手帳ブームみたいなのが一時期(今もか?)ありましたけど、私のスケジュール管理の方法を話したいと思います。
葬儀屋さんのスケジュールの特徴
葬儀屋さんのスケジュールの特徴は予定が立たないこと。
人はいつ亡くなられるか分かりませんからね。
一度葬儀依頼が発生すると、
打ち合わせ→通夜→葬儀とまるまる3日間飛んでしまいます。
こんなに不確定要素に満ちた職業も珍しいんではないでしょうか。
(デートのドタキャンを週3回やって、恋人に振られた方、
お気の毒です。新しい出会いをお祈りしています。)
予定表に休日と記入したところでまず変更になりますし。
(変更できればまだ良い方で、最悪消滅っていうことも)
私が今勤めているところは、3つの営業所併せて30名弱の会社ですが、
会議の出席率は大体50%切りますからね。
予定を立てて全員集まるなんてまず無理。
おすすめの手帳
そんな勤務体系なので
手帳は高橋書店のリベルデュオ1というのを使ってます。
理由は6つ
1.見開き一ヶ月のレイアウト
先ほど述べたように細かい予定を組んでも、結局ドタキャンになるので、
最低限のアポイントメントを書く欄があればよい。
2.土日の枠の大きさが平日と同じ
手帳によっては週末に休む堅気の人(^^;)用に、
土日の記入枠が小さいものもありますが、当然この仕事はそれでは使えません。
3.六曜が載っている。
友引の日がいつか知りたいのです。
火葬場がお休みなので。
4.薄くて背が高い
手帳が薄いとスーツのラインを崩さなくて済みます。
そうでなくても結構いろんなアイテムを持ち歩かないといけませんし。
背が高いとすぐに内ポケットから取り出すのも簡単です。
5クリアポケットがついている
もちろん予定が立たないとはいえ、
葬儀担当以外の部分でのキャリアアップも考えているので
(参照:葬儀屋のキャリアプラン)
長期計画が必要です。
生涯の目標を書いた紙をクリアポケット挟んでおいてたまに見直します。
年間のテーマは四ヶ月ごとのカレンダーに大きく書き込んでおきます。
6(どういうわけか)年齢早見表がついている
年齢早見表とは生年月日から今年何歳かを割り出せる表です。
まれに故人は享年何歳だっけという御喪家もいらっしゃるので。
しかしなんでこれがついているんでしょうか?
まさか葬儀屋をターゲットに作っているとか?
以上の理由で高橋書店のリベルデュオ1を使っています。
ちなみに強力タイプの付箋を分割して
クリアポケットの部分に貼っておくと重宝します。
ただこれでも最近はお葬式担当以外の仕事も増えて、
さらに葬儀担当も急に入ってきてという状況になってきたので、
手帳以外にもう1アイテム加えました。
スケジュール管理アプリ
リメンバーミルク
http://www.rememberthemilk.com/
ネット上のタスク(仕事)管理ソフトです。
リメンバーミルクのいいところは
1予定日を何度も再設定できる
葬儀屋の予定の不確実性に関しては前回述べました。
タスクを手帳に書いた日にゃ、葬儀の依頼が入って延期、延期、延期で、手帳の紙面が×印で埋め尽くされていくという結果に・・・
手帳に付箋を貼る方法もありますが、小さい付箋て外れやすいですし。
このソフトなら予定日を再入力すれば上から日付順にタスクが並び替えられるので楽です。
2決まった周期でやるルーティンワークの自動表示
リピート機能を使えば、小口の整理とか、出勤簿の提出とか、同じ時期にやるルーティンワークを決まった周期で、タスク表示することができます。
また私は過去に施行した喪家の命日が近くなると電話を入れるのですが、その管理も楽です。
忙しすぎて忘れることもありません。
3自宅でも見られる
ネットワーク上にデータがあるので、休みの日に
あれっ、あの予定どうだっけとか、
ああ、明日会社行ったらあれやっとかなきゃ
という事項を、読み取り・入力できます。
でもそれってワーカーホリック(仕事中毒)ではと言われそうですが、悲しいかなワーカーホリック気味の方が、毎日が楽なのですよ。
(参照ページ:仕事に必要な能力)
4PCに打ち込むので読み易い
私の手帳の字が汚いだけなんですけどね(^^;)
リメンバーミルクを使い出してから仕事の漏れが減少しました。
手元でPCを使える葬儀屋さんにお勧めです。
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