かつて勝間和代氏はこれからのビジネスマンに必要なスキルは
会計 IT 英語
とおっしゃってましたが
葬儀屋さんは英語を使う機会が殆ど無いので
会計 IT リベラルアーツ
がこれからの葬儀屋さんに必要な能力ではないでしょうか。
さて
今回ビジネス会計検定2級という資格試験に受かりました。
(参考記事:ビジネス会計検定2級攻略法)
葬儀屋さんが資格試験に挑戦するには、
というテーマで自分の経験をお話ししたいと思います。
おそらく国内で約3人くらいの役に立てるのではないかと・・・
この資格に挑戦したきっかけは
- 以前日商簿記2級を取っている(キャシュフロー計算書も無い時代ですが)
- 経営の勉強の一環として財務諸表の読み方を体系的にきっちり学べる機会がないか模索していた。
- 大きい本屋でビジネス会計検定のテキストを見つけ存在を知った。
そんなわけでこれよさそう、受けてみようかな
という感じです。
まず必要な勉強「時間」を決めてグラフを作成しました。
本来なら勉強の「分量」をグラフ化するべきなんでしょうけど
葬儀屋さんにつきものの慢性疲労状態では
勉強の「密度」を上げることが難しい。
というわけでとりあえず机に向う時間を確保しようと思いました。
コンディションがどうであろうと、とりあえず机に向かう、という感じ。
よく勉強術の本に短い睡眠を挟んだ方が生産性が上がると言うことが書かれていて
確かに一理あると思います。
しかし葬儀屋さんがそれをまねると二度と起き上がれない(^^;)
あくまで私個人の場合ですが
集中力が切れてもダラダラやっていると
30分ほどして集中力が戻ってくるということに
気づきました。
通常ONとOFFのメリハリ付けろと言いますが
私の場合は寝てるよりはダラダラやっている方がまだ生産性が高い、
と判断したのです。
もちろん個人差ありますが。
時間は1セット2時間。
本番の試験も2時間なので。
どうしても無理という状況の場合は
葬儀屋さんの必需品、カフェインの錠剤も使いました。
葬儀屋さんの勤務体系上、日頃仕方なく常用しているのですが
ちょっとこの一ヶ月は使いすぎたと反省。
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あとはカフェをはしごして、ノイズキャンセリングヘッドホン着用で
勉強するということもやりました。
少しは睡魔から逃げるのに役立ちます。
時間管理の方法としては
マス目を書いたエクセルシートをテキストの表紙の裏に貼り、
一マス1時間として、マス目に勉強した日の日付を記入し埋めていくようにしました。
この方法で意外とがんばれました。
時間をグラフ化して書いていくと
これまで投資した時間(これは1秒1円で金額換算しても良い)を考えると
途中で辞めるのはこれまで投資した時間がもったいなくなってきて
後に引けなくなってくるので。
別にこれはサンクコストじゃないし。
鞄の中には常にテキストを入れて持ち運びました。
同僚にバレないように、カバーは裏返しにして。
不思議なんだけどこういうことをやってると、
仕事で手を抜いていると見なす人がいるのよ。
それから単語カード。
この御時世に。
勘定科目なんぞの単純暗記項目を書いたものを持ち歩きました。
解法などの場合は大判サイズを使用。
メジャーな日商簿記なんかは既製品があるのだけど
マイナー資格なので手書きで作成。
仕事中の移動で電車を使える場合はできるだけ電車を使用。
周りがタブレットやスマホいじっているときに、私は単語カード。
多少恥ずかしかったですが
でも細切れ時間を使うには結局これが一番。
葬儀屋さんの資格所得で一番難しいところは
試験日に休めるかどうか、という問題。
TOEICみたいに頻繁に試験があれば別ですが
何しろ半年に一度の試験ですから。
というわけで、ベタですが「実家で法事が」作戦で
事前に休みを押えました。
また告白いたしますと
試験日直前にどうしても追い込みの時間が欲しくて
風邪をひいたという設定で1日休みました。
翌日は病み上がりの演技をするのが大変面倒でした。
どうやら日本には有給休暇という休んで給料もらえるという
夢のような制度があると聞いたのですが
本当でしょうか?
なんかフリーメンソンよりも遠い世界です。
参考にできるところは参考にしてみてください。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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