マナーデザイナー岩下宣子のウソを淡々と指摘する




過去何度かご紹介したマナーデザイナー岩下宣子さんがまたヘンなことをおっしゃっていたので、指摘いたします。
マナーデザイナーとは聞き慣れない肩書きですが、岩下さん自身が考え出したヘンテコなマナーをさも常識のように言う職業、だと私は理解しています。

過去の彼女の間違った発言を何度か指摘しています。
過去の岩下宣子さんの記事

おそらく彼女自身に悪意はないはずです。
しかしメディアでマナーが取り上げられるときの登場率は多分ナンバー1で、ビッグネームになってしまうと周囲の人間から「それ、おかしくない?」ってことを指摘されなくなって、さらに彼女の脳機能の衰退が進んでエライことになってしまっているのでしょう。
要はマナー講師界の老害ですね。

老害化しているとはいえ、私の本心としてはおばあちゃん相手に批判はしたくないし、ネットに書いても本人には届かないのは承知しています。
とはいえ彼女の言ったことを真に受けて失敗してる方は多いはずです。
何も言わないことは認めたことになってしまうので、葬儀業界に身を置く人間の義務として、焼け石に水とは思いつつも都度指摘しています。

今回取り上げるのは
マイナビの連載形式の新社会人向け冠婚葬祭特集
【連載】新社会人が知るべき「冠婚葬祭」 | マイナビニュース
今回も相変わらず岩下節がさく裂しています。
そう、新社会人のようにまだ何も知らない向けて間違ったことを教え込もうとするので、彼女は罪深いのです。

以下、それぞれの連載からおかしいところを指摘します。

第1回

新社会人が知るべき「冠婚葬祭」(1) 冠婚葬祭の基礎知識とマナー | マイナビニュース

世間の認識では、お通夜イコール葬式になっています。

それは、言い過ぎですね。お通夜に参列する機会が多いだけで、お通夜はお通夜、葬式は葬式だと思っているでしょ。

お通夜の意味を考えてみましょう。人が亡くなると、体の細胞が活動を止めていき、最後が心臓の周りの細胞といわれています。体の細胞が完全に活動を停止するのに24時間かかるそうです。遺族としては『生き返るかもしれない』という望みを持って過ごせる24時間なのです。それがお通夜。

ちょっと何言ってんのかわからないのですが・・・

お通夜のそもそもの機能って、大切な人が亡くなったことを時間の経過とともに徐々に受け入れていけるようにすることですよね?
生き返るための望みを持って過ごすっていうのは意味が真逆なのでは。

それに現代のお通夜って一晩、つまり実質半日なので、24時間っていう数字はおかしくない?
もしかして死後24時間は火葬していけないという法律と混同しているとか?

24時間という時間をおくのは、死亡判定が甘かった時代は生き返る可能性があったからであって、
細胞停止に24時間かかるとか、最後が心臓の周りの細胞だとか遺族は気にしないし、そもそもこの説って生物学的根拠あるの?

第2回

新社会人が知るべき「冠婚葬祭」(2) 会社葬儀で必要な作法 | マイナビニュース

お悔やみごとは突然のことなので、なるべく綺麗なお金を包みましょう。服装もそのままで大丈夫です。

香典に入れるお札に新札を使わない、というのが是非はともかく世間では一般的な習慣です。
岩下さんだけが以前から異を唱えて、「新札使え!」と言っています。
ご自分の考えを表明するのは結構ですが、ちゃんと「俺ルール」であるという註釈を加えないと、真に受けた人に恥をかかしますよ。

それから確かにかつては、急いで駆けつけるので、通夜は平服でもいいというルールでした。
しかし最近は
・亡くなってから通夜の日程までが長期化している、
・伝達手段が発達した、
・通夜に参列する人が多くなった
ということでほぼ全員が喪服で参列します。
マナー違反ではありませんが、勤務時と「服装もそのままで大丈夫」などとアドバイスするのは危険です。

第3回

新社会人が知るべき「冠婚葬祭」(3) お通夜と告別式、お葬式のマナー | マイナビニュース

お葬式とは葬儀式のこと

いやいやお葬式とは「葬儀と告別式」のことでしょう。
葬儀が葬送儀礼、告別式が一般参列者のための儀式、それを併せて「お葬式」です。

現代の葬儀は、葬式と告別式の総称のようなものになっています

いやだから「葬儀と告別式の総称」が「お葬式」なんだって。

まずは遺族、僧侶にやや深め(45度くらい)に一礼します。 そして香炉に向かい焼香し、その後遺影に向かってもっとも深いお辞儀をしてください

マナー上一番深い礼は45度とするケースがほとんどだと思うのですが、それよりもっと深いお辞儀ってあるの?

ネット検索してみたら一つだけ見つけました。
美しいお辞儀の仕方 実践マナー塾|出世ナビ|NIKKEI STYLE
ここでは90度って言われてる・・・ってよく見たら言ってる奴、岩下宣子じゃん(笑)

遺影に向かって90度は、ちょっとやり過ぎですよ。

マナーや作法が覚えられず、失敗した時(中略)もし失敗したとしても、素直に「ごめんなさい」でいいです。謝れば何も問題ありません。

「謝れば何の問題もない」のなら、そもそも葬儀マナーを調べようってことにもならないし、あなたのこの記事も読まれることはないでしょうね。
一体誰に対して情報を発信していらっしゃるのでしょうか。

第4回

新社会人が知るべき「冠婚葬祭」(4) 焼香、数珠の扱い方と宗派による違いを解説 | マイナビニュース

それから、回数。『抹香をつまむ、くべる』を何度がやる宗派もありますが、私は1回でいいと思っています。宗派も作法もわからず迷うことがあっても1回です。

繰り返しになりますが、マナーという本来普遍的な約束ごとに自分の思想を打ち出してしまうのが、岩下さんの危ないところです。
世間は普遍的なルールを知りたいのであって、あなたの個人的な「俺ルール」を聞きたいわけではないのです。
この箇所では主語を「私は」にしているのでまだ良しとしますが、他でもちゃんと「これ言ってるの私だけ」という註釈つけて欲しいです。

ある大学の先生が文献を調べたところ、『人が亡くなったときには一心不乱に祈る。その態度を表すということで焼香1回が正しい作法だ。2回めの焼香は生きている私たちがお願いごとや報告をするためのもので、3回めの焼香は懺悔の香である』とお釈迦様がおっしゃったことがわかったそうです」

この説を私は寡聞にして知らないのですが、どの大学のどの先生がどの文献を調べてそう言っているのか出典を示してください。
彼女のトンデモマナーがでてくる原因を垣間見た気分です。

第5回

新社会人が知るべき「冠婚葬祭」(5) 葬儀における服装マナーの基礎知識 | マイナビニュース

髪の色は黒でなくても問題ありません。だって、金髪の人はお葬式に行っちゃいけない? そうではないでしょう。そう考えれば、何色だっていいんです。ネイルも地味なものだったらよいです。派手で気になるなら、黒のレース手袋をしましょう

黒レースの手袋がすれば、と言っていますが、結局焼香の時には外さなければなりません。手袋を付けたまま抹香をつかむと、繊維に付着した抹香をまきちらすことになります。

マナーとは、「人の気持ち、相手の立場で考えて、何をしてあげられるかを考えること」だと岩下さんは言います。

そうお考えになるのであれば、読者に恥をかかせかねない言動は慎んでいただきたいのですが・・・











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