今日ご紹介するのはこの本。
最新版 新しい葬儀・法要の進め方&マナー (主婦の友ベストBOOKS)
以前
葬儀の挨拶本
という記事で主婦の友社の本を紹介したことがあります。
この出版社の葬儀関係の本は全般的に
・情報の誤りが少ない
・図を多用して見やすい
・情報量が多い
という特長があり
総じてクオリティが高い
と思います。
しかし・・・
多数の
「良い葬儀を行いたい」
という読者にこの本は果たして必要なのでしょうか。
いや、もちろん、有用なのですよ。
ただ大量の情報を提供することによって
オーバーフロー気味になり
多くの消費者にとってベストな方法では無いと思うのです。
病気になってしまった人に対して必要なのは
専門の医学書ではなく名医であると思います。
同様に良い葬儀を行いたい消費者に本当に必要なのは
大量の情報が載っている葬儀本ではなく
「有能な葬儀屋さん」
であると思います。
有能な葬儀屋さんは、
顧客の状況をヒヤリングして、最適な選択肢を提示するという
コンサルティングを行ってくれるはずです。
ただなかなか
「有能な葬儀屋さんの選び方」
に関する情報が出回っていないのも事実。
こちらの記事(葬儀社の選び方)を参考にしてみてください。
永いロードが終わりました。
今回は「半島」も担当しましたが、TPPやFTA、WTOは勢いのある国に関係がするものですので。
当局としては「市場開放はしない」との考えです。
さて、各国の学生達と話し合うのが「良い葬儀職員とは、有能な葬儀職員とは?」という結論の出ない問題です。
経営者から見れば「売上の高い職員が有能な葬儀職員」ですが、依頼者から見ればこれは評価対象ではなく、むしろネガティブな部分かも知れません。
特に社会主義以外の国の葬儀業態では、経営者の評価と依頼者の評価に大きな隔たりを感じます。
廉価で満足できる葬儀を提供できる葬儀社は理想ですが、サービス内容は価格に反映する事も多く、依頼者のニーズに応えれば良い葬儀になるとは限りません。
その中で、ニーズを尊重して「依頼者主体の選択肢を与える提案」が出来れば良いのですが。
prof 様、
おかえりなさいませ!
(↑それほどかわいくないアキバのメイドカフェのスタッフ風で(^^;))
依頼者の評価が高い→売上げアップ
というサイクルができあがれば一番いいのですが
まだまだ道半ばですね。
革命尚未成功、同志仍須努力
今年行った研究でで面白い結果が出ていますので、来年には「結果と改革方法」を出します。(医療者向け講演と出版物として)
医療・福祉現場から改革を始めますが、葬儀現場にも関与する問題ですので、葬儀現場では2年遅れで取り入れられるかも知れません。(一部の葬儀現場では実施しており、悪化が減少しています)
死亡直後からのクーリングだけでは解決できなかった問題がありました。
日本特有の問題でしたが、少しずつ改革をしています。
prof 様、
> 革命尚未成功、同志仍須努力
はて、これは?
と、調べてみて初めて知りました。
> 今年行った研究でで面白い結果が出ていますので、来年には「結果と改革方法」を出します。
楽しみにしております。(^_^)