サイトやカタログでの花祭壇の見せ方について、です。
精神物理学者スティーヴンスのべき法則
を御存じでしょうか?
取り扱っている対象項目はいくつかあるのですがその一つに
「長さは1.0乗で知覚されるのに対して面積は0.7乗で知覚される。」
という法則があります。
ざっくり言うと
長さに比べると面積の違いは正確に把握されない、ということなんですね。
長さに比べると面積の違いは正確に把握されない、ということなんですね。
(↓この法則のためBCGではプレゼンの時、円グラフを使わせないらしいです。)
外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック 山口 周 東洋経済新報社 2012-10-19
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さてここで花祭壇の見せ方について、です。
仮に良心的?な葬儀屋さんが
100万円の花祭壇は50万円の花祭壇と比べて2倍の花材を使っていた場合
花祭壇を真正面から撮った写真を並べても(つまり面積の違いををアピールしても)
消費者にその違いは正確に伝わらないのです。
100万円の祭壇は50万の祭壇の倍の大きさに見えない、ということなんですね。
100万円の祭壇は50万の祭壇の倍の大きさに見えない、ということなんですね。
失敗例として紹介するのは申し訳ないんですが
たとえばこちらのサイト
たとえばこちらのサイト
固定カメラで正面から撮っているので花祭壇の大きさの違いが伝わらない、どころか
祭壇が大きくなるにつれて、フレームそのままで「引き」で撮ってしまってます。
祭壇が大きくなるにつれて、フレームそのままで「引き」で撮ってしまってます。
相変わらずうまいのはH花壇さんのサイト。
ここは花祭壇にかけては業界トップクラスだと思いますが
見せ方もアングル変えたりして面積の単純比較にならないようにしています。
ご参考まで。
、、、失敗として挙げられたページは
お客様に優しくない表記ですね(~_~;)
尺貫法て、慣れていない尺度で
尺と間が混ざってるし、、、
せめて、どちらかだけにするか、
イメージし易いメートル表記でしょう。
まぁ、葬儀業界で働いていたら
尺貫法で仕事する事が多いから
そういう感覚が無いんだろうなあ;^_^A
時計塔様、
>尺貫法て、慣れていない尺度で
実は
「日本では、計量法により、1958年12月31日限り(土地と建物の計量については1966年3月31日限り)で取引や証明に尺貫法を用いることは禁止された。違反者は50万円以下の罰金に処せられる」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BA%E8%B2%AB%E6%B3%95
”失敗例”のサイトの写真は、葬儀の依頼者向けなんですか?
同業者向けかと思いました。。。
何か比較になる対象を、一緒に写してもらえると想像つきやすいですよね。
お棺とか、スタッフの方とか。昔よくあった、対象物の横に煙草を置くパターン。
某お花屋さんで、〇〇円だとこれくらい、ってサンプルの花束を店員さんが抱えてる
写真があって、このお花屋さんは分ってるなと思いました。
はっちゃん様、
>サンプルの花束を店員さんが抱えてる
さらにその店員の身長が150センチとか・・・
物理教師様
店員さんの身長が180センチだったら良心的なお店でしょうか・・・
やはり煙草に代わる指標が必要ですね(^_^;)
はっちゃん様、
よく考えてみたらグラビアアイドルみたいに
フォトショップ修正いくらでもできる時代なんですよね(^^;)