葬儀屋さんの本には3つのパターンがある




最近葬儀屋さんが本を出版するケースが増えてきました。
今回は葬儀屋さんの本を
出版の目的別に次の3つのカテゴリーに
分類してみました。
本
こんな感じ。

A情報提供型
B本業アピール型
C自己顕示型

一つずつ説明していきます。

A情報提供型

最もオーソドックスなタイプだと思います。
読者に有用な情報を提供する目的で出版し
その印税で収入を得るというパターン。

しかし今は出版不況。
ほとんど初版を刷って終わりだと思います。

そんなわけで
葬儀屋さんが印税目当てで原稿を書くのは
比較優位の考え方からは合理的とは言えません。
つまり本を書くより、
葬儀屋さんの通常業務を行った方が、高い収入を得ることができるはずです。
印税目的に本を書くのは割に合いません。

そのため書くのはプロのライターさんで、
葬儀社のスタッフはインタビューやら取材協力の形で参加することが多いようです。

B本業アピール型

本業(葬祭業)の活動の
プロモーションもしくは営業活動時の名刺代わりとして
出版するパターンです。

葬儀屋さんの書いた葬儀本のほとんどがこのパターンだと思います。

葬儀の購買層(お年を召した方)の間では
「本を出す」というのは凄く優秀な人
という認識があるのでプロモーションとしては結構有効だと思います。
(費用対効果的(手間も含めて)に良いのかどうかわかりませんが)

それから少部数の書籍はいずれ電子書籍にシフトする可能性もありますから、
今のうちに本を出しとかないと、
というのもあるでしょう。

ちなみに内容は
「新規参入組はダメ」か「既存業者はダメ」
のどちらか
そして結論は「ウチは素晴らしい」
のパターンが多いです。
あと「感動的な」葬儀のエピソードとか。

それから
同業のよしみで、と10冊くらい売りつけられるのもこのケース(>_<)

C自己顕示型

葬儀にかかわらず俺の言うこと(哲学・価値観)を聞いて欲しい
というパターン。
かつては一条真也氏の独壇場でしたが
最近ティアの冨安徳久氏がこのゾーンに入ってきていると思います。
選ばれし者の領域、といったところでしょうか。

以上3つのカテゴリーに分類しましたが
実際は3つが混在することも多いようです。
例えば現場を引退した小金(こがね)を持っている会長を、
出版社がおだてて自費出版で・・・というパターンはCとBの混在型と
言えるのではないでしょうか。

斜陽の出版業界ですが
他の出版カテゴリーに比べて葬儀本の購買層はお年を召した方が多いので、
葬儀本のたぐいは紙媒体の中では最後まで残りそうですね。











2 件のコメント

  • 物理教師さんへ

    御無沙汰してます、時折閲覧させて頂いてるたけですm(__)m。

    最近、葬儀社紹介求人サイトに登録しました。
    頭では理解しても~ドキドキはします。

    さ迷える『名馬』(?)は納得出来るレース(人生)を出来るか(笑)?

    楽しみでもあり、物凄く不安でもあります。

    年末年始は繁忙期なんでお断りしつつ、情報集め人生の生き方に

    さ迷う日々にケリを付けて再スタートしたいです。

    追伸
    可能不可能は判りませんが、出来るだけ会社規模の大きい所を条件にいれてみます。

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