葬儀屋さんの中で頭一つ抜け出すための一番簡単な方法

葬儀屋さんの中で頭一つ抜け出すための一番簡単な方法 をお教えします。

それは、本を読め ！

なぜなら社会人として必要なことなのに、ほとんどの葬儀屋さんがやっていないから 。

もしあなたが本を読み始めると、
祭壇の設営がやたら早い、たばこ臭い先輩が寄ってきてこういうでしょう。

「そんな頭でっかちじゃだめだ。臨機応変にやんなきゃ 。ところで昨日万馬券当てちゃってさ。」

間違っています。

論語には こういう言葉があります。

学んで思わざれば則（すなわ）ち罔（くら）し
思うて学ばざれば則ち殆（あやう）し

（訳）学んでも考えなければ、はっきりしない。
考えても学ばなければ、危険である」

孔子　『論語』（金谷治訳注／岩波文庫）より

論語の大きなテーマである「中庸」をよく表しています。

葬儀屋さんの場合、現場では優秀でも「思うて学ばざる」人が多いです。
つまり仮にあなたが周りにあわせて「思うて学ばざる人」を目指しても、
そこは既に先行者が多いレッドオーシャンの可能性が高いです。

「学ぶ」というブルーオーシャンを目指しましょう。

「思う」のは才能や訓練を必要とします。
しかし「学ぶ」ことのいいところは才能や訓練にほとんど依存しなくていいこと。

本を読めばいいんです。

コストもひと月１万円で、お釣りがきます。

仮に中庸のバランスを欠いて学ぶことに偏重したとしても構いません。
なぜなら周りは思う人か、思うことも学ぶこともしない人達なので
学ぶひとは希少価値が出るからです。
（松茸が高い値段で取引されるのは希少価値があるから。
もしシメジと同じ流通量ならシメジと同じ値段が付いているはず）
だからまずは本を読みましょう。

何を読むかは、最初は自分の興味のある分野でいいです。
できれば葬儀関係がベストですが。
私の新人時代は本屋に行く時間も十分に取れませんでしたが

今はKindleがあります。
（一番安いKindleの場合、私は画面が暗いと思うので、明るさ調整のできるKindle Paperwhiteがおすすめ）

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それから東京にお住まいの方で葬儀関係の本をお探しなら
東急百貨店渋谷本店の7階の丸善＆ジュンク堂書店
が少しだけ他より多くそろえています。

最近の私のお気に入りの本屋はブックファースト新宿店。
ここは蔵書が多くて配置が分かりづらいです。
迷います。（おそらくわざとだと思う）
だからこれまで興味を持たなかったジャンルの本が目に留まることがあります。

これが楽しい。おすすめ。

読む本が特定の分野に偏よることを避けられます。

では最後にもう一度

葬儀屋さんは本を読め。