先日パレートの法則の話をしました。
(葬儀の担当者はパレートの法則をうまく生かせない)
葬儀の担当者はいつも緊張感いっぱいという話です。
自分は楽観主義者だと思います。
しかしこと葬儀の仕事に関してはいつも何かやらかすのではないか、
といつもびくびくしています。
たとえ直葬の仕事であっても
「俺は今、直葬だと思って油断している。危険だ!」
っていうふうにね。
やり直しがききませんから。
でも自分のキャリアの中でクレームをもらった致命的な失敗というのは
記憶にないのです。
だから逆に恐れているのかもしれないですけど。
(もちろんコンプレインはありますよ。
というか、お葬式が終わったら必ずコンプレインがないか
お客さんに聞きます)
そんなふうに慎重にことを運んでも、
それでもヒヤっとすることはある。
すると今度は
ハインリッヒの法則
を思い出し、またさらにピリピリする(^^;)
こんなふうにずっと気持ちが張り詰めていますから、
一通りお葬式が終わると、本当にホッとします。
なんか脳内麻薬が出てるなー、って感じですね。
やたら饒舌(じょうぜつ)になったりして。
この緊張感の後の達成感は麻薬的ですね。
まさに葬儀担当者が味わう
「選ばれし者の恍惚と不安二つ我にあり」
(ヴェルレーヌの詩の有名な一節)
です。
もし、葬儀の担当者をめざして葬儀業界に入ったのに
数ヶ月たって、辛いから辞めたいな、
と思っているあなた。
この感覚を味わってから辞めても遅くはないですよ。
こちらのページ(お客様に言われてうれしかった一言)も参考までに。
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