「葬儀の流れ」を葬儀屋さんが解説します 【完全版4/4】




遺族の方向けに葬儀屋さんが病院で亡くなってから葬儀が終わるまでの流れをこれ以上ないくらいに詳しく解説しています。
今回は4回目「葬儀の流れ」です。

「病院死亡から安置までの流れ」を葬儀屋さんが解説します 【完全版1/4】
「葬儀の打合せから準備まで」を葬儀屋さんが解説します 【完全版2/4】
「通夜の流れ」を葬儀屋さんが解説します 【完全版3/4】

●葬儀告別式

持ち物チェック
家を出る前に次のことを確認しましょう。

  • 火葬場の料金は持ちましたか
  • (挨拶をする場合かつ原稿を読む場合)原稿をもちましたか
  • (式中に弔電を読む場合でかつ式場に持参していない弔電がある場合)弔電を持ちましたか
  • (さらに棺に入れたい副葬品がある場合)副葬品は持ちましたか

遺族、親戚集合

大体開始1時間前には式場に到着するようにしておきましょう。

式中に司会者が弔電を代読する場合は、最終選考をこの段階で行います。お葬式の日当日に届く弔電もありますからまとめて選びましょう。
この際弔電を読む順番と差出人の名前の読み方を確認します。著名人で読み方がわからない場合は葬儀屋さんにインターネットで調べてもらいましょう。インターネットに載っていない人の場合は知っていそうな人に確認を取ってください。

もし棺の中に入れたい副葬品の追加を持ってきた場合はこの段階でおさめておきましょう
告別式の流れのレクチャー受ける
今日の流れの説明を葬儀屋さんから受けてください。
基本的にお経終えた僧侶が退場するまでは昨日の通夜とほとんど同じです。
その後の流れの理解が重要になります。

葬儀のお手伝いの方集合業務

葬儀の手伝いの方が集まったら昨日と同様お礼を申し上げてください。
もしも手伝いの方に出棺後のお料理を用意している場合は、リーダー格の人にそのことを事前に伝えておくようにしてください。

寺院到着・寺院挨拶

お布施を昨日のお通夜の段階で渡している場合は「本日もよろしくお願いいたします」という挨拶で結構です。

 

遺族、親戚式場に入場後待機

昨日同様に開式30分くらい前に式場に案内されます。 席順は昨日の通夜を参考にしてください。

参列者 式場入場

昨日の通夜と同様に参列者が案内されます。
もし弔辞を読む人がいるなら、到着次第挨拶をしましょう。

僧侶 入場

昨日の通夜と同様に僧侶が入場して読経を始めます。
基本的に導師退場までは通夜の流れとほとんど同じと考えてください。

読経 開始

弔辞を読む人がいる場合は遺族焼香の直前に行われることが多いようです。なぜならその後に弔辞を読むと、焼香終えて帰ってしまって弔辞を聴く機会を失われる人が発生する可能性があるからです。
弔辞を読んだ場合弔電も一緒にこの流れで読まれることが多いです。式中に弔辞がない場合は僧侶が退席した直後に読まれることが多いです

遺族焼香

遺族焼香は昨日と全く同じ作法です。司会者に名前を呼ばれたら昨日と同じく祭壇に進んでください。

 

参列者焼香

今日の通夜のときは焼香終えた参列者は食事の席に案内されていました。葬儀告別式では食事の席はないので、時間のない人はそのまま帰ります。出棺まで立ち会う人は式場内もしくはロビーで待ちます。

葬儀お手伝いの方焼香

こちらも昨日のお通夜と同じです。

僧侶 退場

弔辞がない場合は僧侶が退場した段階で弔電が代読されます。

香典受け取り

葬儀お手伝いの方から、香典の会計終了後香典を受け取ってください。

お別れ

僧侶が退席すると式場内はお別れの準備に入ります。祭壇に安置されていた御棺は式場の中央に移動されます。
そして蓋を取った状態でこれから皆さんとの別れに入ります。
この間に遺族親族の方はお手洗いを済ませておいてください。
またこの段階で会計係からお香典を渡されることがあると思います。
この後も喪主は色々やることがあるのでお香典の管理者を事前に決めておきましょう。
また火葬が終われば式場に戻ってくるので貴重品以外の荷物は置いていって構いません。
冬場でも寒いのは出棺の2,3分程度なので寒がりではない限り防寒具もいりません

お花入れ


葬儀屋さんが祭壇に飾ってあるお花をもぎ始めます。もいだお花は遺族に渡されます。遺族はその花を受け取って御棺の中に手向けます。こうして故人との別れを行うわけです。遺族が断らない限り一般のご参列の方もお別れに参加してもらもらうことが 多いです。

 

棺の蓋占め

お別れが住んで出棺の時間が近づいてくると葬儀屋さんに促されて棺の蓋が閉められます。

遺族代表挨拶

遺族の代表者が一般の参列者に向けて挨拶をします。喪主が行うことが多いです。
なかなか緊張して声が出ないかもしれませんがマイクを用意していますので大丈夫です。また紙を見ながら読んでも構いません。
この時位牌と遺影の持ち手が必要なのですが挨拶用の紙を持っていない場合、位牌は喪主で遺影は次の血縁者に持たせることが多いです。
挨拶のポイントはこちらの記事を参考にしてください。

出棺


挨拶が終わると出棺です。
遺族親族人手が足りなければ一般の参列者の手を借りて棺を霊柩車にお乗せします。
通常霊柩車には遺族が一人ないし二人乗ることが多いです。
特に事情がなければ喪主でしょう。

それ以外の遺族や親族はマイクロバスに乗って行きます。
基本的に火葬場に同行するのは遺族親族です。ただ中には家族同様に付き合ってきたという友人もいるでしょう。もしその人の同行してもらいたければ事前に声をかけておきましょう。
僧侶は最近はマイクロバスですがハイヤーを用意することもあります。

