TBCの秘書(現在は広報)さんがマイナビニュースで葬儀のマナーについて語っているのですが、間違いが多いので指摘しておきます。
お顔を拝見したところ「美のスペシャリスト」を名乗る点においては異論はありません。
ただまだお若いようなので、お葬式に参列した経験があまりないのでしょう。
多分会社からの命令でこの連載を引き受けたのだと思うので、気の毒と言えば気の毒なのですが・・・
一般的にお通夜の際は「平服」でも構いません。しっかりした礼服で行くと「このような事態を予期していた」という意味合いもあるからです。ただ近年ではお通夜だけ出席される方やビジネスのつながりがあった方など礼服での参加も多くあり、そちらも一般化してきていますので状況を見ながら判断しましょう。
実際はもう礼服が一般的でしょう。平服なのは本当に間に合わなかった数名くらいなので、実際平服で行くと目立ちます。
「状況見ながら判断しましょう」って具体的にどうするんでしょうか。
到着してマズイって思ったら着替えるとか(笑)
男女ともに殺生を表す革製品やアニマル柄、キラキラと光る素材のものを避けます。
革製品がダメってことは、TBCの社員の方は役員も含め取引先のお葬式に布製品もしくは合皮でできた、カバンと靴で参列されているのでしょうか?
ずいぶんカジュアルですね。
それこそマナー違反ですよ。
佐々木悦子がテレビでまき散らすウソを淡々と指摘する | 考える葬儀屋さんのブログ
記名は必ず薄墨で書きます。
必ずってほどじゃない。別に普通の墨で書いてもマナー違反ではありません。
こういう書き方をすると律儀に守ろうとして読者に負担をかけてしまうでしょう。
忌み言葉と言われているものは使わないようにしましょう。
間違いとまでは言わないが、実際の葬儀の現場ではコレ↓
お葬式で使ってはいけない言葉 | 考える葬儀屋さんのブログ
実際お葬式の現場で忌み言葉意識されることはほとんどないです。
清めの塩
神式の場合、自宅の玄関に入る前に清めの塩といって自身の体に塩をまきます。胸、背中、足の順で塩をまいてから家に入りましょう。仏式の場合はこういったことを行わないことも多いので宗教やご自身の気持ちでどうするか決めてみてください。
いや、仏式の場合浄土真宗以外は普通に塩を使うでしょう。
最後気持ちで決めろって書いているけど「気持ち」で決められるんならこんなマナー系の記事って必要ないですよね。
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