例のトンデモ葬儀マナーの元凶は「佐々木悦子」ではなく「岩下宣子」だと考える理由

過去何度か指摘してきましたが、また「芸能人格付けチェック」という番組で
相変わらずトンデモ葬儀マナーをあの佐々木悦子が解説していたようです。
YouTubeに上がった動画が正しければ、佐々木悦子の解説VTRは前回の使い回しですね。

彼女のトンデモ葬儀マナーについては下記の記事をどうぞ。
(参考記事:佐々木悦子はもうウソしか言わないつもりか )
私の周りでもコイツをなんとかしろ!という声がかなり上がっています。

この間違ったマナーをテレビで流布し始めたのは2013年10月に放送されたこの「芸能人格付けチェック」という番組が最初だと記憶しています。

実はこのマナーを当初解説していたのは佐々木悦子ではないのです。
(そもそも佐々木悦子に葬儀マナーの知識は無いと思う)

最初はNというマナー講師でした。
(当時そのことを批判した私の記事は、Nから謝罪のメールを受け取ったので削除しています。)
実態は番組制作者が、テレビに出るためならなんでもする人達に、毎度同じ事を筋書き通りに言わせているのではないか
というのが私の見立てです。

ではその番組制作者が言い始めた葬儀マナーの元ネタはどこからなのか、ということになります。
まさか全くの思いつきをシロウトが言い始めるとは思えません。

以前このブログで岩下宣子というマナー講師を批判したことがあります。
(参考記事:
岩下宣子さん、間違ってますよ
岩下宣子さん、勝手に葬儀マナー作るのやめてください )

トンデモ葬儀マナーの少なくとも一部はこの岩下宣子が元凶なのではないか、
という疑惑を持たざるをえない証拠を見つけました。

「さすが!と言われる ビジネスマナー 完全版」

この本の冠婚葬祭を扱っている第六章を岩下宣子が担当しています。
そこにはこんな記述が(203ページ)。
岩下宣子 マナー
受付での挨拶では語尾は消え入るように、という
例のふざけた葬儀マナーをすすめています。
悲しみの気持ちを表現できるから、だとか。
ちゃんとしゃべらないのは、失礼以外のなにものでもないと思うのですが。

素直な社会人1年生の向けの本でこれをやるのは
悪質です。

そんなことをするくらいなら黙礼(何もしゃべらず、頭だけ下げる)をすべきです。

この本の初版は2010年。
番組が放送される3年前です。
当時、こんなことを言っている人は他にいなかったはず。
彼女がそもそもの元凶なのでは?

ちなみに彼女の肩書きは
マナー講師ではなく「マナーデザイナー」です。

自分の思いついたありもしないマナーを作り出す人なのです。それをやるのは勝手ですが、
信じた参列者に赤っ恥をかかせてしまうのは、いかかがなものでしょうか。




4件のコメント

習慣やマナーは時代とともに変貌をして、同じ時代においても地域性や年代性があり、
思想的なモノ

スタンダードはあるが、「どれが正解で、どれが間違い化は目線により異なります」
即ち、受け取る個々の考え方ですので「マナーの評価」は単に評価員の考える
マナーに如何に合致するかであり、論理的ではありません
浦和の互助会のTVCMを見ると「マナーもへったくれもありません」が、こんな葬儀も
アリと思っています

マナーなる物に縛られて、「葬儀の本質を見失うのは、愚の骨頂」です

以前、とある店で純米吟醸を「ぬる燗にして」と頼んだところ、店主が出てきて
「純米吟醸は冷で飲むもの」と断られました
この手の人は本やテレビで情報は豊富化も知れませんが、「チャレンジ心がなく、
既存の考え方に固着するタイプ」だと思いま
客の好みや要望に答えずに、「自らのスタンダードに固着する商売」です
今の葬儀は、客の要望に応える様になりましたが、以前は「祭壇は3酒類から選べ」
等の殿様商売で、「ぬる燗」を断った店主と同じでした

何はともあれ、「ササゴン、無罪」?

prof様
>何はともあれ、「ササゴン、無罪」?
風説の流布により俺法によって有罪です。

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