家系図を作ってみました。
日本人が好きなのは特定の宗教(仏教や神道や儒教)ではなく
先祖供養だという説があります。
今回家系図を作ってみていろいろな発見がありました。
□家系図を作ろうと思ったきっかけ
そのため私は会ったことありません。
先日既に亡くなっている両親のアルバムを整理している時に
その祖父母の名前すら知らないことに気づきました。
これではいけないと思い祖父母の名前を調べることにしたのですが
だったらいっそのこと家系図を作ってみたらどうかと考えました。
行政書士や司法書士の方が家系図の作成サービスを行っていますが
当然それなりの費用はかかります。
そこで自分でやってみようと思い挑戦してみました。
自治体によって書式が異なるようです。
(ちなみにその時言われた金額の定額小為替を同封したのですが、
後日役所から電話かかってきて枚数が予想より増えてしまったので申し訳ないけれどもさらに定額小為替を追加で送って欲しいと言う連絡がありました。最終的に除籍謄本5通と原戸籍謄本2通でしめて5,250円でした)
4.返信用封筒・・・切手を貼ります。余談ですが書類枚数が非常に多くなったので普通サイズの返信用封筒(長4というサイズ)はパンパンの状態で届きました。念のため大きめの封筒にした方が良いかもしれません。
<http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/life/entries/001199.html>
□戸籍の見方
1週間ほど経ってから書類が届きました。
曾おじいさんまで記録が残っていたようです。
結局明治時代の初期ぐらいまではさかのぼったことになります。
注意点として通常は両親の直系しかさかのぼれないようです。
もっと範囲を広げたいのであればプロ(行政書士や司法書士)の手を借りるしかないのかもしれません。
私にはどれが除籍謄本でどれが原戸籍謄本なのかすら識別できなかったのですが
初見でも続柄が書かれているので、
それをたどっていけば大体のことはわかると思います。
難しいのは明治大正あたりの女性の名前です。

次にその戸籍謄本をもとに家系図のチャートを書いていきます。
さて何を使うかです。
専用のアプリ・・・汎用性がなさそうなのでやめました。
親戚にデータをあげたいとき、相手が同じソフトを持っていないといけないのは不便です。。
マイクロソフトオフィスのサイトのテンプレート・・・
マイクロソフトのサイトで家系図のテンプレートも用意されています。
しかしあまり使い勝手が良いと思いませんでした。
オフィス系ソフトのスマートアート・・・
ピラミッド形式の系列図はあるのですが家系図の構造にそぐわないのでこれも×
オフィス系ソフトの図形と線を組み合わせるベタな方法が1番確実
という結論に達しました。
私はExcelを使いました。
そしてできたのが↓このチャートです。
(人名伏せるために粗く加工したら線が一部消えてしまいました。あくまでイメージということで)
大体30分くらいで完成しました。
図形のボックスの中に名前と誕生年月日、死亡年月日、その他追記事項のテキストを入れています。
□家計図を作ってみて
他人から見ればその家の家系図は単なる血縁を表した図に過ぎないかもしれません。
でも今回戸籍を取り寄せて家系図を作ったことで
自分の知らなかった新たな「過去」をいくつか知ることができました。
自分の祖父の兄弟の1人が10代でなくなっていたり
姉の一人は養子縁組をしていたり
その時代時代の背景を想像せずにはいられません。
いろんな出来事があって今の自分があるということと
その血の流れを引き継いでいるということを改めて考え直す機会を得たことは
感慨深いものがありました。
人によっては知りたくない事実を知ってしまうことがあるのかもしれませんが
私はやって良かったと思います。
家系図作りに興味のある方はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
>除籍謄本と原戸籍謄本
私もめったに扱いませんが、筆頭者氏名が同じ書類があるはずですので、その古い方が原戸籍謄本だと思います。平成の改製ならば手書き(原戸籍)からコンピューター(現行)なので判りやすいですが、昭和の改製はどっちも手書きなので内容の新旧で見てください。
はる 様
情報ありがとうございます!