忌中と喪中と忌中紙について

まず忌中と喪中の説明を行います。

忌中と喪中の違い

身内が亡くなった際、お祝い事など避け、一定期間、身を慎む習慣があります。
一般的にその期間のうち四十九日までを忌中
一年間までを喪中といいます。
たとえば喪中の間はお祝い事に当たる年賀状は送らず、
代わりに年が明ける前に喪中葉書を送ったりするわけです。

忌中紙とは

次に「忌中紙」についてのお話です。
忌中紙とは玄関に貼る、「忌中」と書いた紙のことです。

忌中紙がなくなった理由

本来、忌中紙は不幸事があったことを知らせるためのものでした。
しかし都市部では最近めっきり忌中紙を見かけなくなりました。

その理由は3つ
・地域共同体の関係が希薄になったから
・情報の伝達手段が発達したから
・空き巣に入られやすいから

だと思います。

1点目の
・地域共同体の関係が希薄になったから
というのは、要は近所づきあいがなくなり、
身内での葬儀を行うケースが多くなったので、
そもそもまわりに不幸事の告知を行う必要がなくなったということです。

2点目の
・情報の伝達手段が発達したから
というのは携帯電話やメールなどの伝達手段が発達したので、わざわざ玄関に、
忌中紙を貼る必要がないということです。

3点目の空き巣に入られやすいからという理由を詳しく説明します。
忌中紙の中には、(自宅以外の)式場の場所、お通夜お葬式の日時を掲載したものもあります。
そうすると
お通夜お葬式の時間には自宅には誰もいない
お通夜後、お葬式後には香典を持って帰ってきている

ということが忌中紙を通じて外部に分かってしまいます。
そのため空き巣に入られやすくなるというわけです。

都市部の方は忌中紙を使わないのが無難です。

併せて、「電報会社から弔電の配達のため住所の確認の電話」があったときも注意してください。
普通電報局は住所を聞いてきたりしません。空き巣や個人情報を盗もうとしている輩の可能性があります。

意外と世の中物騒なんです。
ご注意ください。