Amazonから発売されている大型タブレット、Fire HD タブレットのレビューです。
目次
Fire HD 10の進化状況
私が初めてFire HD 10を買ったのは、2017年の第7世代が発売されたときです。
その後、何度か代替わりしましたので、どのように進化したかをまとめておきます。
当然ですが、その時の最新機種をお求めください。
2019年10月に後継機種の第9世代発売
2019年10月に後継機種の第9世代が発売されました。
第8世代はどこにいったと思われるかもしれませんが、○世代というのは全FIREシリーズに順番につけられています。そのため8世代の称号は2018年に発売されたFIRE 8 に付けられています。
つまりFire HD 10 に関しては、第7世代の次の機種が第9世代ということです。
お値段そのままで、進化したのは
- カラーバリエーションが黒に加えて、白とブルーが追加された
- USB-C接続になった(それまではミニUSB接続)
- 処理速度が30%アップしたという点です。
2021年5月 第11世代のFire HD 10が発売
さらに2020年5月 新世代のFire HD 10 が2台発売。
進化したのは以下の点。
- 前世代機より7%薄く、8%軽く、10%画面が明るくなりました
- 2画面表示機能搭載
- RAMが前世代の2GBから、新世代は3GBに。plusは4GBに。
- plusはワイヤレス充電が可能になりました。(別売りのワイヤレス充電スタンドが必要)
どんどんiPadに性能が近づいてます。そしてお値段は半分。
第11世代のFire HD10 Plusを買いました
発売されてから約1年 第11世代のFire HD 10 Plusを買いました。
以前買った2017年発売の第7世代Fire HD 10もまだ元気に活躍していますが、
もう一台あった方が便利かもと思うようになりました。
というのも最近Fireの将棋ゲームにはまっています。この将棋ゲーム、対局が終わると一手目から手筋の解析を始めるのですが、これが10分くらいかかるのです。
その間ヒマなので、もう一台Fireがあれば、その間Kindleの本を読んでおけると思ったのです。
どうせ買うなら、一番高性能で、バッテリーの持つFire HD 10シリーズにしようと思いました。
そしてゲームにも使うんだったら、RAMが大きいplusの方が処理速度がちょっとは速くなるはずと、判断しました。
外に持ち出さず、家で使うだけなので、64GBではなく32GBに。
Fire HD 10はなんだかんだで3ヶ月に1回はセールを行っているので、定価¥18,980が5,000円引きの¥13,980のときに購入。
2015年に初代FireHD10が出てから、今回のFireHD10で4代目になります。
第7世代(2017年発売)と第11世代(2020年発売)を比較してみました。
右側が新しい第11世代です。
形は第11世代の方が四角っぽいです。よりiPadに近くなりました。
第11世代は2つのアプリケーションソフトを同時に2つ表示して、作動させることができます。
買う前はコレは便利、と思ったのですが、買ってみると意外と使わない(笑)
一番感動したのは処理速度。
さきほど将棋ソフトの解析に第7世代は10分ほどかかると申し上げたのですが、第11世代はサクサクと解析が進んでいきます。
(動画の右側が第11世代です。)
1分くらいで終わってしまうので、待ち時間に本を読むヒマがない(笑)
これはうれしい誤算でした。
先代と同じく大活躍してくれています。
さて Fire HD 10 Plusのその他の特徴は、ワイヤレス充電ができること・・・だったのですが、専用のAnkerの充電スタンドが不良品だったために、クレームの嵐に。
いったん発売が中止されてしまいました。
今発売されているのは改良された2代目です。スタンドにおけば、充電コードを差し込まなくてもワイヤレスでちゃんと充電してくれるようです。
しばらくFire HD 10 Plusを使ってみて、必要なら追加購入しようと思っていたのですが、自宅ではそれほどヘビーに使うわけではないので、今のところ購入していません。
↓こちらの記事もどうぞ
私のKindle歴(2017年当時の記事)
