MOOK系葬儀本のご紹介

前回の記事からMOOK(書籍と雑誌の中間にある本)つながりということで。

 

いままでMOOK系葬儀本は定期的に発行されていました。

 

パターンとしては
一般の出版社の企画会議で
本売れないよねー
→本の購買層ってシルバー世代
→エンディング系なら売れるんじゃね
→葬儀屋金持ってるし、
マーケティング知識無いからうまく乗せれば広告掲載料取れるし
いや、ホントにこんな考えかどうかは知らないですが(^^;)
これに近い発想で作っていたと思うのです。

 

一発出して終わってしまうのも特徴。

 

しかし今回ご紹介する本はどうやら
WEBサービスと連動させつつ、広告媒体の一つとして
この本を機能させているあたりが

新しい印象です。

この手のWEB系の会社って葬儀社紹介業に手を出しがちだから
気をつけて・・・って思ったら
もうやってた(^^;)

んー、まぁ葬儀社からのサイト掲載料もらうだけのビジネスモデルっぽいので
大丈夫でしょう、って私が心配する話ではないのですが。

さてこの本、
デザインもカラー写真を多用してキレイです。

 

それなのに、何だろうこのB級感は・・・

 

おそらく
葬儀社や墓は当然としても、寺、医者、骨壺、果ては真珠のネックレスまで
雑誌掲載料取れそうなところは全部引っ張ってきているカオス感が
そう感じさせているのだと気付きました。

 

それから
機会があればご覧いただきたいのが、
労働環境が超ハードといううわさで有名な
U社の従業員2名のインタビューページ。
お二人とも目の焦点あっていません。
お大事に・・・




14件のコメント

U社といえば、葬儀社版「居酒屋甲子園」みたいな活動も主催されていますね。

葬儀本もさることながら、
葬儀社対象の http://girei.org/ もあれば、葬儀社も対象の http://www.shukatsu-csl.jp/index.html もあり(決して、両者を否定している訳ではないが)、政治と一緒で次々と新しい団体や資格が出来てきて、日本の葬儀は何処へ向かっているのでしょう?

前者はプレゼン大会的(勝ち抜くまでのスキル・アップはあるが)であり、海外の大学で主流のデイベートに近い感があり社員啓発にはなりますが、評価優先主義に至らないかが心配です。
(日本の葬儀が儲け優先主義に走り、躓いた様に)

後者はメンバーを見る限りではOK、料金的には高くはありませんが「資格」との考えが引っ掛かります。
近いうちには、葬儀社社員の名刺には10個位の資格が列記される時代が来るのでしょうか?

葬儀屋さん 様、
私にはこれのゴールがどこでU社さんに何のメリットがあるのか
ちょっと分からないんですよね。

prof様、
今後作られる民間資格は論外だと思いますが
葬祭ディレクターと行政書士なんて組み合わせは
出てくるかもしれませんね。
葬祭ディレクターと心理カウンセラーはいるみたいですが
心理カウンセラー自体ピンキリなんで、
今のところ箔漬けどまりみたいですけど。

行政書士の合格率は5%
仮に受験しても葬儀社にあまりメリットが無いのでは?

猫丸様、
>合格率は5%
葬儀業界で10年生き延びる確率に比べたら楽勝です。

表には絶対に出ない情報ですが、上級公務員は退職後も天下りがあり、中級や下級公務員でも退職後は収入が得られるように「無試験で元公務員は国家資格が貰える様に法律」が作られています。
行政書士も無試験で誰でも貰える物の1資格です。
大学教授(それ以下も可、学部学科はあるが)になると弁護士まで、無試験でOK。

25年以上行政に従事していれば、行政書士、司法書士、その他数々の資格が無試験で貰えますので、元公務員を採用するのも近道です。
ちなみに、弁護士は最も短く経験5年です。

役所としても葬儀業界を天下り業界にしたいとの考えもチラホラ。(パチンコ、パチスロは天下り)

余談ですが、10月7日までは少々危険ですので、私は9日入り。

葬儀屋さんと行政書士って、よさそうな気がするんですけど…
故人を無事お見送りした後、次にくる事案って、相続の話だし。
「役所としても葬儀業界を天下り業界にしたいとの考えもチラホラ」とのお話をきき、
阿漕な葬儀屋さんが横行していた頃と違って、
葬儀屋さんは誠実な仕事だという認識が、浸透してきたのかなと感じました。

Narcisuss様
> 葬儀屋さんは誠実な仕事だという認識が
儲かりそう、かもしれません。(^^;)
現在でも警察は天下っているみたいですよ。

「現在でも警察は天下っているみたいですよ。」
もしかしたら、うちの担当をしてくださった葬儀屋さんも、そうかもしれません。
あの目のくばり方や、さりげない佇まいが、とても気になっていたものですから。

うちのような田舎では、警察(特に刑事)の方が持つ、あのシャープな雰囲気は逆に目立ちます。
お世話になった葬儀屋さんは(もうすでに!?)人当あたりや物腰が柔らかでしたけど。

その葬儀会社は他業種もされていますが、よく考えると、
その業務も「昔取った杵柄」を有効に活用できそうなお仕事ですね。

うーん、世の中って、いつもと違う角度から見ると、結構面白いですね。

Narcisuss様、
それは天下りではなくて転職では(^^;)
実務をやるとすると、営業系ではなくて
車両系か警備系が適しているかもしれませんね。

おっしゃるとおり「転職」だと思います。
なんで葬儀屋さんになったんだろうとか考えてたりしてたので、お話を聞いて、その理由の片鱗が見えた気がしたもんですからf(^^;

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