葬儀の担当者はパレートの法則をうまく生かせない




「パレートの法則」は、
良くビジネス系の本で使われている単語なので、皆さんよくご存じだと思います。

ビジネス系の本では
「仕事の成果の8割は、費やした労力のうちの2割の労力で生み出している」
というような意味で使われますね。

だから要領のいい新人は、その2割の労力の部分を優先的に学ぼうとするわけです。

で、2,3年ほどして何とか自分のスタイルが出来てきてそこそこ葬儀の担当がこなせるようになった頃、次のことに気づきます。

Ⅰ「成果の8割をあげている2割の労力で処理できない部分、つまり成果の残り2割の部分で、葬儀の失敗は発生する」

Ⅱ「葬儀の失敗はやり直しがきかないので、その失敗は全体を壊してしまう」

Ⅲ「だから全体を壊さないためには、残り8割の労力を投入して成果の残り2割の部分に神経を使わなければならない」

図にするとこんな感じ
パレートの法則

つまりお葬式の担当者は常にピリピリした状態(T_T)
気が抜けません。

2割の労力でフォローできる8割の成果の部分で、失敗することってそうそう無いのです。
2割の労力の部分て、要はマニュアル化してしまえる部分ですよね。
火葬場の予約とか、備品の用意とかね。

残り2割の成果の部分で発生する失敗というのは
開式直前になって地方の親族が、地元のしきたりを主張するとか
喪家が自分の家の宗派間違えてたとか(浄土真宗や真言宗の方に多い)
初めて使う公営の式場の変な運営ルールで失敗する
などです。
いくら担当者同士で情報の共有をしていても、こればっかりは一度失敗するまでは予想がつかない。
一点でもけちがつくと、全部がガタガタになってしまうのがお葬式。
怖いです。
気をはりめぐらせて、兆候に気づくようにするしかありません。

やっかいなのは、少し仕事を覚え始めた新人や葬儀担当者でない立場の人間が、2割の労力の部分だけを見て、お葬式の担当は楽勝と思ってしまうことです。

葬儀を
な・め・ん・な・よ・!
ですよ(^^;)











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