葬儀屋さんは御遺族の方に対してアカウンタビリティ(説明責任)があるので、当然正確な情報を提供し、詳しく説明します。
でも御遺族によっては、情報過多でオーバーフロー気味になってしまうこともあります。
そうなると当然、御遺族は不安になってしまいます。
そんなとき、御遺族に安心してもらうため
打合せの最後に必ず言うようにしている言葉
があります。
「なにか、ご不明な点はございますか?」
そう申し上げると、御遺族は少し困った顔をされます。
そこで
「ほとんどの方が、何が分からないかが分からない、とおっしゃいます。
でもお葬式の進行に関しては私が責任を持って執り行いますので、ご安心ください。
それより○○様(喪主の名前)は、○○様(故人の名前)との最後のお時間を大切にしてください。
もし何か心配なことがございましたら、夜中でも結構ですからこの携帯電話にお電話ください」
こんな風に申し上げると安心してもらえます。
でもこれは、その前に説明責任を果たしていることが前提ですけどね。
(それから最後に喪主様と故人様の名前を口に出すことで、自分の記憶が強化されて、次回お会いしたときに、名前がスッと出るという効用があります。
それに信用を得るためには短時間でお客様との距離を詰めなければならないので、名前でお呼びすることは有効です)
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