ほっと電報の商品開発力の無さについて

ほっと電報はソフトバンク系の企業PSコミュニケーションズが運営する電報サービス。
かつて私の記事を盗作してシラを切り通した連中です。
私の記事を盗作したPSコミュニケーションズ「ほっと電報」へ | 考える葬儀屋さんのブログ

だから私は当然悪口しか言わない(笑)
ほっと電報のふざけた弔電を送ってみた | 考える葬儀屋さんのブログ

今回もほっと電報のダメな商品の紹介です。

伊万里焼 瑠璃カサブランカ 角小皿付き電報

この商品、一度だけ葬儀の現場で見かけたことがあります。

実は伊万里焼の部分は取り外して小皿として使えるようになっています。
でももらった遺族は絶対その使い方に気づかないです。
気づいても弔電についてきた食器を使おうと思わないでしょう、ってことをほっと電報のスタッフは考えないんでしょうね。

ちなみに一度だけ葬儀の現場で見かけたケースは、遺族から「弔電の台紙捨てといて」と言われた束の中にありました。
(誤解のないように補足しておくと、弔電をたくさんもらった遺族は弔文を印刷した紙はとっておくものの、台紙はかさばるので捨てる方が結構いらっしゃるのです。)

これはほっと電報の独占商品でないようですが、それにしても送る方にとっては高いお金を出す意味はありません。
おすすめしません。

提携斎場専用電報

またほっと電報は契約している斎場に送る弔電というのもやっています。

1時間で送れるということは、おそらく送り先の斎場には台紙がストックされていて、文字データを葬儀屋さんが受け取ってそれを用紙に印刷して、それを台紙に挟み込んで遺族に渡すのでしょう。
だったら直接その葬儀屋さんに弔文書いたFAX 送っちゃえばタダになるんじゃね、という意地悪なことを考えてしまいました。

契約式場リスト見ても東京都内でたったの6箇所だけしかありません。シティホール系の式場だけ。
実務的には使えません。

ほんとにこの電報会社、現場のマーケティングセンスが全くない。

キライだから言うわけではありませんが、そもそもほっと電報の弔電は、葬儀現場で見かけることが少ないです。

電話で申し込める電報は、ほっと電報とNTTくらいしかありません。
電報を電話で申し込むような人は、ご高齢の方が多く、そういう層は電報と言えばNTTという発想でしょう。
ほっと電報が、とりたててNTTより安いというわけではありませんし。
一方ネットで申し込むような人はもっと安いネット系電報会社を選ぶでしょう。

ほっと電報苦戦しているのでは、というのが私の印象です。