先日届いてから、大活躍しています。
これまで私が購入したのは
1.Kindleペーパー(読書用)
2.KindleHDX7(ネット検索・映画鑑賞用)すでに販売中止
3.Kindle6HD(寝るときのYouTubeリスニング用)
私は電化製品が必要になったとき、基本的にいつも型落ちで安くなったものを購入しています。
PCはいつも中古のLet’s noteを買っています。
そんな私が今回生まれて初めて電化製品を発売前に予約して購入する、ということをやりました。
それくらい魅力的だったのです。
Kindleシリーズの良いところは
とにかく安くてそこそこの高性能
です。
そして本屋さんに行かなくても本が買えて読める、のは
長時間労働で本屋さんになかなかいけない葬儀屋さんにとってはとてもありがたいです。
雑誌を読むのに最適
今回
Fire HD 10 タブレット に飛びついたのは
食事中に「雑誌を読む」ためです。
1人で食事をする時は雑誌を読むことが多いです。
雑誌は1ページの情報量が多いので、頻繁にページをめくる必要がないことと
ページが開きっぱなしになるため
食事の時に読むのに適しています。
とはいえ大きくて分厚いのですぐに場所を取ります。
あと保存したいページがあってもサイズの問題でスキャニングが面倒でした。
そこで以前から Fire HD 10 タブレットを購入選択肢に入れていました。
画面が大きくて見やすいということならiPadも持っているのですが、
Fire はさらに大きくて、安価なので壊してしまってもダメージが少ないというのが、その理由です。
しかし旧型のFire HD 10 タブレットは解像度が低く、どうしても写真が粗くなりそうで二の足を踏んでいました。
そんなとき解像度1920×1200ドットの新型Fire HD 10販売の予告が!
10秒考えて(即決できないところが自分らしい)「1クリックで注文」
その後
Prime Reading(Amazonプライム会員に入会すると月替わりで数百冊の本が無料で読み放題というサービスです。)
のリリースが!
さて届いたので、私がいつも本屋で買っていたファッション誌メンズExの電子版のページを表示して、サイズ感が伝わるよう、文庫本と並べてみました。
雑誌の1ページと同じサイズとまではいきませんが、なんとか読むことが可能です。
ページめくりもスムースです。
これで雑誌の山から解放されます。
あと漫画を読むにも適しています。
Kindleペーパーのサイズと解像度だとページ見開きで読むのは難しいですが、Fire HD 10のサイズなら可能です。
(追記)
さらにたくさん雑誌を読みたくて、Kindle Unlimited (キンドル アンリミテッド)に入会しました。
月々980円なので、2冊以上本や雑誌を読めば元が取れてしまいます。
私は 月々780円のAmazon Music Unlimitedにも入会していて、こっちは値段相応だなと思いますが(他にも似た音楽配信サービスがあるので)
Kindle Unlimited は、ほとんどの人にとってお得だと思います。
32GBがおすすめ
ちなみに容量に関して32GBと64GBの2種類があります。
Amazonプライムの映画をダウンロードして持ち出すなら、64GBが良いのかも知れませんが、正直をこのサイズを持ち出そうとは思わないのではないでしょうか。
重量は500グラムあります。人によっては寝転んで長時間読むのがちょっと厳しいレベルなので。
私は32GBを購入し、Wi-Fi使用で自宅オンリーで使っています。
もし足りなくなればSDカード入れればいいわけですし。
これが15,980円ですからね。
すごい時代になったものです。
(追記)後日Fire HD 10用のノングレアフィルムを購入しました。
興味のあるかたはこちらの記事を参考にしてください。
Fire HD 10 タブレットに貼るノングレア(非光沢)フィルムはこれが最高! | 考える葬儀屋さんのブログ
(さらに追記)
↓この機能にも助けられています。
Kindle Fireの書籍読み上げ機能は大変便利 | 考える葬儀屋さんのブログ
Fire Max 11 タブレットを、Fire HD10とiPad第9世代と比較してみた
(2023年5月30日追記しました。)
