7月23日投票開示予定の仙台市長選に
地元の葬儀社清月記の社長 菅原 裕典氏が出馬しているということで
個人的に大変注目しています。
氏は葬儀業界内では有名人ですが
出馬表明されたときははたして勝算はあるのだろうかと正直半信半疑でした。
しかし善戦しているようです。
葬儀屋さんが政令都市の首長に立候補して、選挙戦を繰り広げるなんて
葬儀業界から見れば画期的なことではないでしょうか。
首都圏においてすら一部に葬祭業を賤業と見なす人がいる現状で
地方都市の有権者の支持を集めているのは素晴らしいことです。
おそらく背景には東北大震災での尽力があるのでしょう。
東北大震災の直後、この記事をアップしました。
被災地でがんばっている葬儀屋さんへ
その後この記事で清月記さんを取り上げました。
「日本でいちばん大切にしたい会社3」で葬儀社が紹介されています日本でいちばん大切にしたい会社3
そういった経緯もありますので、
葬祭業の地位向上という意味でも
是非菅原氏にはがんばっていただきたいです。
公選法に抵触するので詳しくは書きませんが
全国紙での肩書きは、葬祭業社長
地方紙では、冠婚葬祭業社長、冠婚葬祭会社社長
選挙公報では、株式会社 S社社長
「葬儀屋さんが立候補・・・」は公務員採用初任研修でも教えますが、差別用語で禁止
特に選挙期間中は公選法で、「書いたらダメ」
全国紙は「葬祭業」と堂々と書きますが、地方紙(東北地区)は「冠婚葬祭」と忖度を
した表記(厚労省の職業コード分類では、葬祭業であり冠婚葬祭業は間違い)
prof様
そう私もこれが少し気になっていました。
しかし
>「葬儀屋さんが立候補・・・」は公務員採用初任研修でも教えますが、差別用語で禁止
ひどいですね。この考え方が差別だろ、っていう・・・
清月記さんはウエディング業務も少しだけ行っているようなので、間違いではないようですが。
基本的には、昭和50年代から「〇〇屋」は禁止語句です。
禁止語句は、床屋、散髪屋、パーマ屋、八百屋、魚屋、豆腐屋、パチンコ屋、葬式屋、葬儀屋、ヤクザ等です。
その半面に世間では、「〇〇屋」(ラーメン店が麺屋等を名乗る)が専門性が高いと
アピールする意味で使われだしていますが。
恐らく、役所や公務員以外では「マスコミも過敏になっている語句」です。
良いのが有りましたので貼っておきます
>屋と付く職業は安定収入を得ていなかったという歴史的背景があるため、いわゆる「日雇い」を侮蔑する意味と同義で差別用語とされます
>「日々現金収入がある(日銭が入る)職業(主として小売業やサービス業)の多くは八百屋・魚屋・風呂屋・床屋などのように接尾語として屋が付く。その多くが、特定の日に金銭の授受が行われる商慣習を持つ商いでなかった事から、軽蔑を込めて用いられる。転じて一般的な職業名につなげて軽蔑・自嘲を込めた用いられかたをする場合がある
ネタ元 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q109808945
確かに、昔の葬儀屋は「人が死んでナンボ」の仕事なので安定性を言われると。
芦屋は高級なので差別ではないが、名古屋は?
prof様
豊田章男はたまに自分のことを車屋と呼ぶことがあって
カッコイイなと思うわけですが。
東北の震災のとき、多数の死者が出たので被災地では棺が間に合わず、それで他府県の葬儀社が自分たちが購入した棺を株式会社 S社に無償で提供したということです。
棺を送った会社の社員に聞いたのですが、株式会社 S社は無償で受けた棺に値段を付けて販売したのだと・・・噂で疑惑をもたれています。
送った方に聞いてしまったのですが、真実であってほしくないので株式会社 S社の名誉のためにも、真実を知っている方、教えていただきたいものです。
自身を「〇〇屋」と呼ぶことはアリですが、他の人や他社を「〇〇屋」と言うことは避ける
べきです。(当該本人が自ら、〇〇屋と言っている場合はOK)
長寿の里のTVCMは良く出来た物ですが、最後の部分で「私たちはジャム屋ではありません」と男性のナレーションが入ります。(現在のTV放映分)
しかし、HP等では「ジャム屋部分がカットされています」。
https://www.youtube.com/user/chojyunosatoofficial
これが、他者や他社、他業界を「〇〇屋」と呼んだ悪い例です。
CM製作会社、長寿の里サイドに「分かるヒト」がいなかったのでしょう。
3.11の様な非常時では、「不管黒猫白猫、捉到老鼠就是好猫」
業界裏方末席 様
うーん、これが本当なら今回の選挙で絶対攻撃材料になっているはずなので
(それ以前に擁立前に身辺検査をしているはずなので)
おそらくデマかと思います。
prof様
たまに葬祭業って名乗る人がいるのですが
じゃ葬祭業に従事している人はなんて呼ぶの?って思ってしまうのですが。
葬祭業従事者?(^^;)
一般的には、葬祭業従事者または葬祭従事者で問題は有りません。
しかし、正式には日本国政府としての名称があります。
これはあくまでも省庁や役所の分類名称であり、公文書等の表記には用いますが
公務員でない議員達は、これらの分類や名称は使用しません。(知らないはずです)
厚生労働省分類
大分類 E サービスの職業 中分類 42 その他のサービスの職業
小分類 425 葬儀師・火葬係 細分類 425-01 葬儀師 425-02 火葬係
総務省分類
大分類 E サービス職業従事者 中分類 42 その他のサービス職業従事者
小分類 425 葬儀師・火葬作業員
上記が国政・行政での分類と名称です
そのために、葬儀に従事する者(関連も含め)は全て「葬儀師」が正式な名称です。
あくまでも「役所分類と名称」ですが、後10年は改訂の予定はないと思いますので。
「終活なんたらかんたら」はあえて分類をすると、厚労省分類が 429-99
総務省分類が 429 に填めるしかありません。
prof様
葬儀師ですか・・・
多分コレ広辞苑にも載って無さそうですよね。
あくまでも、「役所分類名称」ですので。
ただし、ここでも問題はあります。
国家資格等が必要な「師や士」(俗に言う士業)と異なり、「職業名称+師」扱いです。
厚労省が職業能力検定として「葬祭ディレクター」を認めている以上は、
葬儀師ではなく、「葬祭師」とするべきですが、旧労働省連中がすることなので。