSEO対策を行っているということだけではなくて、Googleが彼らを葬儀業界の「ちゃんとした企業」と認定してしまっていることも一因でしょう。

私のブログを継続的にお読みいただいている方ならお分かりだと思いますが、彼らのサイト(というか彼らのやり口)には問題が多いのです。

もちろんGoogleにはその判断はつきません。
Googleはユーザーの動きを解析して、評価に反映していると言われています。
例えば、
→ワードを検索
→検索結果ページを見る
→該当サイトに移行
→検索結果ページに戻る
という動きをした場合、
該当サイトに求める答えがなかったから検索ページに戻ったと判断して、そのワードにおける該当ページの評価を下げる、というようなやり方をグーグルはします。

葬儀に関してユーザーは間違った情報でも役に立ったと判断してしまいがちなので、Googleが判断材料とするユーザーの情報取捨選択行動自体が間違っている可能性があります。

ダイエット業界も間違った情報が横行しているのは同じような構造ですが、Googleは怪しげなサイトは落として、明らかに公共性と専門性の高いところだけを残しました。
(関連記事:Googleが私のブログを評価すべき理由 | 考える葬儀屋さんのブログ
ダイエット業界の検索アルゴリズムは医師免許を持っている人の言うことを高評価、ということができますが、
葬儀業界はそうはなっていません。
ペテン師が専門家の顔をしてのさばっています。

この現象が一時的なのか長期的に続くのか分かりません。
ただあまりにもサイトのコンテンツレベルと関係ないところで検索順位が決まっているので、いずれ修正されるのではないかと私は思っています。

万一ずっと続くようなら、葬儀ブローカーの誤った情報かポジショントークが今以上に垂れ流されてしまうことでしょう。











2 件のコメント

  • 最近のGoogle検索では、欲しい(役に立つ)情報は2ページ目にあることが多いです。

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