AmazonFireシリーズの新機種 Fire Max 11 タブレットが2023年6月14日に発売されることになりました。
Fire Max 11 タブレットを、Fire HD10とiPad第9世代と比較しつつ、「買い」なのかどうか考えてみます。
この記事の最後に
Fire HD 10/Fire HD 10 Plus/Fire Max 11/iPad 第9世代
の比較表を掲載しています。
結論
まず結論です。
私はFire HD 10plus2台を衝動買いしたことがあるのですが、Fire Max 11に関してはすぐに購入するつもりはありません。
AmazonミュージックやAmazon primeビデオなどのコンテンツ視聴機としては、オーバースペック(性能が良すぎる)なので、Fire HD 10で十分です。
仕事や趣味のために使うPCの代替機としては、iPad第9世代に及びません。
値段と性能が中途半端だと思います。
ディスプレイ
Fire HD 10 が10.1インチ 1080P フルHDなのに対して、Fire Max 11は11インチ 2Kです。
本体サイズはほぼ同じですが、Fire Max 11はベゼルが狭いため、画面が大きくなっています。
解像度
じつはFire HD 10のほうが、Fire Max 11よりppi(1インチあたりのピクセルの数)が多いのです。
Fire HD 10は224ppiに対し、Fire Max 11は213ppiです。
つまりFire HD 10のほうが画面が細かいということです。
ピクセル数自体はFire Max 11の方が多いのですが、画面が11インチと大きいため、こうなっています。
大した差ではないのですが、上位機のほうが粗いというのはいかがなものかと思います。
解像度においては264ppiのiPadが頭一つ抜きん出ています。
重量・サイズ
Fire HD 10 ・Fire Max 11・iPadともに大体同じサイズです。
Fireの縦横比は16:10なのに対し、iPadは縦横比は4:3で異ります。
RAM
この中では、Fire HD 10 のみRAMが3GBで劣ります。確かに将棋ゲームの解析を行うと、Fire HD 10 だけが体感的に明らかに遅いです。
CPU
Fire HD 10と比べてFire MAX 11は8コアのうち2つが、2.2GHzになっていますが、正直それほど処理能力に差があるとは思えません。
容量
Fire MAX 11は64/128GBが選べます。私はFire HD 10 を自宅でコンテンツ視聴のためのデバイスとして使っているので、32GBで十分だと思っています。
カメラ
Fire MAX 11はフロントとリアともに8メガピクセルのカメラです。従来のFire HD 10 の5メガ+2メガを大きく超えています。
ただ前述したように、自宅のコンテンツ視聴デバイスとして使うのであれば、このカメラ性能はオーバースペックだと思います。
iPadは外に持ち出すので、12メガ+8メガは必要と思えるのですが。
その他
その他の機能についてです。
Wi-Fi 6に対応
Wi-Fi 5の1.4倍の速度を持つという新しい規格、Wi-Fi 6に対応しています。
たたし、私はWi-Fi 5とFire HD 10の組み合わせで映画やネットを見ますが、通信が遅いと感じたことはないです。
コンテンツ視聴レベルでは特にアピールポイントにはならないのではと思います。
スタイラスペン
iPadと同様にスタイラスペンが使えます。
ただしFIRE系はアプリが限られるので、使いこなせるのか不明です。
値段
Fire Max 11の価格は34,980円~ということで、Fire HD 10の19,980円~とiPadの47,800円~のちょうど中間くらいの価格設定です。
冒頭に申し上げたように、やはり値段と性能が中途半端だと感じます。
コンテンツ視聴ならFire HD 10 で十分だし、ヘビーユースならiPadの性能が必要です。
そのため今は様子見で、Fire HD 10 Plusの2台目が欲しい人が、今後の値引き販売の時期に購入するのがよいのではないでしょうか?
比較表
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