ほのぼの系葬儀本の書評

去年の暮れに出た葬儀本です。
家族との交流を描いていることもあり特徴は
ほのぼの系であること。
とうちゃんの葬儀社日記

by カエレバ

時系列で進む引っかかりの無い構成やあっさりしすぎの筆力や
キャリアプランがなく受動的に周囲の状況に流されている実生活など
申し訳ないけどいろいろダメじゃね?っていうのも特徴です。
ところどころ間違った記述もあるし。
でもダメとほのぼのって相性が良いらしく
結果的にそのダメさすら、うまくほのぼのに昇華されている、という感じです。
著者のキャラクターの勝利ですね。

しかしこの本発売直後にもかかわらず
紀伊國屋にも三省堂本店にもジュンク堂にも在庫が無かったのです。
日本最大級のこれらの本屋にないってことは
実店舗で流通していないってことじゃないのかな。
この出版社は自費出版も受けているみたいなので
もしかしたらうまく口車に乗せられてお金だけ払って・・・
ということだったらなんか気の毒です。

まぁ誰に頼まれた訳でもないのに
プライベートの時間削ってわざわざブログでこの本の書評書いている私の方が
ある意味さらに気の毒なわけですが(^^;)

というわけで、みなさんアマゾンでご購入くださいね。




4件のコメント

葬儀社等の社長が書いた「自画自賛の自伝」はゴーストや口頭筆記、参考資料から
造った物が多いのですが、最近では「ブログもゴーストが多くなりました」。
葬儀社のホームページに貼ってある社長や社員のブログも、「買う時代」です。
http://crowdworks.jp/
上記では度々、「葬儀ブログライターや原稿」を募集しています。
確かに、「あの社長にこんな文章は書けないはず」と思う場合が多々あります。

現在、斎場建設運動が起きている宮古島では面白い反対理由を主張しています。
「霊柩車の乗り入れが恐怖心を助長し学業に影響する」との住民達。
そうすると、毎日の様に霊柩車を見て育った「葬儀屋の子供たち」の成績はと?
しかし、よく考えると葬儀屋の子供たちは「霊柩車は仕事と金を運んでくる」と
教わっていれば、「霊柩車は喜ばしい事」でありやる気スイッチが入り成績アップ?

少なくとも、「霊柩車と学業成績の因果関係は証明できません」。
テストの点の悪さも葬儀屋のせいするのは「弾がない証拠」。
琉球民族は「死や遺体が身近な存在」であり、忌み嫌うことは少ないはず。

prof様
>上記では度々、「葬儀ブログライターや原稿」を募集しています。
そうなんですよ。そしてあまりの原稿料の安さに
葬儀ブロガーって市場価値があんまりないんだって
自分自身を戒めています。

葬儀ブロガーって市場価値があんまりないんだって自分自身を戒めています。

笑ってしまいました。私も戒められてますよ、子の業界にもこんなにきちんとした人がいるんだと(笑)

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