テレビ朝日の番組「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」に自著の内容を勝手に使用されました。
2017年11月3日私のライブドアブログのIDに「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」の制作スタッフからメッセージが届きました。
私が自著「子供に迷惑をかけないお葬式の教科書」で述べている良い葬儀社の選び方の一つを使いたいとの申し出でした。
このブログでも過去何度か書きましたが、私は日本のバラエティ番組における葬儀情報の扱われ方を好ましく思っていないこともあり、この話はお断りしました。
それ以降この件はすっかり忘れていたのですが、
知人から「11月16日の放送の「ハナタカ!優越館」で使われていたのって、お前のネタじゃね?」と言われて、
あわててネット上で動画を探しました。
信じられない・・・
断ったのに勝手に使われている。
それだけならまだしも全く知らないどこかの葬儀屋に、間違った解説を喋らせている。
その葬儀屋によると
「棺は特定のものを多く仕入れて原価を抑えている葬儀屋さんが多いため、変更となると発注をし直したり見積書の再計算の手間が増える。そういった発注や手間を度返視してまで家族や喪主の希望を叶えようとする葬儀屋は良心的。」
というロジックを語っているのだが、そんなのシロウトが聞いてもヘンな理屈だろ。
再発注や見積書の再計算の手間って、そんなの3分もかからず終わる話だろ。
どんな葬儀屋だってそれくらいのことやるよ。
私が書いた根拠はそんないい加減なもんじゃない。
こんな間違った解説されるんなら、まだ丸パクリされたほうがまし。
すぐに番組に出演していた葬儀屋(仮にA社とします)に事情を説明してくれと問い合わせのメールを送りました。
彼らの話によると事の次第は以下の通り。
A社に「ハナタカ!優越館」番組制作スタッフから「良心的な葬儀屋さんの選び方」で何かネタはないか?と問い合わせの連絡があった。
いくつか提案したA社の独自の案が採用され、出演することに。
撮影当日、撮影スタッフから私が自著で述べた「棺を変更する」というネタを結論として話してくれないと困る、ということをA社が言われる。
A社は私のことも私の本のことも知らないので、急遽それらしい理由をその場で考え出さなくてはいけないことになり(おそらく苦し紛れに)さきほどの説明をさせられる羽目に。
ということらしいです。
あんな訳の分からない説明をさせられる羽目になって
A社も被害者と言えるでしょう。
番組側に抗議しようと思いましたが、
どうせ連絡の行き違いだとか、結論は参考にしたが根拠はオリジナルとか
いくらでも言い訳されるのは目に見えています。
報道番組ですら訂正入れない会社です。
私の抗議など痛くも痒くもないでしょう。
私の本をお読みいただいた方ならお分かりだと思うのですが
私の本を読んでおいて番組中に
↓日本消費者協会の数値を引用するなんてありえないです。
著者に関する敬意というものが全くありません。
サイテーです。
「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」