葬儀業界は新卒を採り続けろ




今年に入り新聞では
大手企業の新卒採用枠拡大の記事を見かけます。
こうなると葬儀業界に来てくれる層が真空状態になり
去年よりも葬儀業界としては、さらに苦戦が予想されます。

新卒組の定着率の低さに頭を悩ませている葬儀屋さんは多いと思います。
他業界ではよく3年で3割が辞めるなどと言われますが
ミスマッチが発生しやすい葬儀業界ではそれ以上かもしれません。

社内の他社からの転入組から
新卒採用なんていうモトが取れない無駄遣いはやめてはどうか
との意見も飛んできます。

しかしそれでも私は新卒を採るべきだと思います。

もしA葬儀社に勤めていた優秀なBさんが自分の勤めるC葬儀社に移籍して来たとします。
一見C葬儀社にとってはプラスに見えますが
葬儀業界全体ではほとんど何も変わっていません。
Bさんの置き場所を変えただけです。
業界全体ではなにも変化は起きていないのです。
新卒

私が就職活動をしていたころは葬儀業界で新卒の採用がやっと始まった頃でした。
それ以降新卒採用の流れはゆっくりではありますが徐々に広がっていきました。

侮蔑的に語られるしかなかった葬儀業界に対する評価が
(これもゆっくりではありますが)変わっていたころと時を同じくします。
新卒を採ったことが業界を変えたのか、
新卒を採らなきゃという思想が業界を変えたのか。
おそらく両方でしょう。

今、葬儀業界は十分な変化を遂げたと言えるでしょうか。
まだ、全然です。
それどころか放っておけば、すぐあの頃に逆戻りです。

葬儀業界は
変化の象徴として新しい血、つまり新卒を受け入れ続けるべきなのです。




4 件のコメント

  • 新年度になり採用も終わりましたので、既採用情報を。

    某国立大学医学部で「遺体防腐技術者1名」を募集していました。
    身分は国家公務員で、国家資格未所持者は技術員(現業職員)、
    国家資格所持者は技官(文部技官) ⇒ 給与や退職金、年金が大きく異なる
    待遇は、国家公務員で国家公務員共済組合加入、給与は国家公務員給与表に
    基づき、賞与は年3回(夏、冬+期末手当)、官舎は家族世帯用(独身用はなし)
    公務員住宅なので家賃は「激安」(東京の官舎では民間30万円程度が公務員4万円)
    勤務時間は9~17時、土日祝日、年末年始(12月29~1月3日)は休み
    年間休日は130日以上(公務員なので144日が通常)
    年間遺体処置数は30~40体程度で、「月に3体程度」
    退職金は3,000万円前後、年金は共済年金で本人が26万円/月以上+配偶者年金
    定年退職は現在60歳ですが、65歳に延長の予定(人事院勧告)
    おまけとして叙勲(公務員で遺体業務に30年以上従事は叙勲対象者となる)
    自宅からの通勤は、通勤手当5万円まで支給、住宅手当は2万円程度
    KKR組合員としての特典が多数(ホテルや家電が7割引き等)

    との「雇用条件」でした
    因みに、こちらは「新卒採用はしていません」

  • 学歴不問(基本的には行政Ⅲ)。 高卒程度以上
    国家資格は臨床検査技師または臨床工学技士が望ましい。(医療職ⅠorⅡ)
    遺体ですので「医師免許」は不要です。(基本的にはキレイな遺体)
    国立大学法人では「外国人死亡への対応」として、外国人遺体の処置を
    開始しています。

    釣りやゴルフ、登山等の「趣味で豊かに生きたい人達向き」です。
    出世はありませんが、「確実に昇給はします」。
    今回の大学は、国家資格を求めていませんでした。(技術員募集)
    ただし、遺体の搬送もあるので「要自動車免許」は必要。
    各地の国公立医大または医学部への転勤希望(欠員が出れば)は可能。
    次の募集は秋以降。
    今回の大学ではありませんが、1台600万円程度の「急速遺体防腐装置」も使用。
    http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/procurement/clearance/file/26kouhyou.pdf

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