火葬場到着

火葬場に到着したら忘れ物がないように車を降りてください。
火葬場のスタッフか霊柩車から棺を降ろして火葬炉前に移動してくれます。一緒に移動しましょう。

この後のお別れの方法は式場によって色々ルールが異なります。
例えば都内の民間の火葬場であれば、火葬炉前で棺の蓋をずらして最後のお別れをします。
収骨にも親戚全員が立ち会います。

一方で公営の火葬炉では最後のお別れはできないことが多いです。
棺を火葬炉納めするときも少し離れたお別れのホールに集められて行われます。
遺骨を火葬炉から出すときも選ばれた2、3名のみしか立ち会えないです。

棺を火葬炉に納める

棺を火葬炉にお納めしたあと、僧侶が火葬炉前でのお経をあげます。 順番にご焼香をしてください。
火葬場控室で待機( 60分~90 分)
ご焼香が終わると控え室で収骨まで待ちます。
こちらも火葬場のルールによって異なります。
ただ茶菓子をつまみながらのんびりと待つ場合もあれば
火葬場によっては控え室を使わずに、一度式場に戻ってからもう一度に火葬場を再訪して拾骨というところもあります。
拾骨の待ち時間の間に親族の食事を済ませてしまうところもあります

ちょっときつい言い方ですが公営の火葬場というのは使用者である市民の事情はあまり考えていません。
働いてるスタッフの都合と責任回避のロジックで運営されます。

火葬場で使用料を支払う。

火葬場に対して使用料を支払います。(公営の火葬場の中には無料の火葬場もあります。)
事前に支払ったり到着時に支払ったり、また親族本人が支払ったり葬儀屋さんが代行したりルールは火葬場によって色々です。
飲み物屋おつまみを出した場合は飲食費用を併せて支払います。

拾骨(しゅうこつ)

時間になると火葬炉のフロアに遺族が集められます。
その後収骨です。多くの場合遺族が二人一組になって一つの骨をはさみ箸の要領で骨壷の中に納めていきます 。一通り遺族が済ませると残りの遺骨を火葬場のスタッフが納めていきます。
有名な話ですが首都圏は遺骨を全部持ち帰りますが、関西圏は一部しか持ち帰らないことが多いです。その理由はこの記事を参考にしてください。

ここで注意点ですが、この時に遺族に対して埋葬許可証という書類が渡されます。遺骨をお墓などに納める時に必要となる書類です。大抵はなくさないように骨壷を収めている木箱の中に一緒に収められます。皆さん初めてのことで緊張してるのでこのことを忘れてる人が多く、就活が終わってから一か月後ぐらいに埋葬許可証が見つからないんですがという問い合わせの連絡を受けることがたまにあります。

また中には代々遺骨の本体をお墓に、一部の骨を自宅に安置する習慣の方もいると思います。
そういう場合は分骨と言って一部を小さな骨壷に取り分けます。その際は分骨証明書というのを発行してもらってください。
ちなみに後日分骨をしたいと思った場合でもこの作業は可能です。

火葬場には遺骨と遺影を持ってきたかと思いますが、帰る際には遺骨の持ち手が必要になります。関東圏の場合遺骨はともかく骨壷が重いため男性がお持ちになることをお勧めします。

火葬場を出発

火葬場を出発します。忘れ物がないかチェックしてください。

式場に戻る

火葬場を出発して式場に戻ってきます。

初七日法要

この時に初七日法要という法事を執り行うことが多いです。本来は亡くなってから一週間後に執り行われていた法事ですが、現在では遺族が集まった機会を利用してお葬式の当日に行われていることが多いです。
この時の席順はお葬式の時の焼香の順番を参考に座ってください。
大体法事の時間は20分から30分です。

食事

法事が終わると食事です。
最初に親戚に対して挨拶をするケースが多いです。
喪主が式中の挨拶をしている場合は、親族の年長者の方が挨拶をする場合が多いです。
別になくても構わないのですが、挨拶をした方が食事のタイミングに入りやすいという利点があります。
またこの時は不幸ごとなので乾杯ではなく献杯と言います。
余談ですが乾杯献杯はキリスト教が発祥らしいのですがこの辺りはあまり問題にならないようです。

解散

お食事が始まって1時間ほどすると解散です。これもお通夜のように遠方の方から自然解散する場合もあれば、喪主が締めの挨拶をして解散する場合もあります。
特に何を言っていいかわからない場合は葬儀屋さんにお願いしてもいいでしょう。

お帰りになる親族を見送ってください。
この際返礼品をちゃんと持っているか葬儀屋さんに確認させましょう。

帰宅

親族の見送りが終わったら帰宅します。
遺骨位牌遺影を忘れないように分担して持ってください。
それぞれを遺族が持つのが理想的ですが、中には身内が少なくて一人もしくは二人ぐらいしかいないという方もいるでしょう。その場合は遺骨はとりあえず自分が持って、葬儀屋さんが後から自宅の飾りのサポートに来るはずですから、位牌と遺影を持ってきてもらうようにお願いしてはどうでしょう。

 

自宅飾りの設置

自宅では19日までに使用するお参りの準備を葬儀屋さんにしてもらいます。
基本的には遺骨位牌遺影の台の手前がお線香の道具を置く台になっています。
この状態でできれば毎日49日までお参りしましょう。

以上が病院で亡くなってから葬儀が終わるまでの流れです。
これらの記事が皆様のお役に立てることを願っています。

追記:ライターの方へ。このブログは過去何度も記事を盗作されています。
盗作はやめてください。
もしこの記事を盗作した場合はブログ内の記事で公表することにしていますのでご了承ください。











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