佐久間庸和氏と吉岡真一氏に「ご挨拶」するために、フューネラルビジネスフェア2025に行った話

パシフィコ横浜で行われた葬儀業界向けの展示会、フューネラルビジネスフェア2025に行ってきた。
シンポジウムを行う大手互助会サンレー社長の佐久間庸和(さくまつねかず)氏と、主催者である綜合ユニコムの吉岡真一氏に「ご挨拶」するためである。

これまでの経緯

これまでの経緯を説明しておく。ポイントは2つある。

まず一つ目。
佐久間氏が吉岡氏を通して、今回のフューネラルビジネスフェアでの対談を私に申し込んできたが、私は断った。すると佐久間氏はブログで、私に対し事実無根の誹謗中傷を行った。佐久間氏は、吉岡真一氏からそういう報告をLINEで受けたと言っている。
くわしい経緯と私の反論は↓この記事をお読み頂きたい。

月刊フューネラルビジネスの吉岡真一氏に問いただす

もう一つ。
私がブログ等で書いた互助会批判の記事が気に入らないとして、佐久間氏は私の勤め先の社長に「おまえとこの社員をなんとかしろ」という手紙を送りつけてきた。私は自分の言論を守るために会社を辞めた。
くわしい経緯と私の主張は↓この記事をお読み頂きたい。

大手互助会サンレーの社長 佐久間庸和氏が、私の勤め先に圧力をかけてきたため退職しました。

佐久間氏と吉岡氏、共に私の問いかけに対して、何の回答も反応も示していない。
しかし今回のフューネラルビジネスフェアに乗り込めば、佐久間庸和氏はシンポジウムに登壇するし、吉岡真一氏はイベントの責任者の1人のため、直接対決できる。

そこで今回訪問した次第である。

対決してやるべきこと

今後私がやらなければならない最重要事項は、
次の世代が、私のように不当な圧力で意見をつぶされるような目に遭わないようにすることだ。
そんな業界であってはならない。

そのためにはこの2人に、あんなことをするんじゃなかったと後悔させなければならない。
今回顛末を記した私のブログ記事は、業界内の多くの方に読まれたようだ。
業界全体でこの問題を共有するというところまでは、上手くいったと思う。

さらに今回2人に会うことで
予想は付いているものの、事実関係の裏取りをする。
逃げられる可能性は高いが。

欲を言えば、謝罪させることがベストだが、正直可能性はとても低い。万に一つもないだろう。

だが少なくとも、なめんなよという態度で、彼らの前に立てば、いくら鈍感なヤツでもプレッシャーを与えることはできるだろう。

以上が、今回フューネラルビジネスフェアに参加した目的である。

佐久間庸和氏に会う

佐久間庸和氏は「サンレーの「悲縁」をつなぐ グリーフケアの取組み」というテーマで部下2名の方と登壇した。
以前、私に登壇して対談しろと言っていたのが、この枠である。

私文書偽造などを後で持ち出してきて難癖つけられないように、実名で参加を申し込んだので、
入口で出禁を言い渡されるかもと思ったのだが(実際、主催者の綜合ユニコムに、一方的に出禁にされた人物を知っている)
問題なくシンポジウムの会場に入場できた。

そして登壇者席に一番近い、最前列席の真ん中に着席。

開始時間になり、佐久間氏が登場した。
参加者名簿で私が来るのは知っていたらしく、冒頭で「お会いしたい方もいらっしゃっていて」と言っていたのは、大人のジャブであろう。

シンポジウムの開催中、私は手元資料もスクリーンも見ず、ただ佐久間氏の顔を見ていた。

シンポジウム終了後、名刺交換と挨拶待ちの列に並んだ。
私はテレビなどメディアに何度か露出しているので、佐久間氏は当然私の顔を知っていた。
名乗る前に私の名前を呼んだ。
会ったときの態度で、こいつ謝る気はないな、と思った。
私の後ろにも列が続いていたので、無表情に挨拶をして切り上げた。

その数分後、トイレから出てくると、部下と一緒に歩いてきた佐久間氏と運良く出会ったので、第二ラウンドを始めた。

「良く来られましたね」
「逃げたと思われたくないので。
なぜ吉岡氏を使って私個人に依頼をかけたのか?」
「吉岡さんの件は行き違いで」
「行き違い?意図的なものでしょう。
部下の前だから色々言わないですけど」

大体こんなやりとりを行った。
それにしてもなんだよ、「行き違い」って。

「今後は、圧力をかけて言論を潰さない」ということを約束させとけば良かったと、後で思ったが
どのみち口約束では、意味が無かったかもしれない。

吉岡真一氏に会う

次に、事情を何も知らない、綜合ユニコムのブースのスタッフに案内してもらって、会場脇の事務室で吉岡真一氏に会った。

私が名刺を差し出すと、あっ、という顔をした。

「例の件です。(佐久間氏の記事で書かれているように、吉岡氏がLINEで私を誹謗中傷文章する記事を送ったのかどうか)事実関係を知りたいです。」
「していないです」
「では、あれは、佐久間氏の捏造ってことですね。」
「どういうことで、そんなことになったのか分からないですけど」

意外とあっさり、吉岡氏が送ったのではないことを認めた。佐久間氏の暴走に巻き込まれるのは得策で無いと考えたのかもしれない。立場的には哀れなパシリということになるが、佐久間氏はある意味分かりやすい裸の王様であるのに比べて、吉岡氏は食えないタヌキという印象を持った。

「分かりました。私のメールにお返事いただけなかったのは?」
「それで、また、やりとりになっちゃうのかって思ったので」
「いや、それはやりとりしますよ。
あそこまで書かれたら。
それからシンポジウムの参加依頼を会社ではなく私に依頼したのはなぜですか?本気で出したいんなら、会社に依頼すればいいのでは」
「いや、普通会社ではなく、先に個人に確認するんですよ」

最後の回答は、本当なのか、元から何も考えていないのか、判断がつかなかった。

とりあえず、佐久間庸和氏が私の回答を捏造して、私を誹謗中傷したということはハッキリした。

佐久間氏には、経緯の説明と謝罪を求める。

↓佐久間氏は現在該当箇所を削除しているので、削除以前に私がスクリーンキャプチャしたものを載せておく。

2025年2月11日のスクリーンショット

 

総括

責任ある立場の人間が、不誠実にのらりくらり話すのを見るのは、本当に気分が悪い。

ある意味予想通りであったので驚きはないが、こういう人達が葬儀業界の中心にいるのは、問題だと思う。正直暗澹たる気持ちだ。

吉岡氏はそのうちいなくなるかもしれないが、佐久間氏はあと20年は今の地位にいるだろう。
120冊の著書を出して、毎日長文ブログを書いている人がちゃんと経営をやっているとはとても信じられないが、東大卒の弟さんは優秀らしい。サンレーは生き残るだろう。

とはいえ、ひとまず今回の件において、事実関係はハッキリさせることができた。
今回はそれで良しとする。




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