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終活読本 ソナエ を読んで




終活情報誌ソナエの過去に書いた書評をまとめてみました。

終活読本 ソナエ vol.2

(2013年9月の記事)
以前終活情報誌ソナエの紹介をしましたが

めでたく、第2号が出たようです。

 

んー、相変わらずベタな人選と構成ですね。
って言うと批判しているみたいですけど
読者層を考えて手堅く部数をはけさせようとする姿勢は
間違いじゃないと思います。
だから2号が出たんでしょうし。

 

とは理解しつつも
日頃葬儀関係の文献を読んでいる特殊な人とってはちょっと退屈(^^;)

 

まず香山リカ
それにしても香山リカはずっとこんなどうでもいいことを言いつづけていくんだろうか。
40代で孤独死を心配する女性が増えているだの、
あなたの職業(精神科医)柄、出会うお客さん(つまり患者さん)の意見を
一般化するのは無理があるんだって。
終活はいい飯の種と思っているフシがあるね。

 

次に全く別の記事ですが
日本消費者協会の全国葬儀費用平均値アンケートの偏りの原因を
1億円の人が一人いれば数値が狂うから、うんぬんと記載していますが、的外れ。(P60)
この日本消費者協会のデータの標準偏差は全然広くない。
平均収入と同じ議論をしてはいけない。
母集団全体の選び方がおかしい、っていう根本的な問題が原因。

 

あっ、そいういえば今年(2013年)もアンケート取り始めているかもしれませんね。

日本消費者協会は、自分達の名前がマスコミに注目される良い機会だと思っているから、
やりたがっているだろうし。

感想はそんなところでしょうか・・・

 

あっ、言い忘れるところでした。
ソナエ vol.3の巻頭は内田裕也にしてもらえないでしょうか。

終活読本 ソナエ vol.3

(2013年12月の記事)
終活をテーマとしたムック、ソナエですが

早くも vol.3が出版されました。

 

前回2冊は今ひとつっていう感じだったんですが

(参考記事:壇蜜の経歴からエンバ-マーの就職について考える:書評
        終活読本 ソナエ vol.2 を読んで:書評  )

今回の vol.3は「個人的に」面白くなってきています。
自分の死後のネット情報に対する取り扱いだとか
遺影写真に関する記事では山田慎也氏やみうらじゅんにインタビューしていたり
と私の知的好奇心を満たしてくれる内容です。

 

ということは・・・
記事がマニアックになってきている、
つまり大衆受けするネタが無くなってきてる、ってことではないでしょうか。
(T_T)

 

消費税の税率変更にともなう葬儀費用の考察、
なんてこれ必要かな?

 

次号が出るとしたら
恐らく記事の内容が業界季刊誌「SOGI」とかぶり始める
という展開が予想されるんですが・・・

 

「個人的には」おもしろい方向(≒袋小路)に向かいつつあるので

できるだけ長くがんばって欲しい。

葬儀屋の広告がわんさか掲載されるという末期症状を迎えるまで(^^;)

終活読本ソナエ vol.6

(2014年10月の記事)

買ったその日のエバーノートの下書きが
10分で終わってしまったのが災いして
この記事をアップするのを忘れてました(^^;)

終活読本ソナエ vol.6 2014年秋号 (NIKKO MOOK)

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葬儀をテーマとした季刊誌「終活読本ソナエ」の秋号が発刊されました。

果たして続くのだろうか、と創刊当時は懐疑的だったのですが
さすがサンケイグループ、保っています。

 

とはいえ今回の内容ではコメントするところって、
個人的にはあんまりないです。
強いて言えば日本消費者協会のアンケート結果を紹介するときに
「実際とは乖離があると言われている」と書かれていることでしょうか。
最近葬儀関係の記事でこういう枕詞が定着しつつあります。
良いことだと思います。

 

あと前回の表紙が山口もえ(親が大手仏壇屋の経営者)だったので
終活読本 ソナエ vol.5 2014年夏号 (NIKKO MOOK)

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次回は葬儀業界つながりで、
RIZEのベースKenKenとドラムの金子ノブアキ
(二人の親は歌手金子マリ。葬儀屋金子総本店を経営)
を表紙にしてはもらえないかな。

以前なんかのインタビューで金子ノブアキが
「小さい頃から周りにはミュージシャンか葬儀屋というやくざな人達しかいなかったので
反抗期は髪型7:3でまじめに学校に通学してやった」
と答えていたのには笑った記憶が。











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