台湾の葬儀業界って・・・

まずモーニングスターのこの記事を紹介

台湾の巨大葬儀ビジネス、市場規模は2000億円

数年前台湾の大手葬儀社の方に会ったことがあるが、
パワフルだったなぁ。

いま台湾の葬儀業界は、30年前の日本の葬儀業界のノリなんでしょうかね。

ところで記事中の
「リビング契約」って、契約内容はどうなっているんでしょうか。
最初に葬儀の内容と金額を決めてしまうと
数十年スパンの商品だから葬儀社はインフレリスクにさらされそうですけどね。

謎だ。

さらにこの記事

Taiwan’s funeral strippers
元記事はこれ

台湾の葬儀ではフューネラルストリッパーが活躍って(>_<)

ホウシャオシェン
の映画にはそんなシーンなかったけど・・・

謎だ。

東スポ的な記事だろうとは思いつつ、

いろんな意味で
台湾の葬儀業界に注目!




15件のコメント

台湾も葬儀管理法があり、民政部及び各自治体民政局が管理しているので解説します。

台湾(正式にはROC)での葬儀社は各自治体に認可された企業であり、届け出、認可、報告、検査が必要です。
「リビング契約」とは生前契約であり、日本とは全く異なる形態です。
台湾の生前契約は自治体認可を受けなくてはならずに、預かり金(預託金)は行政から生前契約信託を認可された銀行(信託銀行)が預かります。
そのために、日本の様な互助会や葬儀社が会費や積立金としてお金を預かることはありません。(これは民政部では認めていませんので、違法です)。

そして、預託は葬儀管理法により「物価スライド」することが定められており、数十年前に契約した内容が必ずしも守られるわけではなく、葬儀施行時の物価(商品価格)に対当して行います。
これは、国民の保護と葬儀業者の保護を目的とした施策であり、民政部と自治体民政局で管理します。
1個の指数としては、ラスパイラル指数も参考になります。

もう一つの葬儀ストリッパーに関する解説です。

中国系民族(本国やROC)には古い考えで、「葬儀は参列者が多いほど良い」との考えがあります。
これは、参列者が多い=悲しみが多い=惜しまれている=慕われた人だった、との考え方があり、参列者を集めるために、参列者にお金を払う、参列者を集めるために演劇やショー(女性ストリッパーを雇う)を行う、飲み食いをさせる等が行われて来ました。
中国国内でも田舎ではこの習慣が残っていますが、数年前に葬儀でストリッパーを呼んだために、摘発したことがありますが、ROCには未だにこの習慣は残っています。

ROCで有名なことは葬儀の「泣き女」であり、今でも台北市内の葬儀でも泣き女を使っています。
泣き叫ぶ=その人を慕い悲しむ=派手であれば派手であるほど悲しみが大きい=その人が偉大だった?となり、泣き女の需要は非常にあります。
ちなみに、泣き女の年収は1,000~1,500万円位で、葬儀場にベンツで乗り付けて着替えをし、葬儀に参列し一番前で泣きだします。(これは見事です)

朝鮮民族(特に韓国の地方部)ではこれに似た習慣と考え方があり、葬儀の時に「泣き叫び倒れこむ等の大きな表現」は故人に対しての悲しみが大きいとされており、日本的に我慢しておとなしく送ることは「悲しんでいない、薄情」と取られます。
近年ではソウル等の都市部では日本やアメリカ的な「大人しい送別」が増えましたが、高齢者では未だに「派手な送別」が多いと思います。

どちらにしろ、ROCの葬儀や墓にかける金額は日本の比ではなく、非常に巨額な場合が多いのが現状です。
葬儀の日程も死後6ヶ月後(この間は冷凍保存)も珍しくはなく(葬儀は生年月日から最善の日にちを計算するので)、遺体管理費だけで100万円以上も珍しくはありません。

ROCの葬儀社(葬儀部門)で海外進出をしているのは、統一企業集団(台南市)参考HPhttp://www.asahi.com/business/topics/OSK200803100003.html
と宝山生命科技集団(高雄市・2009年には上海マーケットにシノ・ライフとして上場)の2社。
統一グループは売上1兆円以上の企業であり、日本も視野に入れた行動です。

これ以外でも、台湾の大手葬儀社は「日本進出」をかなり以前から考えています。
世界では、「弱くて貧しい日本、強くて豊かな中国」と言われて数年が経ちましたが、虎視眈々と更なる脆弱化するのを待っています。
資本主義とは、「強者が弱者を潰すこと、取り込むこと」を合法的に認めており、規制策を講じなければ小さな葬儀社は無くなり、残った大手も外資系が増えるかも知れません。
海外では葬儀社のM&Aは当たり前です。

prof様、
私の与太記事に本格的な情報提供いただきまして
いつもありがとうございます。
感謝しております。

>「物価スライド」
なるほど、そりゃそうですよね。
謎が解けました。

>「葬儀は参列者が多いほど良い」
そりゃ葬儀屋も儲かるわけですね(^^;)
でもそのためにストリッパーっていうのがなぁ

>台湾の大手葬儀社は「日本進出」
これどうなんでしょうね。
SCIみたいにこっそり資本参加っていうやり方なんでしょうか?
通貨の強さは分かるんですが、でも将来性と円高傾向考えると
そんなに有望市場とは思えないんですが

おはようございます、物理教師さんの方、台風は大丈夫ですかヽ(´Д`;)ノ?

