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他のサービス業を見てあれこれ思う




サービス業を長くやっていると、他のサービス業に従事する方を、つい厳しい目で見てしまうことがあります。

私が国内線の飛行機に乗るとき、大手2社のうち不景気な方に乗らないのは、その航空会社の地上勤務のスタッフに無礼な対応をされたから。

本当に頭に来たので、何も言いませんでした。

えっ、それって逆じゃないの、
頭に来たら何か言わなきゃ
と思われるかもしれません。
しかしサービス業に従事する者にとって一番恐ろしいのは自分の間違いをお客様に指摘されず、ずっとそのままでキャリアを終えることです。
だから最大の仕打ちは、何も言わず、次からそのサービスを利用しないことだと思います。

ガードマン

で、話変わって
この間のすごく暑い日、八王子の営業所に行った帰りに道路工事に出くわしました。
そのときのガードマン(50才くらいの男性でした)がすばらしく良かったのです。
車を止めるときの礼の角度、立ち姿も良く、GOサインを出すときの笑顔が最高で。
「月下の棋士」という漫画で「あのガードマン、交通整理に命かけてる」(←ちょっとセリフうろ覚え)と、ガードマンのアルバイト中の棋士が言われるシーンがありましたが、それに近い感じで。

葬儀屋の仕事をやっててもそうなんですが、いくらホスピタリティにあふれたパーソナリティの持ち主でも、体力をかなり消耗しているときって、なかなかうまく対応できないもんなんです。 (参照ページ:葬儀屋に必要な能力

あの炎天下であの動きとあの笑顔が出るのはすばらしいなと。
車中で一人「すげぇな」とつぶやいてしまいました。
この場合は、車のドアを開けて「すばらしい!」と申し上げるべきだったでしょうか。
でもそれじゃ、私、頭のおかしい人になっちゃいますからね(^^;)











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