台湾系ニュースサイトから、日本の湯灌技術が輸出されているという話。
かつてエンバーマーになるためにアメリカ留学した日本人が何人もいましたがそんな感じでしょうか。
同様に中国からも日本の湯灌技術を学びに来ているようです。(参考記事: 中国人湯灌師の報道から )
湯灌というのは
葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄すること。
コメント欄で教えて頂いたのですがアジアの葬儀市場において日本の湯灌技術というのはニーズがあるみたいです。
確かに宗教に関係なく、遺体をきれいにしたいという気持ちは万国共通でしょうし。
実際自分は何度も湯灌サービスに立ち会った経験があります。
正直、介護系の資格保有者の方にとっては、習得は難しくないレベルだと思います。
とはいえ日本発だと高品質なサービスというブランドイメージが付いてくるんでしょうね。
ということは湯灌業務を行っている国内の上場企業、(株)ケアサービスはアジアに出て行くべきでは・・・
と思ったらもう↓中国支社作ってましたね。(^^;)さすが。
(追記)ケアサービスさんは中国で湯灌は行っていないというご指摘をいただきました。
上記の会社は、民政局業務ですが福祉部門であり、葬儀・遺体部門には進出は
していません。(介護スタッフへの共助)
上海市民政部の「葬儀・遺体の仕事」は日本独資では無理です。
prof様
現地企業と合弁会社を作って・・・という戦略はアリなんでしょうか?
中国に進出した日本企業の「約95%が失敗して敗退」しています。
合弁企業は日本の資本、日本の技術、日本の管理と看板、中国の労働者で
あり、「ハイリスク・ローリターン」の極みであり、多くが敗退しています。
湯灌で海外に出ているのは、㈱ケアサービス以外です。
中国に限らずに海外に出る場合は「突出した知識や技術」が必要であり、
これらは「簡単にコピー出来ない能力」でなければ失敗をします。
現在、海外が日本の葬儀業界に求める者は「売れる商品、儲かる商品」であり、
知識や技術では必要ではありません。
上記で上海市民政部は誤りで、「上海市民政局」。
日本と異なり、部が局より上位です。(国機関⇒民政部、自治体機関⇒民政局)
prof様
>海外が日本の葬儀業界に求める者は「売れる商品、儲かる商品」であり、
たまに日本の展示会にアジアの人らしき方をちらほら見かけますよね。