今回も興味深い記事、すごく参考になりました。

ググって動画を見たところ、動画のタイトルはタイワン・フユーネラル・ストリッパーでしたが、どうもお祭りの様子を撮した動画っぽかったです。

ただ、他の記事でも探したところ、間違いなくストリッパーいるんですね・・・(^^ゞ

それからprofさま、はじめまして。
コメント欄を読んで、さらに勉強になりましたこと、感謝しておりますm(__)m

台湾の葬儀社が日本進出してきたら、、。
ちょっと興味がありますね。

PS.物理教師さま
いつか、この記事ブログでリンク貼らせて下さぃ(∩´∀`@)⊃

日本の互助会でも中国(上海市)に営業所を置き、日本人社員を常駐させている企業があります。
ただし、現時点では日本企業や日本合資に対して民政部で葬儀業従事許可を与える予定はありませんので、業務としては情報収集と葬儀関連製品を買い付け(棺、祭壇、布製品、墓石等)を行っています。
これ以外でも、東京の葬儀社の子会社が上海にもありますが、こちらも葬儀業務には参加させてはいません。(外国企業には葬儀業参加は認めていないが、株式保有率49%までは可能)

ROCの葬儀社が日本の葬儀社を欲しがる理由は2点あります。
1点目は、「日本」とゆうブランドです。
日本に支社や支店を持つこと、日本でも葬儀社を経営していることは、企業イメージにとっては非常に優位な材料です。(特にROCは親日のため)
2点目は、日本の技術習得や収集であり、業務提携も視野に入れていましたが、ROCの葬儀社と業務提携をする日本の葬儀社は皆無であり、自ら取得を考えています。

金銭的な収益だけであれば「日本の葬儀社に対するM&Aはさほど美味しくない」のですが、CI的な意味合い、ブランド強化、スキル・アップを考えると、高い買い物ではありません。
こっそりと資金提供との形で参入し、日本では気が付かれないと考えています。
すでに、ROCの葬儀関連特許も申請(2年前に相談を受けたが)されており、水面下では進んでいます。

さくらさん、
> 台風は大丈夫ですかヽ(´Д`;)ノ?
おかげで涼しくなったので、久しぶりにジャケット羽織って出かけました。
> いつか、この記事ブログでリンク貼らせて下さぃ(∩´∀`@)⊃
どうぞ、どうぞ、
さくらさんなら、オールリンクフリーです。

prof様、
>ROCの葬儀関連特許も申請(2年前に相談を受けたが)されており、水面下では進んでいます。

この情報網とprof様のポジション
凄すぎます(^_^)

今回の記事で、おそらくprof様にコメントいただけるのではと期待しておりましたが、予想以上の質と量でした。
本当にありがとうございます。

さくら 様
ボルボやハマー、レナウンやIBM(ハード部門)がいつの間にか中国企業となり、知らない間に身近な企業が外国企業となっています。(日産しかり)
AN社の様に海外色(CEOが外人等)を出すと嫌われ、排除されますが、居抜きであれば知らない間に浸透できますので、「気が付けば外国企業」となります。

物理教師様
ROCでは葬儀分野の医学的教育は台北医科大学等で行う流れであり、その他の葬儀部門の教育はROC国内の5大学が担当します。(一部は自治体民政局)
遺体実習は大陸側でと考えて進めていますが、物理教師さんもROCや韓国の大学葬儀学科で指導をするべきと思います。(大陸はまだまだ大変ですので)
機会があれば、ご紹介を致します。

余談ですが昨日、D社の本を20分ほど立ち読みしました。(とても買う気にはなれない)
今までにまして、「内容がパワー・アップ」していますね。(雑誌や一般書は売れて何ぼ、無責任)
A.ヒトラーが「嘘は大きければ大きいほど良い」との業界向け名言(迷言)を残していますが、まさに集大成。
8月号の酷評も、心待ちにしています。

profさま

水面下で進む、というのは、何事もそうなのでしょうが、葬儀業界でも気が付けば外国企業、というのは、オドロキですヽ(´Д`;)ノ

それにしても、本当にすごい情報量で、ものすごく気づきがありました。

感謝しておりますm(__)m

profさま

追記:統一企業グループhttp://www.uni-president.com.tw/index.asp、売上1兆円、納得のホームページですね。。

これが、日夜、日本葬祭業におけるポジショニングを虎視眈々と狙っているということは、5年後10年後の業界は、一昔前の日本人が全く想像もしなかったような業界地図になっているのかもしれませんね。。

prof様、
> 機会があれば、ご紹介を致します。
ありがとうございます。
でも、私は北京語が喋れないのです(>_<) 大学の授業の第二言語は北京語で、清華大学の友人がいたにもかかわらず(>_<) ROCは観光で訪れたことがあります。 マンゴーかき氷がおいしかったです。

さくら 様
統一企業集団は日本の葬儀市場には興味はなく、日本の12倍以上の市場規模である大陸に6年程前から標準を当てており、本年から業務提携(指導)で進出しています。
ただし、すでに日本国内のスーパーにも「統一ブランド商品」は入っていますよ。
葬儀社買収(資金提供)を行うのは違う企業です。

物理教師 様
ROCと大陸、韓国の大学では言語は大きな問題ではありません。(スタイルとスタンスが重要です)
教育で大事なことは、「答えを教えるのではなく、考えることと答えを見出す方法のヒントを与えること」です。
「答えを教え、暗記させること」が日本教育の失敗であり、教わったこととは暗記し出来ても、想定外のことは分からない、出来ないとなってしまいました。

prof様、
> 教育で大事なことは、「答えを教えるのではなく、考えることと答えを見出す方法のヒントを与えること」です。

おっしゃるとおりだと思います。
私も「考える」ことはやっているんですが、なかなか答えが見えなくて
(^_^;)

> profさま

・・・なるほどー。。

知らないことが多すぎて、目から鱗の連続でした。
ありがとうございます(*´∀`*)

> 物理教師さま

オールフリーなどと恐れ多いデス。。

でも、お言葉そう言っていただけて、本当にありがとうございます(n‘∀‘)η

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